2015年2月25日水曜日

3月4日に一般質問

今日から3日間、各党・会派の代表質問が行なわれます。その後、4日間の一般質問に入ります。
渡久地修の一般質問は、3月4日(水)の6番目です。4時半頃の予定です。
質問通告は以下の通りです。全力でがんばります。
 

1、辺野古新基地問題について

(1)辺野古に造られようとしている基地は強大な新基地ではないか、知事の見解を伺う

(2)海兵隊は日本を守る軍隊ではない。世界への殴り込みの軍隊ではないか。

(3)辺野古新基地建設をあらゆる手法を行使して阻止する知事の決意を伺う。

(4)辺野古で防衛局が強行している工事は、沖縄県環境基本条例に違反しているのではないか

(5)民意を無視した工事強行に抗議する県民を米軍が不当に拘束したことは断じて許せない。銃剣とブルドーザーで土地を奪い居座り続けているのは米軍ではないか。

 

2、沖縄経済と米軍基地について

(1)「米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因」という認識から、「米軍基地を撤去すれば沖縄は大きく発展する」という認識に深める必要があるのではないか。

(2)この認識を含め、基地の実態を全県民、全国民、世界の人々の共通の認識にするために、これまでも提起してきたチラシやパンフレットの作成と世界や全国への配布などが急がれる。翁長知事の訪米計画との関係でも急ぐ必要ではないか。

 

3、沖縄振興予算について

(1)沖縄振興計画は基地との引き換えではないはずだ。沖縄振興計画の原点とはそもそも何だったのか。基地と引き換えなのか、見解を問う。

(2)政府の振興予算の削減は許せない。今回の政府の振興予算減額の口実に不用額や繰越額などが挙げられている。その口実を与えないようにすべきである。

(3)基地との引き換えで沖縄だけ特別に多く国の予算をもらっているとの誤解がある。また、内閣府一括計上という他の都道府県の予算計上の仕組みの違いや、一括交付金という仕組みもその要因になっているのではないか。誤解をとき、正しい理解を広げることが重要ではないか。

(4)名護市が基地再編交付金を凍結されながら、予算を増やし、健全な財政運営を行っているとマスコミでも評価されているが、どのような努力を行った結果なのか。また、それについての知事の見解を問う。

(5)名護市は各省庁予算について研究し、いろんな知恵を出して予算を引き出してきたと聞いたが、県としても参考にして、各省庁の予算を引き出す研究を深めてもらいたい。

 

4、教育行政について

(1)全学年での30人学級実現への決意を伺う。

(2)脳脊髄液減少症の被害者救済について

①西原小学校で起こった事故の被害救済が、長期間にわたってなされていないことに憤りさえ覚える。まず、学校で起こった児童の救済が第一という立場に立つべきではないか。保険会社の補償の範囲の議論に陥っているのでないか。県教育庁として解決すべきである。

②今後の学校事故への対応も改善すべきである。

 

(3)第一次中城御殿あとから、貴重な井戸が発掘された。公舎建築の妨げにならないようなので保存すべきではないか。さらに、当時の石畳や石垣なども出現しているが、公舎整備の中に取り組む事を検討してはどうか。

 

5、旧特別自由貿易地域について

(1)県の財政負担になってきたことについて検証をきちんと行い総括することが大事ではないか

(2)財政負担を軽減するために、用途変更、暫定的な土地の貸付、暫定的な野球、サッカー、グランドゴルフ、パークゴルフなどのできる広場などを含め、有効な活用方法も、県議会や関係者などの意見や知恵を集めて検討することが必要ではないか。

 

6、県営住宅の家賃支払い困難に陥った県民への対応について

(1)公営住宅法の目的は、「住宅に困窮する低額所得者に対して低廉な家賃で賃貸し、又は転貸することにより、国民生活の安定と社会福祉の増進に寄与する」ことではないか。全国一低い県民所得、非正規雇用の増大など、低額所得者が増大している元で、沖縄県の公営住宅の役割はますます重要になっているのではないか。

