2011年7月30日土曜日

国会での沖縄振興についての議論の促進を要請

昨日、沖縄県議会の沖縄振興特別委員会のメンバーは、内閣府との意見交換と衆院議長、参院議長あての要請を行いました。

内閣府との意見交換は、県選出国会議員を含めて行われました。

内閣府からは沖縄統括官(沖縄担当)らが参加しました。

その後、衆院議運委員長への要請、西岡参院議長への要請を行いました。

今回の要請は、国会の沖縄・北方特別委員会での次期沖縄振興に関する議論を促進してほしいというものです。

これまで、官房長官の出席時間の確保ができなくて委員会が開催されていなかったということでしたので、県議会の委員会で異例の要請行動となったのもです。

国会という開かれた場での、国民、県民にも見える形での議論をぜひ進めてほしいものです。




西岡参院議長への要請 7月29日
中央が西岡参院議長、左が県議団、右は玉城デニー、
糸数慶子、山内徳信、赤嶺政賢の県選出国会議員

2011年7月28日木曜日

これから上京

県議会の沖縄振興特別委員会で視察と国会要請のため、これから上京します。

2011年7月27日水曜日

県の長期構想を議会の議決事項にすべきと従来から提起して来た日本共産党

今県議会では、沖縄振興の今後の10か年の計画を議会の議決事項にするべく議論が行われている。
日本共産党県議団は、従来からそうすべきと提起して来た。

今から3年前、私が議員になって2度目の議会に当たる、平成20年9月定例会の沖縄振興特別委員会が10月8日に開催され、県の21世紀ビジョンについての質疑が交わされ、私はこの議会の議決について質問している。

以下、21世紀ビジョンについての質問中、県の長期構想を議会の議決を経るべきとの当時の上原良幸企画部長(現副知事)との質疑応答部分を議事録から紹介します。


 (市町村は議会の議決が必要だが、県はなぜ議決が必要ないのかとか、21世紀ビジョンの20年という期限などいくつかのやり取りの後)

◆渡久地修委員 先ほど読み上げました、市町村の場合は議会の議決を経てということなんですけれども、これは一番最後の8番目のプロセスを見ていると議会の議決が私から見るとないように見えるんですけれども、これは議会にかけないでみなさん方の庁議決定で策定ということにするつもりなんですか。

◆上原良幸企画部長 先ほども市町村基本構想の場合は議会の議決等を経ながらつくるということでうたわれていますよね。県はうたわれていませんから、まず策定しなければならないということでもないし、あるいは議会に付すかどうかも特に規定されていませんけれども、これを含めて議会でぜひ議論していいただきたい、そういう意味でこの特別委員会そのものがこういう議論する場をつくっていただいてありがたいんですけれども、ここだけでなく本会議できちんと議論するということも議員の皆さんから声が上がれば、例えば国際都市形成構想というのがありましたけれども、あのときは全員協議会をやりました。これも今からいろいろご意見、ご提言があれば検討します。

◆渡久地修委員 要するに議会の議決を経ないでやろうとしていることではないと、議会からのいろんな意見等があれば今後それも含めて検討するという理解でいいですね。

◆上原良幸企画部長 はい、結構です。

2011年7月26日火曜日

オスプレイ、自動回転機能(オートローテンション)の欠如

来年、沖縄の普天間基地に配備されるオスプレイには、自動回転機能・オートローテンションが欠如している。

しんぶん「赤旗」が報道し、私も、7月1日の沖縄県議会の一般質問で、2009年6月の米下院監視・政府改革委員会の公聴会で、オスプレイの分析官を務めていた航空専門家が、オートローテンション機能が欠如していると証言している事実を議事録を入手して紹介した。また、同公聴会で、米連邦航空局の安全基準を満たしていないとの証言も紹介した。

この質問は、沖縄タイムスの7月6日付で紹介され、国会でも取り上げられた。

自動回転機能(オートローテンション)の欠如の問題が広がり始めたことに危機感かもったのか、米領事館が反論のメルマガで「オスプレイの悪い噂」として否定しているとの沖縄タイムス、7月23日付は報道している。

