2013年3月29日金曜日

4・28式典に対する抗議決議を全会一致可決

安倍政権が、沖縄を切り捨てた、4・28「主権回復・国際社会復帰を記念する式典」に抗議する決議を県議会は全会一致で可決しました。

決議では、今回の政府の式典開催に反対し、強く抗議するとしています。

2013年3月27日水曜日

辺野古埋め立て申請を撤回せよ/沖縄防衛局に抗議

政府が3月22日に辺野古埋め立て申請を沖縄県に提出しましたが、昨日、基地の県内移設に反対する県民会議で沖縄防衛局長に抗議を行いました。

各団体代表とともに、糸数けいこ参院議員も参加し、日本共産党からは私が参加しました。

私は、今回の暴挙が、41市町村長・議長、県議会などをすべて踏みにじるものであること、総理がオバマ大統領に忠誠心を示すために強行したことを指摘し、戦後の銃剣とブルドーザーで土地を奪ったことと同じものだと、申請の撤回を求めました。

抗議後の報告集会での報告を動画でアップしました。




2013年3月23日土曜日

辺野古埋立申請に抗議の街宣

昨日、政府が辺野古埋立申請を提出したことに県内では怒りが広がっています。

昨日は、県内紙が号外を発行。

昨日に続き、今日も街頭から糾弾の宣伝を行いました。

今日は、赤嶺政賢衆院議員と県庁前で訴えました。

また、これから夕方にかけて訴えています。


2013年3月22日金曜日

政府が辺野古埋め立て申請を強行/党県議団が緊急抗議宣伝

政府は、今日の午後4時前に、普天間基地の移設先の名護市辺野古の海の埋め立て申請を提出しました。

日本共産党県議団は、5時15分から緊急の抗議のための街頭宣伝を県庁前で行いました。

4人の県議がこの暴挙を糾弾。

私は、県知事、41の全市町村長、議長、県議もすべて反対するなど、沖縄県民の総意を踏みにじる暴挙であると断じ、安倍内閣がアメリカのオバマ大統領に忠誠を誓うあかしとして強行したもので対米従属そのものと糾弾しました。

沖縄県民は断じて許さない。

たたかいをさらに広げてい行こう。そして7月の参院選挙で、県民を踏みにじる自民党政権にノーの審判を下そうと訴えました。

この抗議街宣には、嘉陽宗儀、玉城ノブ子、西銘純恵、渡久地修の4人の県議団が参加しました。



訴える県議団と渡久地修

2013年3月20日水曜日

辺野古埋め立て申請を断念せよ/3・19県民集会

昨日、辺野古埋め立て申請を断念せよとの県民集会が開催されました。

政府が、今月中にも埋め立て申請を県に掲出する動きを強めている下での怒りと抗議の集会になりました。

県民会議加盟の団体や政党のあいさつ、決意表明では、日本共産党を代表して私が行いました。

集会のあと、牧志公園まで国際通りをデモ行進してアピールしました。



3月19日 県庁前ひろば



日本共産党を代表して決意表明

2013年3月19日火曜日

県の出先機関の監査中です

議会は、予算特別委員会の真っ最中。

私は、15日から連日のように、監査に追われています。

3月15日が北谷浄水管理事務所と水質浄水管理事務所

18日が、沖縄ろう学校と中頭教育事務所

19日の今日が、那覇国際高等学校、那覇工業高校です。

明後日は、北部の出先機関の監査です。

監査の任務もきちんとこなしています。



2013年3月16日土曜日

日本と沖縄をアメリカに売り渡す自民党安倍政権

昨日、安倍首相はTPPに参加することを表明した。

TPPは例外なき関税撤廃が条件であるが、あたかもそれに聖域があり、農業の分野で、米や小麦、砂糖、牛肉、豚肉などがその対象から外されるかのような幻想を振りまいている。

オバマ大統領との会談で、ずべ手の関税撤廃が必ずしも交渉参加の前提条件でないといったからといって、それが担保される保証は全くない。

政府の試算でも、TPP参加によって砂糖は全滅する。

沖縄のサトウキビ農家、関連産業が全滅するのである。

国民皆保険制度の危うくなってくる。

自民党は、先の総選挙で議席を増大させた結果、普天間基地の辺野古移設を一気に推進するとしている。これもオバマ大統領に約束してきている。

沖縄が日本から切り捨てられた4月28日を日本の主権回復の日としてお祝いするという。

今でも沖縄では、アメリカの植民地的状態が続いているのに、この人にはこの現実が見えないようである。

TPPも基地問題も、アメリカに従属し、それをさらに深めていこうとする安倍自民党政権には日本の政治は託せない。

7月の参院選挙でノーの審判を下そう。

日本共産党を伸ばしてこそ、日本の国益を守る一番の力になる。

2013年3月15日金曜日

基地があるから米兵犯罪が起こる/記者のメモ

3月6日の県議会一般質問で、基地があるから米兵犯罪が起こることを、警察署ごとの犯罪件数について問いただした。その結果は、基地のないところでは犯罪が起こっていないことが明らかだった。このことについて、今朝の沖縄タイムスの記者のメモが書いているので紹介します。



3月15日 沖縄タイムス

2013年3月11日月曜日

あれから2年、復興支援を強化しよう。


 「これは本当に現実なのか。こんなことがあっていのか。一瞬で日常が奪われた人々の生活。ここで多くの人の命が消えた。石巻市、女川町の被災地の現実はなかなか受け入れきれないほどの惨状だ。声も出ない。ただただ涙するだけ・・・。日本の国の総力をあげて救援にもっと力を・・・。政府は何をしているのか・・・怒りも出てくる。日本共産党の震災救援センターでは、全国からボランティアが忙しそうに動いている。若い仲間たちの元気よく動く姿に励まされる。私たちも、地元の水沢市議や、東京、宮崎、神奈川をはじめ全国からのボランティアと一緒に、トラックに支援物資を積んで被災地での支援活動を行った。」
 
