2007年8月31日金曜日

末吉団地から古島駅への歩行者安全のために、手前側に陸橋の設置を。国道事務所と交渉。

 末吉団地からモノレール古島駅には、国道330号線から県道に迂回して下りて、さらに陸橋を上って行くことになります。
 そのため、多くの方々が、行動330号線のガードレールをまたいで道路を横断、道路沿いを直線コースで駅に向かっています。

 ガードレールをまたげないスカートの女性たちは、団地近くから、車道のそばをあるいて駅に向かっています。

 そのため、大変危険な状況になっています。

 この危険をなくすため、横断歩道の設置か、あるいは、陸橋を手前側に設置をと那覇市議会でも取り上げてきましたが、今日は、赤嶺衆院議員とともに現場交渉を行いました。

 内閣府沖縄総合事務局・南部国道事務所から、所長、副所長らが参加しました。

 現場を確認し、実際に迂回して歩いてみました。

 副所長らの話では、横断歩道は必要と思っていたが、公安委員会の方から車の量が多いことと、スピードが出ている場所なので、横断歩道は逆に危なくなるととのことだったとのことでした。

 それならば、横断陸橋を手前側に設置するしかないと強く求めました。
 所長らも、状況は分かったので、十分に検討したいとのことでした。


左から、国道事務所長、副所長、地域の方、渡久地修、赤嶺衆院議員

国道の歩道拡幅工事で家にひび割れ、沈下。国道事務所と交渉。

 国道330号線の道路歩道拡幅の影響で地盤が沈下、家がひび割れ、傾斜しているとの相談を受けていました。

 本日、赤嶺政賢衆院議員とともに、内閣府沖縄総合事務局・南部国道事務所と現場で交渉を行いました。

 総合事務局からは、所長、副所長をはじめ担当者らが参加。

 相談者のAさんから、工事の際の状況や、被害の実態などを訴えました。
 至る所にひびが入り、家の周りでは約10センチ以上にわたって沈下している状況が確認できました。また、家も傾きボールが転がるとのことでした。

 私たちからは、明らかに工事の影響だと思われ、工事の際の6年前にも、南部国道事務所がこのことを確認している実態があると指摘し、速やかな対応を求めました。

 国道事務所の所長は、実態、原因などを詳しく調べて、因果関係など早めに調査したいとのことでした。


向う側から、渡久地修、赤嶺衆院議員、Aさん
こちら側、白帽子が国道事務所長、赤帽子が副所長

沖縄県に対し、F15戦闘機の未明離陸に抗議の申し入れ

 本日午後1時、沖縄県に対して「F15戦闘機の未明離陸に厳しく抗議する申し入れ」を日本共産党沖縄県委員会として行って来ました。
 申し入れには、赤嶺政賢衆院議員・県委員長、前田県議、中村北谷町議、真栄里県常任委員と私・渡久地修那覇市議団長が参加しました。
 
 県からは、上原知事公室長らが対応しました。

 申し入れでは、8月28日未明のF15戦闘機とKC10給油機の嘉手納基地からの離陸を強行したことに厳しく抗議し、①F15戦闘機及び軍用機の早朝、夜間飛行は行わないこと ②民間地域上空での飛行訓練を一切中止すること ③老朽化、欠陥が指摘されているF15戦闘機を即時撤去すること ④騒音防止協定を遵守すること などを求めて来ました。

 赤嶺衆院議員は、県として未明の離陸をやめさせる実行ある措置を執るよう強く求めるとともに、未明の離陸を当然視する米軍や、それを是認している政府に厳しく抗議するよう求めました。

 私は、このような県や地元自治体の反対を押し切って強行したこと、また、昨日の地元紙に載っているように、嘉手納の屋良小学校で、米軍機の墜落を想定して避難訓練を行っているが、このような訓練を行わなければならないようなこと自体、異常なことではないか。これは異常事態と認識しているかと確認を求めました。

 知事公室長は、まったくその通り、常識外れだと語り、異常なこととの認識を示しました。

 日本の政治を悪くしている一つに、アメリカいいなり米軍いいなりの異常な実態が沖縄では平然と行われています。

 この異常なアメリカいいなりの政治を一刻も早く終わらせるために、県民の一丸となった運動が求められています。


右から、赤嶺衆院議員、前田県議、渡久地修ら


1228回目の昼休みデモ

毎週金曜日に県庁を一周する「核兵器廃絶・昼休みデモ」。
今日は、1228回目です。

��2時半から1時まで、赤嶺政賢衆院議員、古堅実吉元衆院議員と一緒にデモの先頭に立ちました。

「F15戦闘機の未明離陸は許さないぞー」「核兵器を廃絶しよう」「教科書検定を撤回せよ」などを唱和し、県民に訴えて行進しました。


左から、古堅実吉元衆院議員、渡久地修、赤嶺政賢衆院議員

那覇市役所のアマミヅタ


上の写真はなんと思いでしょうか。
那覇市役所の東側の壁一面を被ったツタを画面いっぱいに収めた写真です。
切り取って部屋に飾りたいような見事な緑の作品です。

県議会に打ち合わせに行ったときに、窓から見えるツタがあまりにもきれいなので撮りました。
役所全体の写真は下の通りです。



このツタは、「アマミヅタ」というブドウ科の植物だそうです。

このアマミヅタについて、いろいろ調べてみたら、17年前の「広報なは・市民の友」に記事が掲載されていました。

 「コミュニティー道路に面した市役所の壁に、アマミヅタが青々と生育している。すこしでも多くの人に都市緑化について考えてもらいたいと、ある職員が植えたものだという。一本の根本から生育したとは思えない自然の造形美に、すぐれた壁面でも眺めているような思いさえする」と書いてあります。

現在の那覇市役所庁舎が築42年を経過していますから、いずれにしてもかなりの年月を経ているのでしょう。30年以上になるかもしれません。

いまでは、那覇市役所のシンボルになり、市民から親しまれています。

新庁舎の建設の計画もありますが、「このアマミヅタを残してほしい、あるいは、新庁舎もこのツタをはわして欲しい」との声も聞こえてきます。

 現在、那覇市の緑化率は市面積の約20%で、残り約80%がコンクリートやアスファルトなどに被われています。

 雨は、そのまま海にながす仕組みになり、地下に浸透しないために各地でヒージャー(井戸)が涸れるなどしています。大雨には、一気に雨水が集中する都市型水害が多発してきています。