自動回転機能の欠如の問題を悪い噂にしてしまっているらしい。

県議会で取り上げた私は、悪い噂を広げたのか。

私は、米下院監視・政府改革委員会の公聴会の議事録での分析官の証言をもとに質問したのだ。

米領事館は、「悪い噂」にしてしまいたいらしいが、米国の議会での証言であることを忘れているのだろうか。

こんな危険なオスプレイの配備は絶対に許さないという、大きな県民運動を起こしましょう。

7月1日の自動回転機能(オートローテンション)が欠如していることを指摘した7月1日の県議会での一般質問の動画を一人でも多くの人に見てもらいたいものです。タイムスの記事とともに紹介します。




沖縄タイムス 7月23日


県議会一般質問 7月1日

久しぶりにジョギング

久しぶりに、ジョギング。

帰宅の車の中で、「久しぶりにジョギングでもしようか。体を鍛えないと衰えるだけだ」とあれこれ考えながら、「家に着いたらすぐに出ないと、また、あれこれ理由をつけてサボってしまう」と心に決めた。

なんと大げさなことかと思われるかもしれないが、それがそう簡単でないのです。

議員になる以前は、ほぼ毎日のペースで10キロをゆっくりとマイペースでジョギングしていた。

それが今では、あれこれ忙しさを理由にサボってしまっているのだ。

儀保の我が家を出発、桃原、山川、守礼門をくぐり、首里城を見ながらと言いたいが、走るのに精一杯で、首里城の景色を堪能する余裕はない。当蔵から汀良へと向かう。この辺までくれば、最後まで走れるに違いない。俺の体力もまだまだ大丈夫だ。赤平の坂を下り、儀保十字路から左折し我が家へダッシュ。

たったの4キロだが、数年ぶりなので走れただけでも嬉しいものである。

ブログで、過去のことを調べたら3年前の9月にまったく同じ思いが書かれていた。

やはり、その時も意を決して走り、いつの間にか忙しさを理由にサボっているのだ。

それでも、思い出し思い出し、気軽に時間がる時に走ってみようと思う。

昨日のジョギング効果だろうか、今日は、快調のような気がする。

2011年7月25日月曜日

支部主催の懇談会

昨日、地域支部主催の懇談会が持たれました。

9人の方々が参加。

私のボランティアでの被災地支援報告と6月議会報告を行った後、気軽な懇談になりました。

はじめての若い女性も2人参加していました。

「誘われてきたが、とてもいい勉強になった。今後も参加したい」と述べていました。

懇談では、放射能汚染についての意見が次から次にだされ、この沖縄でも大変不安が広がっている様子がうかがえました。

原発をゼロにというわが党の見解を大きく広げていくことの重要性を認識させられました。

2011年7月24日日曜日

夏休み、ラジオ体操

夏休みに入った最初の日曜日の朝、城北小学校の運動場は子供たちでいっぱい。

いち、にい、さん、し、とラジオ体操。

いつものおはよう会の高齢者の方々も一緒だ。

体操が終わると、我先に式台に向かって猛ダッシュ。

参加のスタンプの順位争い。

上級生が、並んだ子供たちのラジオ体操手帳にスタンプを押している。

毎年の和やかな光景だ。

しかし、被災地の小学校ではどうなっているのだろうか。

原発事故、放射能汚染で立ち入り禁止の学校では、この光景は途絶えてしまっている。

安全だ、安全だといって国民を欺いてきた「原発村のペンタゴン」(原発推進してきた勢力、電力業界、原発製造などの経済界、特権官僚、原発政治家、一部大手マスコミ)は、反省しきっちりと責任をとるべきである。

子どもたちの未来に暗雲が立ち込めている。

その暗雲を取り払うのは私たち大人の責任だ。











2011年7月22日金曜日

議会基本条例等検討委員会で議論

今日、議会基本条例等検討委員会が開催されました。

その中では、来年の2月議会に基本条例を制定できるように議論を進めることになりました。

また、次期沖縄振興計画を含めて、沖縄県の長期構想、計画を議会の議決事項とすることが各派代表者会議で決まり、その範囲や条例案などについて、この検討委員会に付託されました。

議論の結果、次回に委員長が条例案を提示することになりました。


米航空専門家、オスプレイ危険性指摘/沖縄タイムスの記事

以下は、7月6日付の沖縄タイムスの記事です。

 2012年10月に米軍普天間飛行場へ配備予定の垂直離着陸機MV22オスプレイをめぐり、09年の米議会公聴会で航空専門家が「兵士の生命を軽視することになる」と指摘していたことが5日、分かった。渡久地修県議(共産)が入手した、米下院監視・政府改革委員会のオスプレイに関する公聴会の議事録で明らかになった。