 ▶2年前の今日、私は、東京のアメリカ大使館に沖縄の基地問題で抗議に向かう途中で震度5強という激しい揺れに襲われた。その後、復興支援にすぐにでも行こうとあせっていたが、議会や地元の受け入れとの関係などもあって、宮城県石巻市の現地支援に行くことができたのは5月30日だった。冒頭の叙述は、その時の6月1日のブログの日記に書いたものです。

 ▶あれから2年がたった。死者1万5881人、行方不明者2668人、今なお31万人の方々が避難生活を強いられている。さらに福島原発の放射能汚染は収束どころか廃炉の見通しも立っていない。

 ▶米軍への思うやり予算、政党助成金など無駄使いをなくし被災者支援に回せ。原発もゼロにせよ。支援をさらに強めよう。合掌。

2013年3月8日金曜日

米軍基地があるから米兵犯罪が起きる/県議会一般質問

3月6日の沖縄県議会での基地問題での一般質問を動画でアップしました。

米軍基地があるから米兵犯罪が起きること、米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因であることなどを追及しました。

26分余です。



TPPで沖縄のサトウキビ農家・産業は全滅/渡久地修県議の質問

沖縄県議会2013年第一回議会 3月6日の日本共産党渡久地修県議の一般質問。
TPPに参加したらどうなるのか。過去のパイナップル缶詰の輸入自由化で沖縄のパイナップル農家、産業が壊滅的打撃を受けた事例を示して、サトウキビ農家・産業もゼロになることを指摘し、知事に明確にTPP反対の行動をとるように追求しました。



新たな怒り広がる/沖縄をアメリカに差し出した日を「独立を認識する日」とは

安倍首相が、1952年のサンフランシスコ講和条約で沖縄が日本から切り離され、アメリカの植民地支配になった4月28日を「独立を認識する日」として式典を開催することを表明したという。

サンフランシスコ条約は、日本の形だけの独立で事実上のアメリカに従属することを交わしたものである。同時に、沖縄が日本から切り離されてアメリカの植民地支配に差し出されたのである。

このことを日本の独立を勝ち取ったと威張る首相がいるのだろうか。

根っこまで対米従属がしみ込んでいるのだろう。

そして、27年間本土から切り離され、いまでも過重な米軍基地の存在で苦しめられている沖縄のことなど眼中にないのだろう。

沖縄では新たな怒りが広がっている。

2013年3月7日木曜日

2013年3月6日水曜日

一般質問終わる。TPP、基地問題で追及

今日、一般質問が終わりました。

その中でTPPになれば沖縄の農業が大打撃を受けることを明らかにしました。
沖縄では過去に、農産物輸入自由化によって、パイナップル産業が大打撃を受けたことを明らかにしました。

最盛期の1972年には、パイナップル農家が4,160戸から2010年には506戸に激減、パイン缶詰工場が19工場から1に、そのうち本島北部が11から1に、八重山が8からゼロに激減。パイン工場の雇用数も3,832人から53人に、そのうち本島が2,670人から53人に、八重山は1,240人からゼロになっている事実を指摘。

TPPに参加すれば、サトウキビ産業はどうなるのか。
サトウキビ農家は16,661戸がゼロに、製糖工場の雇用も1,335人がゼロになると部長は答弁しました。

沖縄の農業を破壊するTPP交渉参加反対を明確にするように知事に求めました。

基地の問題でも、あらゆる面から知事に質問を行いました。

その中で、米軍基地があることによって米兵による事件・事故、犯罪は起こっていること。基地がなければ起こっていないことを県警の資料を元に明らかにしました。



TPP問題で質問


パイナップル産業が農産物輸入自由化で大打撃を受けたことを示すグラフ


基地があるから犯罪、事件、事故が起こる。ないところでは起こっていない追及



基地がないところでは米兵犯罪、事件、事故、犯罪が起こっていないことを表で示しました。

2013年3月5日火曜日

今日から一般質問

沖縄県議会代表質問も終わりました。

連日晩の9時前までの強行スケジュールです。

今日から一般質問です。明日の午前10時に私の質問があります。

ネット中継もされます。

2013年3月2日土曜日

赤いカーネーションの花

 小林多喜二が官憲に虐殺されたとき、人の思想そのものを取り締まる無法な治安維持法によって獄中につながれていた共産党員たちは、悲しみを乗り越え、その意思を引き継いでいくことを赤いカーネンションの花を窓辺に一輪飾ることによって表したことを映画「小林多喜二」の強烈な印象として残っている。

 日本共産党の前田政明県議が、今でも信じることができないようにあっという間にこの世を去ってしまった。気晴らしのための夜釣り中の事故によるもので、党内はもとより、沖縄中に衝撃を与えた。

 「今でも大声のヤジが飛んできそうだ」と自民党県連会長は代表質問のなかで死を悼み、「熱血漢」「人情家」「基地闘争の大黒柱を失った」と多くの議員から哀悼と悲しみの言葉が寄せられた。

 くしくも沖縄では、前田政明県議を含め我々がめざしていた、オスプレイの配備撤回、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念という一致点での超党派のたたかいが展開され、新たな段階へ発展していこうとしている重要な時期を迎えている。このようなときに、たとえ不慮の事故とはいえ、県民から負託された議席を失ったことは誠に痛恨の極みである。

 しかし、いつまでも悲しみに打ちひしがれていては前田政明県議の意思に反することになる。県民から負託された5議席分を4人で担っていこう。2月26日に開会された本会議では、赤いカーネーションの花を一輪ずつ故人の議席に供えてその意思を表した。