 緑を増やし、地下水を涵養することは、地球温暖化防止、快適な街づくりと同時に、災害に強い街づくりにもなるのです。


2007年8月29日水曜日

浸水災害の被災者の陳情を審査

今日は、8月11日の安里川氾濫による浸水災害の被災者のみなさんが出した陳情の審査を総務委員会で行いました。

午前中は、被災者のみなさんを参考人としてご参加いただき意見を聴取しました。

80台近くが水没したバス会社の組合の代表は、「今回は、車を避難させる暇もないほどあっという増水だった」と語り、「100万円の新車を買ったが、水没し修理費に80万円もかかる人もいる」と深刻な実態を報告。

店舗が天井まで水没した業者らは、「今日、明日どうやって食べていけばいいのか。途方に暮れている」「子どもの授業料も払えない。塾を辞めてもらった。携帯電話料金も払えないので、子どもから取り上げたら、子どもからは、夕食を我慢してもいいから、携帯だけは取り上げないでとたのまれた」「血圧が高いが、病院にもいけず薬もない。姉から薬をもらっているが、毎日飲む薬を1日おきに飲んでいる。せめて医療保護だけでも受けられないか」「1日もはやくつなぎの資金を貸してもらい営業を再開したい」との切実な実態が出されました。

午後からは、市民防災室長、福祉政策課長、保護課長、国民健康保険課長、税制課長、商工振興課長、学務課長らの出席を求め、市当局の被災者支援の状況の説明を受けました。

その中で、現行制度の下では、店舗の浸水などについての具体的な支援策が整っていないことが明らかになりました。

今回の浸水は、県工事が原因で発生、あるいは拡大していることが指摘されているだけに、県への早急な原因究明と、災害補償などを求めると同時に、市の支援策の改善、新たな制度の新設などを早急に行うことが大事になってきています。

今日、明日の生活、営業に困っている被災者のみなさんの立場にたった支援策の実現に全力でがんばっていきます。



総務委員会の模様
手前左が渡久地修委員長


2007年8月28日火曜日

9・29教科書検定撤回を求める県民大会に全議員の参加を確認

 今日の議会運営委員会で、9月29日開催の教科書検定の撤回を求める県民大会について協議しました。
 その結果、全議員が参加kすることを確認しました。
 私の方からは、①全議員の参加とともに、②那覇市議会として、全市民への参加呼びかけを何らかの方法で行うこと、③市民が参加しやすいように、バスの配車を議会あるいは市でできないかを検討してほしいと要望しました。
 ②③については、議長を中心に検討することになりました。

 政府は、あくまでも検定意見の撤回を拒否しています。
 歴史をねじ曲げることは許せない、この声をさらに大きくひろげ、県民大会を成功させ、必ず撤回させましょう。
 みなさんのご参加をお願いします。

那覇空港利用航空機の安全対策を求める意見書(案)を議運で全会一致で確認

10時からは議会運営委員会でした。
 9月議会の会期日程を協議、決定しました。
 その中で、9月5日の本会議冒頭に、「那覇空港利用航空機の安全対策を求める意見書」を採択することが全会一致で決まりました。

 8月20日に、那覇空港で中華航空機が爆発炎上した事故に関してのものです。
 総務委員会で、現場調査なども行い、議会として原因究明と安全対策を求める意見書をあげるべきと協議し、議会運営委員会に提起していいたものです。

 意見書では、今回の事故が「整備ミスの可能性がきわめて高いと指摘されている」とし、中華航空機が、1994年の名古屋空港での墜落をはじめ、この間「合計692人が死亡する事故を起し」と指摘。
 「航空機は、事故が発生すれば死亡事故につながる危険性が非常に高く、事故を防止するための安全対策はいかなる場合にも最優先されなければならない」と強調。
 また、事故時に、本市消防への通報を空港事務所が行っておらず、初動体制の不備が明らかになったと指摘しています。
 その上で、原因の徹底究明、航空会社への厳正な指導監督、再発防止を求め、那覇空港の防災体制の再点検、強化を求めています。
 宛先は、内閣総理大臣、国土交通大臣などとなっています。

 わたしもこの意見書の議運での文案調整、採択へがんばりました。

宣伝カーの音が出ない

旧盆明けという条件に負けずに、比嘉瑞己議員と、定例の県庁前の朝立ち・お早う宣伝に出かけたのだが、いざマイクで話そうとしたら、マイクが使えない。
 原因を、あれこれ究明したがいっこうにらちがあかず。今日の宣伝行動はあえなく断念ということになった。こんなこともあるもんだと話しながら悔しんでも後の祭り。
 日頃からの点検整備を怠ってはいけないという見本のような出来事である。
 その分、役所に早く着き、他の仕事ができたと自らを慰めているところです。
 また一つ、いい勉強になりました。


2007年8月27日月曜日

「軍隊は民を守らない」・・・叔父の戦争体験記

叔父の仲松庸全氏から、封書と一緒に次の投稿記事が送られてきた。
すさまじい体験であり、同時代の沖縄県民のほとんどが同じような体験をしているのではないだろうか。
この体験が、叔父達の戦後の生き方、平和を求める原点になっているのだと思う。
多くの人にぜひ読んでもらいたいと思い、叔父の了解を得て、全文を以下、掲載します。
感想などがあれば、ぜひメールなどでお寄せください。叔父に届けます。