 証言したのは、米国防総省に関係するNPO法人「国防分析研究所」(IDA)で09年まで主席分析官を務めたレックス・リボロ氏。オスプレイの問題点の一つとして「オートローテーション(自動回転)機能の欠如」を挙げた。オートローテーションはエンジンが停止した場合や異常が発生した時、機体降下で生まれる空気の流れからメーンローターの回転力を得て緊急着陸する仕組みで、基本的にすべてのヘリコプターに搭載されている。

 リボロ氏は「オスプレイが安全にオートローテーションできない事実は、製造者や米海兵隊の間でも知られるようになった。民間の輸送機なら米連邦航空局(FAA)が定める耐空性基準をクリアできないという事実がほとんど重要視されていない」と指摘。その上で「FAAの耐空性基準は兵士輸送機にも適用されてきたが、オスプレイは米国防省の方針から初めて外れた」ことを明らかにした。

 渡久地氏は「オスプレイは過去の5件の死亡事故も着陸時に起きているケースが多い。リボロ氏の証言は、着陸前の低空飛行時に深刻な危険があることを裏付けている」と話している。


以上が記事ですが、原文はこちらをクリック

この証言をもとにした渡久地修の一般質問の動画はこちらをクリック

2011年7月21日木曜日

オスプレイ配備「断じて許さない」/琉球新報・記者席

今日の、琉球新報「記者席」は、7月1日の県議会一般質問で、米議会の公聴会議事録をいち早く取り寄せ、オスプレイのオートローテンション機能が欠如していることを米航空専門家がしている事実を取り上げたことを紹介しいる。

この議事録は、連邦航空局の安全基準も満たしていないことも証言している。

今日の「記者席」と7月1日の議会質問の動画を再度掲載します。

オスプレイがいかに危険なものであるか、動画を一人でも多くの人に見てもらいたいものです。




7月21日 琉球新報「記者席」


7月1日の一般質問

泡瀬埋め立て許可の撤回申し入れの新聞報道

昨日、党県議団として、沖縄県に対して、泡瀬干潟埋め立ての許可に抗議し撤回を求めて申し入れを行った。

その記事が、琉球新報、沖縄タイムスとも2面に掲載されているので紹介します。




7月21日 琉球新報



7月21日 沖縄タイムス

2011年7月20日水曜日

泡瀬干潟埋め立て許可への抗議と撤回を申し入れ

日本共産党県議団は今日、上原良幸副知事を訪ね、昨日、沖縄県知事が泡瀬干潟埋め立ての許可を出したことに対して抗議し、撤回を求める申し入れを行いました。

申し入れでは、下記の3点を求めました。

1、泡瀬埋立変更許可申請に対する「許可」を撤回すること。

2、今度の事業再開(埋立一部変更)の手続きは、地盤高や津波・液状化のリスク等が考慮されておらず、東日本大震災の教訓がまったく活かされていない。最大級の災害を想定し、再検証すること。

3、経済的合理性のない沖縄市案に基づく沖縄県・国の事業推進をやめ、事業の再検証を行うこと。

特に、東日本大震災の教訓から、大津波、液状化について検証がなされなければなりませんが、国もそのことが必要だと国会で答弁しているにも関わらず、県は何ら検証せず、許可したことは拙速で、埋立再開ありきでしかありません。

