2008年10月31日金曜日

県政報告だよりを発行

9月議会を中心とした県政報告だよりを発行しました。

市議時代から、毎議会ごとに発行してきましたが、通算で47号になります。

その間、号外も出してきましたが、議会ごとでは47号ということです。

ホームページにもアップしました。B4の4ページですが、HPには、A5の4ページに縮小してあります。

PDFファイルです。

このブログから直接PDFへのリンクのやり方がまだわかりませんので、一度、私のHPへリンクしてからご覧ください。

やり方のわかる方は教えてください。

HPへのリンクはこちらをクリックしてください。

2008年10月30日木曜日

鳥島射爆劇場の無残な姿。現地を視察・調査。

昨日、県議会の経済労働委員会で、米軍の制限水域となっている、久米島の鳥島射爆撃場と久米島射爆撃場の視察に行ってきました。

久米島町役場では、副町長、久米島漁業協同組合長、沖縄県漁業協同組合連合会会長らから、状況説明を受けました。

その中で、3者はこもごも、もう、「補償金はいらない。本来の生業で生計を立てていきたい」「漁民本来の漁で生きていきたい」「漁民の誇りがある」と返還への強い要望を出していました。

その後、船で鳥島射爆撃場へ。

久米島漁協が設置したパヤオ周辺では、一隻の船が漁を行っていました。

この近くは黒潮本流が流れるところで、マグロなどの好漁場だといいます。

パヤオをちょっと行くと、「ここから制限水域です」と船長がGPSの画面を指差します。

黒島を中心に半径5.5キロに設定された赤丸の中に船が入ったことを点滅して知らせています。

船首の彼方に鳥島が見えてきました。

岩だらけというのが遠目にも確認できます。

だんだんと近づいて行くうちに、無残な姿が目に入ってきます。

採石場のように岩肌がむき出し、砕かれている痛々しい姿に言葉を失うほどです。

砕かれた岩がごろごろし、一木一草生えていません。

昔は、「緑に覆われていた。カツオをとってなまり節をつくっていたそうです」と船長も悔しそうに言います。

「島の半分は削られている。このままだとあと10年20年では島はなくなってしまう」と組合長さんらは危機感を募らせています。

島に近づくと、島の小高い丘に突き刺さった砲弾が演習の激しさを物語っているようです。
ロケット弾、劣化ウラン弾という人もいますが、専門家ではないので断定はできませんが、久米島まで地響きすることがあるというほどの激しい爆撃訓練のようです。

このままでは、島の形状がかわって粉々になり消滅していくのも時間の問題かもしれません。

「豊かな漁場を返せ」「私たちは漁民です。補償金より、本来の漁で生計を立てていきたい」

立ち上がった漁民と地元のみなさんの勇気と誇りに敬意を表しつつ、県議会も立派に応えて生きたいものです。

制限水域は撤廃せよ。米軍基地は撤去せよ。

潮風に吹かれ、戦前も同じだったであろう久米島の夕日をみながら、帰路につきました。



役場で状況説明を受ける。


全国の70%以上の制限水域が沖縄にあり、沖縄周辺に29か所設定されていると説明する
久米島漁協の組合長


海に浮かんで見えるのが久美島漁協設置のパヤオ


パヤオそ過ぎると、制限水域に入ったことを示す船のGPS装置。



遠くに鳥島射爆劇場が見えてきた。



岩肌がむき出しで、一木一草ないのが分かる


小高い丘の半分が爆撃で削られなくなっているという。



砕かれた岩がごろごろ。丘には、ロケット弾、劣化ウラン弾(?)なのか、砲弾が突き刺さっている。手前、波打ちぎわには錆びた不発弾が転がっている。


鳥島の説明を組合長から受ける、玉城のぶ子経済労働委員長と渡久地修県議


久米島の夕日





2008年10月29日水曜日

米軍の鳥島、久米島射爆撃場の調査に行ってきます

今日、沖縄県議会経済労働委員会で、米軍の訓練制限水域となっている、鳥島と久米島の両射爆撃場の視察に行ってきます。

久米島まで飛行機で移動し、久米島町役場で状況を聞き、その後、船で両射爆撃場を視察、調査してきます。

日本共産党も私も、米軍の訓練水域、漁礁制限水域の撤廃を求めてきました。

知事も、制限水域の一部返還、両射爆撃場の返還を求めていくと答弁していました。

県議会でも調査をして行動を起こすことが求められていいます。

詳しくは後ほど報告します。

2008年10月28日火曜日

タイラ長政街頭演説会

昨日、「平和とくらしをまもる市民の会」の街頭演説会が行われました。

那覇市長予定候補とともに4政党の代表、伊波洋一宜野湾市長、東門美津子沖縄市長らが訴えました。

タイラ予定候補は、お年寄りを大事にする、子供たちを大事にする、障害者など弱い立場の人達を大事にする、地元中小企業を大事にする、市民を大事にする政治の実現を訴えました。