軍隊は民を守らない

仲松庸全

 戦争は、というより皇軍(旧日本軍)は、私の内心を変えた。それを意識したのは八月十五日だったように思う。南城市百名の豚小屋で「玉音」を聞いたが、何の感慨もなかった。敗戦は当然のことだったからである。
 決定的な敗色のなかで私は日本男児として自らを鼓舞し、沖縄戦を迎えた。
 首里を離れた時、満天を焦がして首里城が炎上した。奇しくも四月二十九日の天長節(天皇誕生日)の夜だった。いかにも崩壊する大日本帝国を象徴しているようで無念だった。
 約三ヵ月月南部戦線をさ迷い、地獄をみた。その間あちこちの壕に立ち寄ったが、皇軍に拒絶され、追い返された。沖縄人はスパイだと罵る皇軍の声を何度も聞いた。後の収容所では、軍にスパイとして虐殺された人々のこと、食料を奪われ、壕を追い出された人々の体験をきいた。
 最果ての摩文仁では、級友らと四人で恰好の岩陰に身を置いたが、皇軍に「そこを空けろ。出て行け!」と迫られ、軍刀の切っ先を鼻先に突き付けられた。どうせ死ぬのだと手榴弾を構えて対峙すると相手は退散した。最後の洞窟(ガマ)では、皇軍将校が一人ぼっちで泣いていた小学一、二年位の少女の顳顬(こめかみ)に銃口を当て射殺した。怒りに震えたがどうすることもできなかった。
 教育勅語、軍人勅諭、戦陣訓をすべて暗誦し、「ちはやぶる神の兵」に憧れていた十七歳の軍国少年は、次第にその愛国心と情熱を失い、生きたい気持ちに変わっていった。
 南京大虐殺にも関与した第32軍牛島満司令官と長勇参謀長が自死し、皇軍の組織的抵抗が終わった六月二十三日から二ヵ月近くを費やしたある日、私は決死の覚悟で投降することにした。シャツで作った白旗をかざして壕を出た。案の定、途中不意に飛び出した皇軍将校が「青年!貴様国賊!叩っ切ってやる!」と叫び、日本刀で切りつけて来た。私は身を躍らせて躱し、海に向かって駆け降りた。少しタイミングが悪ければ切り捨てられていただろう。彼がそれ以上追ってこなかったのは、すぐ目前に敵艦艇が見張っていたからである。
 「美しい国」を標榜する安倍政権は、教科書を改ざんし、沖縄戦での住民虐殺の記述から軍の関与を削除した。「従軍慰安婦」や南京大虐殺の問題と共に歴史の真実を抹殺し、皇軍と侵略戦争を美化する歴史修正であり、九条改憲への暴走を加速させる改悪教基法、国民投票法と同一線上の布石だ。
 しかし、平時にはかっこよくても、軍隊は決して民を守らない。それは軍隊の本質である。沖縄戦の実相と戦後米軍の圧政、復帰後現在に至る日米軍事同盟の基地押し付けの実態をみれば明白である。現に今、海自艦が出動、県民を威嚇し、自衛隊による新基地建設事前調査を強行している。
 根拠のない教科書改変と歴史修正を断じて許してはならないとの思いを強くしている。
(「新日本歌人」8月号より)

2007年8月26日日曜日

青年達のエネルギー爆発。エイサーの道ジュネー。

今日は旧盆の中日です。

久しぶりに早く帰宅し、家で世界陸上に声援を送っていたら、三味線と太鼓の音色が聞こえてきます。

エイサーの道ジュネーでしょう。

三味線と太鼓に誘われて、儀保町の大通りの方に行くと、青年達のエイサー隊(?)が勇壮な演舞を行っていました。

近年、この首里でもエイサーが行われるようになったようです。

エイサーは元々中部地域が発祥だと聞いていましたが、今では、全県に広がって大いに盛り上がっているようです。

総勢80名といいますから、すごいエネルギーです。

昨今、地域のつながりの希薄化など、様々な問題が指摘されていますが、本来、青年達は、社会をよくしたいと願っていると思います。
その青年達の純真なエネルギーをいかに社会進歩に結びつけていくのか、大人達に問われていると思います。



2007年8月25日土曜日

県議一次候補発表の記事が掲載される

今日の朝刊に昨日の県議候補の第一次発表の記事が大きく載りました。

「新聞見ましたよ」、「いよいよですね」、「応援します」と声を変えられました。

いよいよ本格的にがんばらなければなりません。

このブログをご覧になっている方々も、ぜひ応援をよろしくお願いします。

メールやコメントもどんどんお寄せください。

県民の平和とくらしをまもって全力でがんばります。

【メールアドレス】t-osamu@aqua.plala.or.jp

今日から旧盆です

今日から旧盆です。
ウンケー(お迎え)で、先祖があの世から帰って来る日です。
仏壇にお供え物をして、家族がそろって、丁重にお迎えをします。

料理も、ジュウシーにアーサ汁と酢の物とだいたいどこの家庭も同じではないでしょうか。




2007年8月24日金曜日

とぐちおさむが県議予定候補に決定

今日、日本共産党沖縄県委員会は、来年の県議選挙の第一次予定候補を発表しました。

私、渡久地修が現在の県議団長・外間久子さんの跡継ぎとして、議席死守に全力でがんばることになりました。

外間久子さんの議席は、県民の平和とくらしを守ってきたかけがえのない議席です。
なんとしても勝利するために全力でがんばります。

第一次予定候補は次の4人です。

【那覇市区】
 
◆前田政明 党県議団幹事長
◆渡久地修 党那覇市議団団長

【沖縄市区】

◆嘉陽宗儀 党県議

【糸満市区】

◆玉城信子 元党県議

 
 

那覇空港での中華航空機爆発炎上事故現場を総務委員会で視察

今日、那覇空港での中華航空機爆発炎上事故の現場調査を総務常任委員会として行いました。

空港の駐機場の事故機の近くまで行き、最初に現場に到着した那覇市消防隊の隊長や、現地対策本部の責任者だった那覇消防の中央消防署長などから説明を受けました。
爆発炎上時の生々しい説明に、いかに大災害だったのかと改めて知らされました。

無惨な機体の姿に驚くばかりです。このような大事故で乗客・乗員が全員無事だったことが不思議と思われるほどの状態でした。まさに、危機一髪、不幸中の幸いとしか言いようがありません。

このような液体燃料などの爆発炎上のときには、科学消防車で消火剤を噴射して消火するとのことですが、そのためには、水100%に対して消火薬材6%を混ぜて噴出するために、化学消防車に消防のポンプ車から水の大量補給が必要になるとのことでした。それを含め、空港と那覇市消防本部との防災支援協定などが結ばれているとのことでした。

また、那覇市の消防がもてる消防車や救急車をすべて出動させたことや、非番の消防職員を非常招集し、予備車などで、その他の火災や、救急出動に備える体制をとったことなどの説明もありました。

マスコミから総務委員長としてのコメントを求められ、おおよそ次のようにこたえました。

「これだけの大事故で、幸いにも全員が無事だったことに私たちも市民もホットしていると思います。
しかし、航空機事故は、事故が発生すれば、大規模な死亡事故につながる危険性が非常に高いため、安全対策はいかなる場合も最優先されなければなりません。