県民の批判は免れないでしょう。




手前が上原副知事、左が渡久地修



2011年7月19日火曜日

泡瀬干潟埋立変更許可申請の県知事の「許可」の撤回を

今日、7月19日、県知事は、中城湾港泡瀬地区公有水面埋め立てに関する変更許可申請を出した。

裁判で経済的合理性がないと指摘されていいたものであるとともに、東日本大震災の大津波、液状化現象などの災害被害をまったく想定したものになっていない。

県は、この許可を撤回し、少なくとも、東日本大震災の教訓を生かして再検証すべきである。

2011年7月18日月曜日

金城町大アカギへの古道に手すり

樹齢200年以上といわれる国の天然記念物に指定されている首里金城町の大アカギがある。

そこに通じる古道の石畳の階段がある。

観光名所にもなっているが、その階段は急こう配で上り下りするのも大変だ。

特に雨ふりのときなどは滑って転ぶ人もいる。

そんな、階段に手すりを設置してほしいと、市と交渉を重ね、やっと実現した。

「文化財だから現状変更は無理」、「発掘調査が必要」とかいろんな難題も出てきたりして、手すりひとつ設置するのにも大変。

ないよりも、住民と観光客の安全が第一。

これで安心して歩けると喜ばれています。

要請した近所の方々と、設置に尽力してくれた市の関係者に感謝しながら喜びの記念撮影。

一度、首里金城町の大アカギをぜひ訪れて見てください。




撮影者、渡久地修


2011年7月16日土曜日

台風接近で同期生の集まりが中止に

今年の台風は多くの被害をもたらしている。

台風2号、5号と農作物を中心に過去最高の被害になった。

今度の6号も、だんだんと勢力が大きくなり心配されている。

進路が北寄りになり本島への直撃は避けられそうだが、その他の離島などは心配だ。

九州、四国、震災の被災地も心配だ。

日曜日に計画されていた同期生の集まりのバーベキュー会も中止になった。

2011年7月15日金曜日

今日、日本共産党創立89年

1922年7月15日に日本共産党が創立されてから今日で89年になる。

侵略戦争に一貫して反対しつづけて来た日本共産党。

戦争が終わって66年にもなろうというのに、日米安保条約によってアメリカの従属的な日本支配が続いている。

基地の島・沖縄はまるで植民地的な状態だ。

日米安保条約をなくして、対等、平等の日米友好条約に切り替えよう。

あらたなたたかいの決意の日にしよう。


2011年7月14日木曜日

オスプレイ配備反対の抗議決議など可決/6月議会最終本会議



今日6月議会の最終本会議でした。。

オスプレイ配備反対の決議と意見書などを可決しました。


抗議決議、意見書などは下記をクリックしてください。

普天間飛行場へのオスプレイ配備計画に反対する抗議決議

オスプレイの危険性を指摘し、配備に反対するように求める7月1日に一般質問をご覧ください。


2011年7月13日水曜日

オスプレイ配備反対の決議と意見書可決へ/明日、最終本会議

今日、議会運営委員会が開催され、明日の最終本会議の日程を決めました。

また、明日の本会議では、米軍基地関係特別委員会で全会一致で可決された、オスプレイ配備に反対する抗議決議と意見書を上程することも決めました。

明日、全会一致で可決される見込みです。

2011年7月12日火曜日

沖縄振興特別委員会で議論

今日は、県議会の沖縄振興特別委員会でした。

駐留軍用地跡地利用推進法(仮称)要綱懸案や、沖縄振興一括交付金などについて質疑を交わしました。


2011年7月11日月曜日

真夏日と青空と赤瓦屋根と鳳凰木

熱中症が毎日のニュースになり、あいさつの始まりが「暑いですねー」の日々。

今日、県議会に向かう途中に見かけたのが、この鳳凰木だ。

青空と入道雲、赤瓦の屋根に萌えるような鳳凰木。

デジカメを持っていたので車を止めた。

県議会に向かうまで幾つもの木を見かけたが、こんなに見事な花房はこれが一番だ。

場所は、県道29号線、首里坂下バス停である。

画像の右下に29号線の標識もしっかりと存在感をアピールしています。




2011年7月9日土曜日

次期沖縄振興計画で、県選出国会議員らと意見交換

今日、次期沖縄振興計画について、県選出の国会議員らと、県議会の特別委員会のメンバーが意見交換を行いました。

各党、各国会議員の次期沖縄振興計画についての取り組みなどの報告の後、意見交換に移りましたが、主に、県が求めている一括交付金について議論が出されました。

この一括交付金については、政府も与党も県も、実際の制度設計についてはこれからという状況が明らかになりました。

私は、一括交付金の問題が大きな議論になっているが、一括交付金が次期振興計画のすべてではないことを認識することが必要で、この部分だけに目を奪われた議論だけになって、肝心の次期振興計画でどのような沖縄をつくっているのかの議論が後景に追いやられてはいけないので、そこもしっかり国会でも議論してほしい旨を要望しました。

また、国会の沖縄北方特別委員会が開催されていない問題についても、県議会としても衆参の議長に開催の要望を出す必要があるのではないかとの意見もだされました。

2011年7月8日金曜日

ふりそそぐ黄金の花

ふりそそぐ黄金の花。

まさにその名に恥じない見事な「ゴールデン・シャワー」がモノレール牧志駅下で見ることができます。

今までも、ゴールデン・シャワーは各地で見てきましたが、これほど見事なものは今までのなかで一番といっていいでしょう。

議会に向かう途中にあり、2週間ほど前から確認し写真に撮ろうと思っていたが、時間が気になっていたのと、頭が質問のことでゆとりがなかったせいで、いつも通り過ごしていた。