(2)その立場から、家賃支払が滞っている県民への対応も、機械的対応ではなく親身に対応すべきである。

(3)減免減額制度をさらに拡充すべきではないか。

(4)福祉部門との連携を蜜にして、他の制度での救済方法はないかを含め親切に対応すべきである。そのための福祉制度などを熟知した、社会福祉士あるいはケースワーカーの配置し、親身な相談、支援体制をとってもらいたい。

  

7、県管理の河川で溺れていた県民が、那覇市消防協議会がボランティア活動で設置したペットボトル救助浮具で救助された。河川管理者としての見解を問う。翁長知事は、「協同のまちづくりを県全体で推進する」と表明したが、この機会に、この取組を全県の河川や海岸線に県が主導して広げることができればと思うが見解を問う。


 

2015年2月23日月曜日

ここはアメリカの植民地ではない/県民集会に2800人

 ここはアメリカの植民地ではない。

  昨日、米軍が抗議している県民のリーダーを狙い撃ちにして、突然襲いかかり基地内に引きずり込んで拘束するという事態が発生しました。
 この不当弾圧に、小池晃党副委員長・参院議員、赤嶺政賢衆院議員、日本共産党県議団、うまんちゅの会県議団は、多くの県民ととも直ちに抗議し、釈放を求めました。
 

 午後から開催された「止めよう辺野古新基地建設県民集会」には2800人が参加。集会を重ねるごとに新たな参加者が増えています。...
 集会では、県民の怒りはさらに増幅し、絶対に新基地建設を止めようと固い決意を固め合いました。米軍は、抗議行動の先頭に立っている人を弾圧し、県民を萎縮させようとこの日を狙っていたのでしょうが、それは逆に県民の怒りの炎に油を注ぎ込むことになるでしょう。
 

 
 

 怒りの輪をさらに広げましょう。



日本人を直ちに開放せよ
訴える小池晃副委員長


県民集会
 

 
県民集会
 
写真は赤旗提供

2015年2月21日土曜日

明日、辺野古での県民集会

2月議会での質問準備のため県議会で仕事しています。
3月末日まで過密日程が続きますが、辺野古新基地建設を中止させ、普天間基地を閉鎖撤去させるために頑張ります。
明日は、辺野古の海上抗議行動と、1時からのゲート前の抗議行動に行きます。
後援会も集会にバスで参加します。
がんばりましょう。

2015年2月19日木曜日

翁長県知事が所信表明

今日から沖縄県議会の2月定例議会がはじまり、翁長県知事が所信表明を行いました。
基地問題では、「国土面積の0.6%の沖縄である沖縄県に約74%の米軍専用施設が存在する現実は理不尽」「米軍基地は沖縄経済発展の阻害要因」として、「日本の安全保障が大事であるならば、日本国民全体で考えるべき」とのべ、「辺野古に新基地は造らせないということを県政運営の柱ににし、普天間飛行場に県外移設を求めていきます」「埋め立て承認に関しては、法律的な瑕疵の有無を検証する第三者委員会の報告を踏まえ、埋め立て承認の取消または撤回について検討する」と表明。

子どもの医療費の通院無料化の拡大、少人数学級の推進や正規教員率の向上に取り組むことなども表明しました。

2015年2月17日火曜日

翁長知事が動く

翁長県知事が動いた。

昨日、翁長知事は沖縄防衛局に対して、辺野古の海底へのブロック設置の停止指示を出した。
仲井真前知事が行った岩礁破砕許可に反しているとしている。そして、県としても調査に乗り出すことを明らかにした。

1月にも知事は、県の検証作業が終わるまで工事の停止を要請したが、安倍政権はその翌日、その要請を一顧だにせずに海上作業を強行した。

今回の知事の指示に従わなければ知事は、岩礁破砕許可の取り消しもありうるとしている。

この指示に従うのが民主主義国家として当然である。

この指示を無視し、力づくで県民の願いや県政をつぶしにかかってくることを警戒し、県民全体で翁長県知事を支えて、辺野古新基地建設を断念させよう。


高江ヘリパット建設反対/住民の会とともに県に要請

昨日、高江ヘリパット許さない住民の会とともに、ヘリパット建設反対、県道の路側帯の日米共同使用を米軍占用への変更を認めるな、オスプレイ配備反対などを要請しました。

2015年2月15日日曜日

辺野古座り込み抗議行動に参加

日曜日の今日、辺野古に行ってきました。
海上には巡視船がならび、水平線には大きな艦船のような船も見られます。

浜辺のテント小屋からゲート前に移動して座り込みに参加。
今日は、春の気配が感じられました。
座り込みのみなさんも元気で頑張っていました。
現場でのたたかいが県内と本土の方々を大きくはげまし、支援の輪が広がっていることを、自分の体験を通して報告し、粘り強くたたかおうと挨拶しました。