今回の、事故についての原因究明は、国土交通省などの事故調査委員会で進められていますが、徹底した原因究明と再発防止策を市議会としても求めていきたいと思います。

また、今回の事故発生時において、那覇市消防本部は、通行人からの119番通報で出動しています。空港と那覇市とは防災協定などを結んでいるにもかかわらず、なぜ、そういう事態になったのか、災害防止体制や市との連携がどうなっていたか、市議会としてもしっかり検証し、今後の改善点、強化点などを含め、提言なども行っていきたい」

NHKニュースで放送していました。


爆発炎上した機体


機体胴体などが熱で溶けています


機体後方とエンジン部分


 同型の中華航空機


渡久地修総務委員長(中央)ら


消防現地責任者から説明を受ける

 

2007年8月23日木曜日

明日、那覇飛行場の航空機爆発炎上現場を視察

明日、総務常任委員会の那覇空港における中華航空機の爆発炎上事故についての現場視察が急遽きまりました。

一昨日から空港事務所と調整を続けてきましたが、やっと立ち入りが許可されました。

大量輸送機関である航空機の事故は即、大事故につながります。

原因の徹底究明と、再発防止に全力を挙げることが求めあれています。

また、当日の災害発生時の対応や市および市消防との連携はうまくいったのか、改善すべきことはなかったのかなど、私たち市議会総務委員会で解明すべき問題などもあると思います。

市民及び滞在者の命の安全を守るため、明日の現場視察を行ってきます。

朝10時、議会委員会室にて総務委員会開会、その後10時半から現場視察です。

その模様は明日報告します。

9月議会の議案説明

今日は、午前10時から午後4時まで、9月議会の私たち日本共産党会派への議案説明でした。
議案は30件。部長、課長らからそれぞれ説明を受けました。

補正予算を含め、市民生活に関わる重要な議案も含まれています。
一つひとつ丁寧に質疑しながらの進行ですから体力の勝負にもなります。

9月議会は9月5日から始まります。
市民のくらし福祉を守って全力でがんばります。

2007年8月22日水曜日

気がついたらホウオウボクが満開の花をつけていました。

この2週間近く、大雨災害や、那覇空港での飛行機爆発炎上事故など重大な災害が続きました。
折しも、先週の15日に、那覇市議会の総務常任委員長の重責に就任したためその対応に追われてきました。

今日も、朝の定例おはよう宣伝のあと、午前中は、党の常任委員会に参加。その後、午後は大雨災害の支援を求める陳情が2件、議会に提出され、総務委員会に付託されたために、その対応と、那覇飛行場の事故現場の調査への対応などに時間が割かれました。

災害への対応に追われてきたこの2週間でしたが、バイクで役所前を通ると、カメラを向けている婦人が2人。気がつくと、役所前の通りのホウオウボクが濃いオレンジ色の花をいっぱいつけています。

ほとんど毎日通るのに精神的なゆとりがなかったのでしょうか。

議会の職員に聞くと、台風の後から満開になっているとのこと。その台風とはいつのことを指しているのか聞くのを忘れましたが、もう何日もたっているのでしょう。

明日も、明後日も、来週も、災害の被災者への支援問題など解決しなければならない問題がいっぱいありますが、心にもゆとりをもって当たらないといけないと思っています。

まだまだ修行が足りないのでしょう。そう思いながら、カメラを向けました。

  
那覇市役所前のホウオウボク 
 
  
 
   

 幹の下から見るのもいいものです

2007年8月21日火曜日

中華航空爆発炎上事故に関して、総務委員会で当局から聴取

今日午前10時に緊急の総務委員会を開催し、昨日の那覇空港での中華航空の爆発炎上事故についての説明を受けました。

市からは、那覇市消防本部の副消防長と課長、那覇市防災室長らが参加。

昨日10時35分に、通行人から消防に119番通報があり、大火災として、第一次出動、第2次出動で合計27台85人が出動。近隣にも応援を求め、豊見城、浦添、糸満、島尻、東部の各消防からも出動、その合計は、那覇市を含め35台114人になったとのことです。

最後に、私も質問を行いましたが、
けが人は無事だがまだ1人の空港職員が入院中。
今度の事故は那覇空港開港以来の最大の事故であること。
空港事務所からの通報はなかったこと。これは、那覇市消防本部と空港事務所の協定にあるすぐに通報するという項目に反すること。
那覇市、あるいは消防本部として、空港事務所に災害対策の強化を求める必要があること。
那覇市消防本部も、国の事故調査委員会と警察と合同の原因調査を行っており、原因究明にもかかわっていることなどが明らかになりました。

総務委員会としては、現場調査も含めて、さらに原因究明と再発防止、那覇空港の災害対策について取り組んで行くことを確認しました。

HNKも取材。昼と夕方のニュースで報道するとのことです。

正面中央が総務委員長の渡久地修

2007年8月20日月曜日

16日の災害調査のニュース

16日の総務常任委員会の災害調査はテレビで放送され、多くの方から見たよとの声をかけられました。
残念ながら見逃した方も多いようなので、自分で録画した16日のotvニュースです。
まだの方は、見てみてください。【ここをクリック】

県立南部医療センター前の県道が冠水。救急車も通れなくなる事態に。

今日、真地に住む住民の方が市議団の控室を訪れ、県立南部医療センター前の県道が、先日の大雨のさいに冠水し、通行不能状態になっていたとのことで相談に見えました。

早速、我如古一郎市議とともに、現場調査を行うとともに、市にも現場確認を行うよう要請。
市からは、上下水道部長、副参事、市土木管理事務所の所長らが対応。


現場では、タイヤショップや付近の方から事情を聞きました。
腰までつかるほどの冠水で、車もエンストを起こし動かなくなる車も4台ほど出たとのこと。

この道路は、たびたび冠水するとのことで、救急車も通れなくなるとのことです。
医療センターに救急車がいけなくなるとは重大事態です。

現場では、道路冠水の原因となっている、県道を横断する暗渠の断面が小さいことで、県に拡幅をお願いしているとのことでした。

しかし、現場調査を行っているうちに、もう一本の暗渠があって、そこが十分に排水機能を果たしていいないことを発見。
市管理の排水路が土砂でうまって、暗渠が詰まっている現場を発見。