今日、運よくカメラも携帯していたので、車を止めてゴールデン・シャワーを浴びようと木の真下からレンズを向けた。

太陽光線が黄金の花弁を通してふりそそぐ。

腕のいいカメラマンなら見事な構図で撮れるはずなのにと思いながら何枚かシャッターを切った。

時期がわずかに過ぎたのか、あるいは太陽光のせいか、黄金色が白く薄くなっている花房も見受けられた。

道行く人たちも携帯のカメラを向けていた。





2011年7月7日木曜日

消防士の国指針通りの配置を/グラフ掲載、動画の再掲載

消防士が極端に不足している問題を取り上げた一般質問に反響がありますので、その時のグラフを掲載します。

また、動画も再掲載します。

ぜひご覧ください。

ご意見、ご感想もお寄せください。








今日は、経済労働委員会です。

今日は、経済労働委員会です。

陳情審査が主ですが、しっかりと審査していきたいと思っています。

2011年7月6日水曜日

オスプレイの危険性指摘した一般質問をもとにタイムスが記事に

7月1日の一般質問で、オスプレイの危険性を、アメリカの公聴会の議事録をもとに指摘し、知事に配備に反対するよう質問した。

この時の議事録をもとにした記事が今日、沖縄タイムスに掲載されましたので紹介します。

なお、その時の質問の模様の基地問題の部分を動画でアップしていますので、併せてご覧ください。




7月6日 沖縄タイムス


7月1日の質問から

2011年7月4日月曜日

消防士増員質問の赤旗記事

7月1日の一般質問中、消防士の増員問題について赤旗記事を紹介します。


7月3日 赤旗

高江ヘリパット建設反対の座り込み4周年集会に参加

昨日、東村中央公民館でヘリパット建設に反対しての座り込み4周年の集会があり500人を超える人々が参加しました。

多彩な人々の参加で、ヘリパットは絶対につくらせてはいけないと思いの広がりが感じられました。

辺野古基地建設と一体で進められているのが高江のヘリパットで、これはオスプレイの配備とも連動しているとの報告もありました。

辺野古移設ノーは県民の総意になっています。

これと連動したこのようなオスプレイパットの建設は絶対に阻止しましょう。

参加者全員で確認しあいました。

2011年7月2日土曜日

オスプレイ配備反対、県民の団結で基地押しつけ跳ね返そう/渡久地修県議の一般質問(動画)

2011年7月1日の県議会での一般質問の中の、オスプレイ配備に反対する質問と、基地問題に関する質問です。


消防士の大幅増員を/渡久地修県議の一般質問(動画)

2011年7月1日の一般質問


消防士の増員を図っていく。緊急消防派遣手当も条例化へ/公室長が答弁

昨日の県議会一般質問で、消防士の増員問題を取り上げました。

国指針より1326人不足し、53%の配置で、全国最下位であることが明らかになりました。

私は、次期振興計画で増員を図るべきとせまり、「公室長も、当然、次期振興計画に盛り込まれるべきもの」と答弁し、増員を図ることを約束しました。

また、緊急災害派遣隊の特殊勤務手当が支給されていないことを指摘し改善を求めました。

公室長は市町村の条例整備を図り改善を図っていきたいくと答弁。

以下、今朝の新聞記事を紹介します。


グラフを使って実態を明らかに。7月1日


琉球新報 7月2日


沖縄タイムス 7月2日


沖縄タイムス 7月2日


2011年7月1日金曜日

今日、一般質問に立ちます

今日、一般質問に立ちます。

午後4時ごろになる見込みです。

OCN
テレビ、インターネットで中継しています。

基地問題、オスプレイ問題、東北地方被災地支援、沖縄の防災体制、消防士の増員問題、やんばるの山の皆伐をやめ、それに代わる雇用の場の創出への提案などが主な質問事項になります。