2015年2月13日金曜日

米軍司令官が、共産党から金もらって「反対運動」と暴言

軍北部訓練場の司令官である海兵隊少佐が反対していいる県民に対して「反対運動している人々は共産党からお金をもらっている」と暴言をはいたことを今朝の琉球新報が報道している。そして、「米軍は基地を返還したいのに住民が妨げている」とまでうそぶいている。
許しがたい暴言である。

そもそも沖縄の米軍基地は、沖縄戦のさなかに米軍が勝手に奪い取り、その後も銃剣とブルドーザーで奪いとったものである。米軍が略奪したものである。それを返せと沖縄県民は主張しているのである。その県民の願いを逆手に取って、返して欲しければ別の基地を造ってよこせと言っているのは米軍ではないか。それを盗人猛々しいというのである。

断固抗議する。米軍は荷物をまとめて沖縄から出て行け。
今朝の新聞には「県民を侮辱するのも甚だしい」と私のコメントも掲載しているので紹介します。


2015年2月12日木曜日

2月22日に辺野古ゲート前で県民集会

止めよう!辺野古新基地建設実行委員会は、2月22日(日)午後1時から、辺野古ゲート前で県民集会を開催することを決め記者会見で発表しました。

安倍政権は民意を無視して、20㌧から40トンのブロックを埋め立て区域外にも投下しています。
怒りが広がっていますが、多くの県民の参加を呼びかけます。




2015年2月11日水曜日

怖い安倍政権。問答無用な県民弾圧の実態

安倍政権が辺野古で基地建設を強行。
抗議する県民の命を顧みないやり方は許せない。
今朝の新聞に掲載された写真と記事によると、定員6人の船に海保が3人乗り込み、船が傾き4人が海に放り投げ出されたという。海の安全を守るという公務員が絶対にやってはいけない危険な行為である。
こんな無法がまかり通っている。
県民の民意を無視して人殺しのための基地建設を進める安倍政権は恐ろしい。
実態を多くの人に知らせよう。

2015年2月10日火曜日

辺野古の珊瑚破壊を許すな

安倍政権のもと防衛局は沖縄の民意と、県知事の工事中止要請を踏みにじり、ボーリングのための工事を強行しています。
反対する県民を排除して、20トンブロックを次々と海底に投下し珊瑚を破壊しています。
民主主義と珊瑚と海を破壊する安倍政権は絶対に許せません。
抗議の声を全国に広げてください。

投下された20トンブロック。地元紙の報道から

2015年2月9日月曜日

埼玉県草加市で基地問題を報告

2月7日、埼玉県草加市で草加革新懇の集会があり、沖縄の基地問題について1時間報告しました。
200人近くの参加で、一部が「かじゃで風」「4つ竹」「谷茶前」の琉球舞踊で盛り上がり、二部が総会、三部が私の講演という集会でした。

私は、約1時間にわたって、沖縄の基地の現状、オール沖縄へと結びついていった県民のたたかいの歴史などについて、プロジェクターを使い、写真、動画を交えて報告しました。

報告の後、多くの方から、感想や質問も寄せられ熱気ある集いでした。

今日、感想文が送信されてきましたが、多くの方が「とても良かった」という欄に丸をつけていただき、「感動しました。聞きやすい声で、やさしい声で、力つよい中味に元気をもらいました」「映像による内容は心に迫るものがありました。沖縄の人々の闘いは私たちを大きく励まし勇気をくれました。あとに続いて一緒になった気持ちでがんばりたい」などの力強い感想を寄せていただきに、こちらが励まされています。
これからも連帯してがんばります。