これは、市の管理不十分を指摘されても仕方がないと指摘。直ちに土砂を撤去するよう要請。
部長らは、直ちに対応することを約束しました。

引き続き、県との交渉も行う予定です。
 

左から2人目が上下水道部長、我如古市議、渡久地修

那覇空港で中華航空機が爆発炎上。明日、総務委員会で事故の概要説明を受ける予定。

那覇空港で中華航空機が、10時27分、爆発炎上する大事故が発生しました。

幸いにも、乗客・乗務員とも無事のようです。
消化活動中に那覇市の消防職員、空港消防職員、自衛隊員が熱中症、酸欠などで負傷し、病院に搬送されたといいます。

航空機事故は一瞬のうちに大惨事になるだけに、早急な原因究明と再発防止策が求められています。

那覇市は、10時40分に、災害警戒本部を設置し情報収集にあたったとのことです。

那覇市の地域防災計画には、那覇空港災害対策も一つの項目になっているため、私も、第一報を受けてすぐに議会に直行。情報収集につとめました。
火災が鎮火し、全員無事でしたのでホットしました。

これから「国土交通省航空・鉄道事故調査委員会」の調査が開始されますが、市の防災行政を所管する市議会の総務常任委員会としても、市の対応や対策についてできるだけ正確な情報を得る必要があります。

私は、総務常任委員会の委員長として、事故の概要を始め、今後の那覇空港の防災対策についての説明を受ける必要があると判断、市の担当部署とも相談の結果、明日、午前10時から総務常任委員会を招集しました。消防や防災室から詳しい説明を受けます。

再発防止と安全な那覇市めざしてがんばります。

2007年8月19日日曜日

自治会の夏祭り

昨日は、各地で夏祭りや盆踊りなど行われました。
先週の大雨災害の記憶も生々しい中、この土日も大雨という予報も出ていただけに、多くの方が心配していましたが、大雨にならずにホットしました。

夕方6時半から、首里金城町の夏祭りと当蔵町の夏祭りに参加していきました。

子どもたちのエイサーや空手演舞など、多彩な出し物で、どちらも盛況でした。

バザーもそれぞれ、婦人会や青年会、子供会などが出していて楽しかった1日でした。

会場では、先日の大雨災害視察のテレビニュースや新聞記事を読んでいる方がから、「早く解決してください」と声をかけられました。

  

 
当蔵町の夏祭り、子どもたちの空手演舞


2007年8月17日金曜日

21日に臨時議会。浸水災害についての県知事宛の意見書を全会一致採決へ

今日の11時過ぎから、議長、副議長、議運委員長と総務常任委員長の4人で、水害被害について意見書採択について相談。
議会運営委員会をすぐに開催し、臨時議会を招集、浸水問題での意見書を採択することになりました。

午後4時から議運が開催され、臨時議会を8月21日(火)の午後2時に招集を市長に請求することを決めました。

また、意見書の案も、起草委員会を設置し、精力的に討議。その結果、全会一致で文案もまとまりました。

県への意見書では、

1、被災者の実態を把握し、対応窓口の一本化を行うな等、全庁的にあらゆる支援策を早急に実施すること。
2、今回の災害の原因を徹底的に究明し、その責任の所在を明確にした上で被害者に対して誠意をもって対応するとともに、再発防止の施策を実施すること。
を要望しています。

昨日の県内ニュースで、渡久地修のインタビューが放映される

昨日、沖縄テレビ、琉球放送、OCNと、ニュースのなかで取り上げられました。

市議会の総務常任委員会の現場視察の模様や、私、総務委員長としてのインタビューも受けましたが、夕方のニュースで放映されていました。

テレビや新聞の力は大きいものです。今日、何人かから「見ましたよ」の声をかけられました。

大雨被害で擁壁が崩壊。市と現場調査と交渉。

昨日と今日にまたがって、那覇市国場在の民家の擁壁崩壊現場の調査と交渉を行いました。
11日の大雨で、上流からの鉄砲水が押し寄せ、民家の擁壁が崩壊。

連絡を受けてすぐに現場へ。
地域排水がうまく処理されていないようで、大量の水が一カ所に集中し、擁壁の崩壊につながったのではないかと思われます。

市の土木管理事務所と現場を調査。地域排水が上流から大量に流れ込んだことが窺えました。

交渉の結果、地域排水の大量流入が一つの原因でもあり、那覇市からの資材提供を検討するとのことでした。

また、道路からの雨水の流入をくい止めるためのグレーチング設置なども検討するとのことでした。

被災者は、「雨のたびに道路から屋敷に水がすごい勢いで流入してくる。少しでも市か支援していただければありがたい」と述べていました。



2007年8月16日木曜日

総務委員会の災害現場調査

総務常任委員長になっての最初の仕事が、8月11日の大雨被災害の被災者支援ということになります。
本日、午後2時から総務常任委員会を開き、現場調査を那覇市議会として行いました。これには、建設常任委員会も合同で行いました。


最初は、安里・牧志の災害現場調査です。
琉球バスの社長や本部長から説明を受けました。
バスが27台、社員の車50台以上が被害にあいました。
当日の浸水している生々しい写真を見ると、今度の浸水のものすごさが明らかです。
また、原因については、過去の浸水被害と比較しても、蔡温橋の架け替え工事が原因であると思うと指摘していました。

国際通り商店街では、大川家具店では、50センチまで上がり、40年ここで営業しているが、こんなのは初めてのことと述べ、橋の工事が原因と述べていました。
天井まで浸水した、うちなー屋の店主は、どのように再開するか展望がもてないと、支援を強く訴えられました。



真嘉比遊水池では、市の上下水道部長から、説明を受けました。
市としても、県に対して、浸水が起きないように機能を改善すべきと、13日に抗議と申し入れを行ってきたところであるとの報告を受けました。



那覇市長田のマンションの事故現場では、都市計画部と消防から、経緯と現在の状況について説明を受けました。


途中、牧志、安里地区の浸水現場で、2つのテレビ局から総務委員長としてのインタビューを受け、夕方放送されました。




「付着物で被害拡大」。琉球新報が渡久地修提供の写真を1面トップで報道

今朝の琉球新報を見ましたか?