全力でがんばります。

念のため、質問通告を再掲載します。



2011年沖縄県議会6月定例議会一般質問通告
                               日本共産党・渡久地修
1、基地問題について
(1) 米軍が沖縄にいすわる理由は、沖縄を守るためや、抑止力でもなく、思いやり予算など、在日米軍基地維持費の70%を日本政府が負担していて、米本国に基地を置いているより日本・沖縄に置いていた方が安上がりだからである。思いやり予算をなくせば、沖縄からも米軍は出ていくだろう。思いやり予算を削って震災救援に回すべきである。知事の見解を問う。
(2) 最近の米国議会や米国内での沖縄の基地問題での議論や世論についての知事の認識を問う。
(3) 基地押しつけをはね返すためにも、知事の行動が注目されている。知事は県民の立場から積極的な行動を行うべきであると思うが具体的な計画を伺う。これまで、米国や日本本土の新聞への意見広告を提起してきたが、いつ実行するのか。また、知事、県議会議長が呼びかけて抗議の座り込みなどを行ったらどうか。
(4) 基地の押しつけや、日米地位協定で県民の人権が踏みにじられ、犠牲になっていることを国連人権委員会に県として提訴して、世界に訴えるべきである。
(5) オスプレイが危険と言われている理由と、普天間基地に配備されたらどうなるのか。
         
2、震災支援問題と沖縄の防災について
 (1) 東日本大震災への支援と被災者への対応について
  ① 今後の被災地支援と、沖縄への避難者の対応について
 ② 福島からの避難者が増える傾向にあるというが対応について
 
(2)防災意識の向上と地域防災計画の見直し及び緊急課題について
  ① 沖縄県庁をはじめとした行政及び県民の防災意識についての現状認識と今後の課題について
  ② 今回の大震災から、現行の沖縄県地域防災計画の不備な点と見直しが求められている点について
③ 緊急地震速報が沖縄の公共施設、学校などで整備されていないのは重大ではないか。急いで整備する必要があるのではないか。
  ④ 防災行政無線(同報系)の整備状況、特に、海岸線、河川沿いなどで住民が住み働いている場所をどれだけカバーしているのか。整備を急ぐべきである。
  ⑤ 海抜表示と避難経路、避難訓練について

(3)消防士の増員について
  ① 沖縄の消防士の国指針による必要数と現在の配置数と割合、全国順位。不足人数は何人か。これで災害時に県民の命の安全を守れるのか。消防士を指針どおり確保すべきである。
  ② 消防士の震災派遣時の手当がついていないのはなぜか。手当をつけるべきではないか。
  ③ 防災ヘリの導入を以前に提起したが、その後の検討状況について問う

(4)、警察行政について
  ① 災害地派遣とその後の警察官のメンタルケア、災害派遣時の手当について
  ② 警察官の定数と現状
  ③ 首里交番についての県議会での陳情採択どおりに現地建て替えすべきである。

3、やんばるの山の皆伐を中止し、それに代わる雇用の確保及び別な視点での雇用創出の推進について
 (1) 県は皆伐を中止し自然を守り、自然と共生した雇用の場の確保に全力をあげるべきである
 (2) 学校給食やホテル、飲食業などの食器に地元木材を活用した琉球漆器を使用すれば大きな経済効果、雇用効果があると提起してきた。見解と推進状況を伺う。
 (3) マングースーの駆除は地元に委託して地元雇用につなげてはどうか。
(4) 地元雇用で、ヤンバルテナガコガネなど野生生物の密猟取り締まりなどを強化すべきではないか。
  (5) やんばる地域の遊休農地・耕作放棄地の面積と対策について。植林を行うことは可能か。 
遊休農地・耕作放棄に、ハンノキ、ゲットウ等の薬用成分、機能性成分などを含んだ有用樹種や、ウラジロエノキなどの早生木などを植樹し活用することによって、経済効果、雇用効果が期待できるのではないか。そのことによって、現在の天然林を皆伐しなくても済むようになるが、見解を問う。
 (6) やんばるの森には薬用などに活用できるような菌類、植物などが豊富だと言われているが、その研究にもっと力を入れるべきではないか。
 (7) 国立公園に指定し、世界自然遺産に登録し、その維持管理を地元に引き受けてもらうことが大きな経済効果と雇用につながるのではないか。
 (8) 水源基金の廃止の方向だが、内容を改めて、水源と涵養林の保護、地元の雇用などを目的とした基金に発展させるべきではないか。
    
4、県は全島緑化運動を提唱しながら、県道の街路樹帯などをコンクリートで固め、街路樹を丸がりにしていることに県民から強い疑問と批判の声が出ている。除草などを失業対策事業などで行い雇用の場にすべきではないか。全島緑化県民運動推進会議会長、沖縄県産業雇用拡大県民運動推進本部本部長の知事の見解を問う。