日本共産党元参院議員・吉岡吉典さんの「歴史の到達点に立って、戦争のないあたらしい世界・日本・沖縄のために」との講演会があり多数の方が参加していました。
人類の歴史のなかでの戦争の歴史、そして第一次大戦、第2次世界大戦をへて、戦争が違法な犯罪であるというところまで、世界が到達した国際法の立場にたって物事を見ることが大事だと強調されました。
また、アメリカ中心、アメリカが思うままに世界を動かすということが世界では通用しなくなっていること、そのもとで、とくに小泉内閣以降、アメリカに言われる前にアメリカの意向にそって自ら進んで実行している対米追随路線が世界でも際だっていると喝破。
アメリカは世界で孤立しているが、それを、アメリカの意向に忠実に従っている日本との日米同盟を軸に巻き返しをはかろうとしていると解明しました。
今、世界は東アジアでの軍事同盟から脱却する平和の大きな流れなどが進んでいる実態が報告され、戦争のない平和な世界、憲法9条のめざす世界への展望が生き生きと語られました。
なかでも、日本にいるとアメリカからのものすごい情報が流されていて、その情報を肯定するにも、否定するにも、座標軸がアメリカ中心になってしまう。常に、世界に目を向けて、世界全体の動きの中から物事を見る目を養うことが大事だ、との話しは印象的でした。
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