「安里川はんらん」「付着物で被害拡大」との見出しで、大きな写真を掲載しています。

この写真は、私が、12日の浸水被害の翌日に、日本共産党調査団(赤嶺政賢衆院議員、県議団、市議団)が調査したときに撮った写真の一つです。

安里川が氾濫した原因に、橋に打ち込まれたH鋼が流れを遮る役割を果たしたと、私たちを含め、被災者や多くの方々が、県の責任を指摘しています。

この写真は、その証拠の一つになっていて今注目されています。

昨日、記者から写真提供の依頼があり、原因究明になれば応じましたが、今日は、琉球放送からの依頼がありました。今日の6時10分からのニュースで放送するそうです。

原因究明を急ぎ、急いで、災害補償、営業補償等を行うことが求められていると思います。

同時に、原因究明に時間がかかると言っていますが、「今日、明日どうするか。営業再開にも資金もない」という声にも応え、被災者の立場に立ち、国・県・市などの緊急の支援が求められています。

琉球新報に提供した写真の一つ。付着物がつき、流れを遮断したことがよくわかります。

2007年8月15日水曜日

大雨災害。県の土木建築部長交渉。

午後3時半からは、昨日に続いて、大雨被害についての申し入れを行いました。
今日は、土木建築部長交渉です。
赤嶺衆院議員、前田県議、党市議団などとともに、浸水被害を受けた牧志、安里地域の業者の皆さんも参加。

県からは首里部長らが対応しました。

申し入れ書の手交後、私からは、特に、牧志・安里について、直ちに災害救済と営業再開のための支援を、国・県・市が連携してい行うこと。
浸水の原因は、県の橋の掛け替え工事にあることは、現場の状況からみて明らかであると、12日に撮った写真を示しながら指摘。責任の所在をはっきりさせて、災害補償、営業補償を急いで行うよに訴えました。


草やゴミがひっかかり、ダムの役割を果たしている橋のH鋼を示して訴える渡久地修

那覇市議会総務常任委員長に就任

今日、那覇市の臨時議会が開かれました。
正副議長が辞職したために、新しい議長、副議長を選出する選挙などが行われました。
新議長には、安慶田光男氏、副議長には、崎山嗣幸氏がが選ばれました。

また、4つの常任院会の2カ年ごとの改選があり、渡久地修が総務常任委員長に全会一致で選出されました。
副委員長には、仲村家治氏が選出されました。

就任後、早速、11日の大雨災害の調査を明日行うことを決めました。

また、その後には、日本共産党那覇市議団として、新議長に対して、議会運営は公平・公正に、議会制民主主義を守って行うように申し入れました。

8.15終戦記念日の街頭演説

今日は8月15日。
62回目の終戦記念日です。

ラジオ体操から帰ったのが7時半。それから宣伝カーを出して、定例の松川交差点でのお早う宣伝。

午後12時半からは、赤嶺政賢衆院議委員、前田県議と一緒に、県庁前で終戦記念日の街頭演説。
拳法改悪を許すな、戦争のできる国つくりをストップしようと訴えました。


左から赤嶺衆院議員、渡久地修、前田県議

全国巡回ラジオ体操に参加。

今日は8月15日は、朝から大忙しでした。
午前5時起床。5時半に赤平バス停集合で全国巡回ラジオ体操に、こどもからお年寄りまでのいっぱいの参加で貸し切りバスで出発しました。
場所は八重瀬町の総合運動公園。
約2000人の参加でした。ラジオからはいつも聞いていますが、実際にこのようなラジオ体操に参加するのははじめてでした。
リハーサルが何度か繰り返されて、6時半に、いつものように、多古体操指導員の歯切れのいいかけ声でさわやかに体操を行い、体が生き生きとしてくるようです。


2000人の体操


城北おはよう会、多古さん、幅さんを囲んでパチリ。
一番左、三列目が渡久地修





2007年8月14日火曜日

ブログ見てますよと反応

「ブログ見ていますよ。頑張っていますね」と
役所の○○○さんから電話で言われました。
思わぬ激励に感激しています。
お世辞かもしれませんが、ブログを見てくれる人がここにもいたのだと改めて感謝しています。
まだまだ、未熟なブログですが、これからもよろしくお願いします。
どうぞ、遠慮なくコメントやメールをお寄せください。

大雨災害について沖縄県南部土木事務所に申し入れ

今日も、大雨災害の調査と申し入れに追われました。
10時からは、沖縄県土木建築部南部土木事務所からの聞き取り調査と申し入れを行いました。

昨日と同様に、赤嶺政賢衆院議員、外間、前田両県議、那覇市議団が参加。県からは南部土木事務所の所長らが対応しました。

災害状況の説明のあとの質疑応答で、私の方から、長田のマンションの災害については、原因の特定(天災なのか、民間の開発行為によるものなのか)は、どこが行うのか。県か、市か、あるいは、民間同士の裁判にゆだねられるのかとただしました。
これについては、明確な回答が得られませんでしたが、とても重要な問題なので、重ねてただし結果、今即答できないので、内部で検討して後日回答したいとのことでした。

牧志、安里地域の浸水被害については、蔡温橋の掛け替え工事が原因ではないかと質しました。
私の方からは、橋の掛け替え工事の際に、H鋼の打設を許可したのは、南部土木事務所なのか、また、何本のH鋼が打設されているのか、河川の流量を計算して許可したのかどうかを質しました。

所長は、許可したのは南部土木事務所であることを認めましたが、何本かは今は資料を持っていないので後ほど回答するとのことでした。

この地域の浸水は、明らかにこの橋の架け替え工事が一つの原因であり、早急に解明し、被災者救済に当たるように強く要望しました。

明日は、沖縄県知事に対して申しれを行います。土木建築部長が対応するようです。
党からは、赤嶺衆院議員、県議団、市議団などが参加しします。
被災者も同行します。

向う側右から外間県議、赤嶺衆院議員、渡久地修市議

定例の県庁前宣伝

今朝は、定例の県庁前の街頭宣伝でした。
比嘉瑞己市議と訴えました。
11日の災害へのお見舞いと、被災者救済・支援をはじめ、再発防止への日本共産党の取り組みなども報告。
そして安倍内閣は退陣すべきと訴えました。




