2008年2月1日金曜日

中国製冷凍餃子の中毒被害

中国製冷凍餃子による中毒事件が日本中に不安を広げている。

我が家でも冷凍食品は欠かせない存在になっており、冷凍餃子はいつも食べている定番であった。

それだけに、今回の事件は、「もしかしたらこの前食べたものは?」と多くの国民の頭をかすめたのではないだろうか。それだけにショックは大きいものがある。

報道によると、様々な原因が飛び交っている。残留農薬か、製造過程の混入なのか、事件の解明は今からであるが、政府は、早期解明に全力をあげるべきである。

そして、日本はより根本な問題の解決にも手をつけることが必要ではないだろうか。

それは、39%にまで落ち込んでいる食料自給率を回復することである。

外国からの安い農産物をどんどん輸入し、国内の農業を衰退させてきたこれまでの自民党政治の責任は大きいと言わなければならない。今回の事件と、最近の穀物価格の上昇によって日本の食が脅かされている現実は、日本の未来と、国民の生存にとっても、ゆるがせにできない大問題ではないだろうか。

��たつめには、輸入食品の検疫体制の抜本的強化である。
これだけ、食料を輸入に頼りながら、その1割しか検査していないという検疫体制だというから驚きである。
全国に約30カ所の検疫所で、監視員はわずか334人だという。

検疫体制の強化、国内、県内の農業振興、地産地消による食料自給率の向上というより根本的な解決にむかって進むべきである。

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