2007年8月13日月曜日

浸水被害解決へ、県河川課と交渉

今日の定例のお早う宣伝。冒頭に、一昨日の浸水被害の調査と、再発防止についての日本共産党議員団の行動について報告しました。

午前11時からは、各派交渉会。

午後3時半から、県議会で、県河川課からの聞き取りと、党としての申し入れを行いました。
赤嶺政賢衆院議員、外間、前田の両県議と那覇市議団、西原町議が参加。県からは、河川課長らが対応しました。

説明を受けた後、それぞれの河川での浸水解消への解決策を党として提案。

国際通りの浸水につては、県の橋の架け替え工事によるものであることは明らかではないのかと、問いただしましたが、県は、今調査中とのことでした。

私は、河川管理の責任者である河川課が、川の中心部にH鋼数本を打ち込めば、川をせき止めることになることは予想されてことではか。許可した河川課の責任について問いただしましたが、それも含めて調査するとの回答でした。

古島1丁目の浸水については、ボックスカルバートの改修工事に来年度着工できるようなめどがつきつつあるとの報告でした。

松川と古島の浸水では、真嘉比川の遊水池が機能しなかったのではないかとの指摘にたいして、1時間あたり70ミリの雨の時にたまるようになっている。今回もわずかにたまっているが、指摘の通り、下流域の河川工事が終わるまでの暫定的な措置として、50ミリの雨でもたまるようにできないか検討するとの回答を得ました。

また、西原の小波津川の浸水についても、重点的に解決していきたいとの回答でした。

明日も、南部土木事務所の関係者からの説明と申し入れを行う予定です。


向う側左から2人目から、渡久地修、赤嶺衆院議員、外間県議、前田県議


2007年8月12日日曜日

赤嶺政賢衆院議員を先頭に、大雨による災害の調査。

昨日の大雨は、大変な被害を那覇市にもたらしています。
本日は、赤嶺政賢衆院議員、県議団、那覇市議団の災害調査を行いました。

那覇市長田のマンションは、倒壊のおそれがあるとされ避難指示が出されていますが、避難している住民を、那覇市民会館にお見舞。
避難している住民からは様々な要望が寄せられました。
その後、現場で、災害対策本部へお見舞いと労をねぎらい、現地責任者から状況の説明を受けました。

 現場は、マンションの下に斜面を削って新たなマンションの工事が行われていますが、その工事が原因ではないかとの指摘もなされており、今後の原因究明が求められています。

国際通りの浸水被害現場を調査。
さいおん橋から安里よりにほぼすべての店舗、バス会社、駐車場などが浸水。
被害の大きさに驚かされました。
被災者は、一応に、あっというまに水かさが増して、手の施しようがなかったと状況を説明、被害の原因は、さいおん橋の改修工事に伴う、河川へのH鋼の敷設で、川がせき止められてしまったのではないかと訴えていました。


 
このH鋼の敷設が川をせき止めることになったのではとの指摘がなされています。
急いで原因究明が必要です。

 
バス会社では、バスの駐車場が浸水。バス27台が浸水。23台はオイルを入れ替えたりの応急措置で何とか動いたが、4台は動かず。社員の車80台が浸水で動かなくなり、大打撃と訴えていました。今までにない浸水だと被害額は一億円を超えると訴えていました。



通りのお店は、全部浸水し大打撃。
このうちなー村は、8店舗が入っている屋台村で、天井まで見ずにつかりました。
幸い、従業員も帰った後なので人命には別状はありませんでしたが、営業中だったら大変のことにと訴えていました。

記録的な大雨とはいえ、橋の架け替え工事の施工の問題や、遊水池の機能がどうだったのかなど、再発防止に向けて、きちんとした解明が求められています。

明日も引き続き、調査や県などへの申し入れなどを行う予定です。

2007年8月11日土曜日

浸水被害対策で駆け回る

大雨洪水警報が出されている今日、各地で浸水被害が起きました。
昼食を食べようとしていた矢先に、浸水の第一報が入り、すぐに現場へ。
その調査と被害救済、再発防止対策で駆け回りました。

古島1丁目は、議会でも取り上げていましたが、今回も、工場が50センチにわたって浸水。
県河川課の担当、市の上下水道局の副部長、市の防災室の職員を現場に来てもらい、現場確認と、対策について要請。

議会でも、浸水の原因になっている、国道330号線を横断するカルバートボックスを大幅に広げることを取り上げて、来年度から工事をすることになっていますがその進行状況について質しました。
県の担当者は、設計もすんでいるが、一部地主との交渉が難航しているが、早めに解決するようにしたいと回答していました。

 
このボックスカルバートの断面が小さいの原因  
 
     





 
 ここまで水があがりました           


  
   この工場が50センチの浸水           

松川の浸水。
災害対策の真嘉比遊水池ができて、浸水は解消かと思われていました、2年前に続き今回も浸水。

県河川課の職員、市上下水道局の副部長、市防災室の職員に現場確認をしてもらい、県の担当に、遊水池が完成しているにもかかわらず、今回、その遊水池に水が誘導されず、浸水が発生していることについて質しました。
県の担当は、この遊水池は、もっと大規模な大雨の時に水をためることになっていると説明しました。
現に、浸水した世帯がいくつもあるのに、こんな悠長なことでは、これでは、なんのために作ったのかが問われます。
急いで、浸水を起こさないために、遊水池が機能するように、設計を再検討すべきと要請。
県の担当も、検討を約束しました。

 
ブロックの反対側が川、この高さまで水が   
 


  
 
床上浸水



字古島の浸水。
遊水池が機能しなかったことと併せて、区画整理で道路が低く造られたことなどが重なり、床上浸水と車が水につかるなど被害が出ました。
都市計画部長、上下水道局副部長らに現場確認と、原因の確認と、区画整理道路の設計変更などを要請。
都市計画部長は、度重なる浸水の原因に道路の設計によるものもあるので、道路のかさ上げ工事や、区画整理地域のかさ上げなどを行うことを約束しました。


 
ここまで浸水。消防職員におんぶされて避難  
 


道路に打ち上げられ死んだ魚


夕方の7時前にいったん着替えに戻りましたが、これからも大雨は激しくなるとのことで、まだまだ心配です。
市の職員も、警報発令中は待機とのことです。けがをしないように気をつけてください。

追加。
いったん大雨が収束したかに思えましたが、9時前後に長田のマンションに避難指示が出されたとのニュースガあり、外間県議、我如古市議とともに現場に直行。
消防や市の職員が対策に追われていました。
職員から状況を聞きました。
消防や市の職員は徹夜の監視になるとのことです。
体に気をつけて頑張ってほしいものです。


2007年8月10日金曜日

モノレール・ユイレール誕生日おめでとう

今日は、那覇市のモノレール・ユイレールの誕生日です。
2003年8月10日に開業しましたので満4歳になります。

平良那覇市長時代に構想を打ち出してから30年、事業採択から22年、工事も7年かかりました。

その間、自民党県政時代に一時凍結に近いような状況におかれるなど、紆余曲折を経てきましたが、日本共産党は、革新市政と力を合わせて、モノレール実現に一貫して奮闘してきました。

今では、県民の定時定速の軌道交通として、県民に親しまれ、根付いてきています。

モノレールの延長も具体的な実施段階に来ています。

私は借家は、モノレール儀保駅のアナウンスの声が毎日聞こえるほどの距離あります。とても便利な交通機関です。

モノレールの延長、延伸をはじめ、本島縦貫鉄道の実現へ向けてさらにがんばる決意の日にしましょう。

開業時の写真


希望ある日本を切りひらこう。党創立85周年記念講演会

みなさん、こんにちは。
昨日の夕方6時半から、日本共産党創立85周年記念講演会が行われ、志位委員長・不破前議長が講演しました。
この模様が、CS放送で全国の党事務所に同時中継され、私も、泊の県委員会事務所で多くの党員・後援会員とともにみました。

今度の選挙結果、自公が大敗した歴史的な意味を、日本の戦前、戦後史を通して解明。そして、自公を大敗に追い込む上で日本共産党の果たした役割等々について明らかにされました。
今後、日本共産党の役割がますます重要になることを痛感しました。

沖縄でも私たちは、今度の選挙は、くらしと平和を破壊する自公安倍内閣の暴走にストップをかけようと訴えてきました。
庶民増税の問題を最初から明らかにし、教科書問題でも、憲法9条改悪と一体となったもので、戦争できる国作りは許せないと訴え続けてきました。これらの訴えが糸数けいこさんの勝利に大きく貢献したことは間違いありません。

歴史は、複雑な動きをするが、確実に前向きに進んでいると言うことが実感できる講演会の内容でした。
ぜひ、みなさんも、この講演会の全文が赤旗に発表されますので、ぜひお読みいただき日本共産党が、今度の選挙結果をどのように見ているのかを知っていいただきたいと思います(85周年記念講演会のビデオと大要)

終了後に、比例代表候補としてがんばった、前田ふみこさんの激励会が行われました。


県委員会でCS放送を見る党員たち

2007年8月9日木曜日

昨日の申し入れ、渡久地修の指摘を新聞が報道

今朝の新聞、その②
昨日の、普天間基地の移設を前提とした、環境アセス方法書の撤回をと、県に申し入れをしたが、その様子を琉球新報が報じている。

「方法書撤回を」「共産が県に要請」と見出しをつけ、
本文の中かで、「渡久地修那覇市議が『方法書の提出が疑問だということは、県として政府に方法書の撤回を求めると理解していいか』とただしたのに対し、上原知事公室長は『方法書の撤回というより、求めているものをクリアした段階で(方法書を)受け取るという立場なので、撤回という表現については検討させてもらいたい」と述べるにとどめた。
外間県議は、『知事のコメントの立場をきちっと最後まで貫き通してほしい』と要望した」
と書いています。

県民の頭越しに基地を押しつける政府に怒りは広がるでしょう。
そして、県知事や県が、県民の立場に立つのか、米軍、政府の立場に立って基地を押しつける側にたつのか、県民は、固唾をのんでみているでしょう。

教科書検定撤回求め、超党派の県大会開催へ

今朝の新聞、その①。
一面トップで、「教科書検定問題」「超党派で県民大会」と大きく報じている。

沖縄戦での日本軍の強制による「集団自決」の記述が削除された問題で、全県的に怒りが沸騰している。そして、ついに、県議会として、県民大会に参加することを決めたという。
うれしいニュースであるとともに、県民の付託を受けた県議会としての当然の結論である。

この大会をぜひ成功させ、島ぐるみのたたかいにしなければならない。
そして、教科書検定を撤回させ、再び戦争を起こすような日本になってはならないと、後世に歴史の真実を伝えて行かなければならない。

那覇市議会としても、市民の先頭にたってがんばらねばならない。さっそく、他会派にも呼びかけていくつもりである。

沖縄県民の怒りを、日本国民の怒りに広げ、政府、文科省を包囲し、必ず撤回させなければならない。


総務委員会の懇親会

昨日、総務委員会の議員、所管事務を担当する部長、課長ら管理職との懇親会がありました。
今期の2年目で、委員が新しく再編成されることにともなってのもので、この間、ご苦労さんでしたということもあって、約50人が出席しました。もちろん、費用は自己負担です。

私は、約8年間総務委員会所属です。
今回は、野党は、共産党所属の私と、社社連合の多和田委員の2人だけで、残りの8人は与党という、圧倒的な与党多数委員会でした。

それでも、市政をチェックするのが市議会の大きな役割の一つであるとの信念のもとに、毎委員会、すべての議案に対して、質問し、チェックすることに徹してきました。

那覇市議会は、この間の私たちをはじめ、全会派、全議員の努力もあって、徹底した議論、少数会派の意見も大事にする、民主的な運営を重視しています。

委員会での質問と答弁のやりとりは、厳しい指摘の時もあれば、激励の時もありますが、いずれも市民の利益第一です。

十分な調査と勉強にもとづく質問なのかどうかは、答弁する側には、よくお見通しのようです。

昨日の懇親会では、これまでの議場や委員会でのやりとりなどを振り返りながらの懇談になりました。

いろんな苦労話などに話が弾みました。

職員のみなさん。ご苦労さまです。健康に留意して、がんばってください。

最後に残った人たちで記念撮影をしました。


前列、座っている左から、大城春吉議員、興南高校の野球部の先輩で甲子園出場の経験があるとのこと。その日は、興南高校が甲子園で初戦を突破しといって大喜びでした。次が多和田議員、大浜議員、屋良委員長、次が渡久地修、金城議員、仲村議員。
後列が部課長のみなさん。