また、伊波市長らは、平良、親泊市政時代は、県都那覇市は全県の福祉をリードしてきたが、はたから見ていてもそれが弱まっていると指摘。今の自公姿勢が、福祉を削った、人件費を削った、職員を削ったと、マイナスの方面だけの実績を上げているとして、市政の役割は、市民の暮らし、福祉をまもること、福祉を充実させた、教育を充実させたというのが本来の市政の役割であるとして、県都那覇市の政治を福祉、暮らしを守る市政に転換してほしいと訴えました。

渡久地修は昨日は司会を務めました。



左から伊波洋一宜野湾市長、平良長政市長予定候補、渡久地修県議

2008年10月26日日曜日

那覇市長選挙、市議補欠選挙、衆院選挙の勝利目指す、党と後援会の決起集会

那覇市長選挙でのタイラ長政さん、市議補欠選挙での前田ちひろさん、解散衆院選挙での、比例代表選挙で、赤嶺政賢さん、田村貴昭さん、沖縄一区での外間ヒサコさんのの勝利を勝ち取ろうと、党と後援会の決起集会が開催されました。

会場いっぱいの参加者で、勝利への奮闘を誓いあいました。

市長選予定候補の平良長政さんも駆けつけました。

私も、3人から5人に躍進した県議会での日本共産党の活動を報告しました。

解散総選挙がどうなるかはますます流動的になってきていますが、市長、市議補欠選挙は11月16日と確定しています。

目前の市長、市議補欠選挙の勝利こそ、解散総選挙への勝利につながります。



県議会報告を行う渡久地修


2008年10月25日土曜日

米兵のセスナ機墜落現場の緊急調査

昨日、嘉手納基地所属の米兵のセスナ機が名護市の真喜屋地区に墜落した問題で、今日、日本共産党県議団は緊急の現場調査を行いました。

屋我地入り口のファミリーマートの向い側のサトウキビ畑に墜落し周囲が燃えたとのことでした。

今日、早速県議団として現場調査に行っていきました。

セスナ機n墜落現場は、警察が立ち入りを規制しているために近くでは見ることができませんでした。

現場は、米軍と県警がそれぞれテントを張って現地本部を設置して、現場検証を行っているようでした。

しかし、ここでも日米地位協定の壁に阻まれているような感じでした。

道路からは、墜落したセスナ機の白い機体の一部が、きび畑の中にかすかに確認できます。

そして、その目と鼻の先、きび畑の向うに、真喜屋小学校が見えます。墜落現場からわずか300メートルといいます。

一歩間違えば大惨事。

一体いつまでこのようなことが繰り返されるのでしょうか。



ワンボックスカーの後ろ側に白い機体がかすかに見えます。
きび畑の向こう側にみえる建物が真喜屋小学校。

沖縄の産業まつり

沖縄県産業まつりを日本共産党県議団として視察してきました。

アカバナのカリユシウェアやサトウキビ、月桃やオクラのカリユシウェアなど意欲的な開発作品がいっぱいありたのもしいかぎりでした。

亜熱帯気候jの沖縄の特性を生かせば沖縄の産業の希望が切り開かれると思いました。

本土企業誘致だけでなく、沖縄の第一次産業を中核とした産業振興が必要だと実感しました。



産業祭りを視察する5人の県議団

2008年10月24日金曜日

県民栄誉賞

昨日、北京パラリンピックの陸上男子マラソンで銀メダルを獲得した、上与那原寛和選手への県民栄誉賞の表彰式があり参加しました。

障害を乗り越え、世界のアスリートと競い見事銀メダルを獲得したことは、多くの障害者のみならず県民、若者、子供たちに大きな希望と勇気を与えました。

上与那原選手は、「4年後のロンドンオリンピック。また、県民のみなさんに感度と勇気を与えられるように頑張りたい」と抱負を述べていました。

表彰式には、同じく北京パラリンピックに日本代表として出場して活躍した、又吉清人(射撃)、仲里進(車いすラグビー)の両氏も参加し、三氏に花束が贈呈されました。

私も過去にフルマラソン、(那覇マラソン)42.195キロに5回出場したことがありますが、車いすマラソンはもっと過酷だと思います。試練を乗り越えてがんばり続けている選手たちに心からの敬意と拍手を送りたいと思います。

そして、そのがんばりが多くの若者たち、子どもたちに勇気と希望と刺激を与えてくれることを願っています。

私も希望と勇気と感動をもらって、自分の目指す道を走り続けたいと思います。

ありがとう。



表彰式、右から渡久地修県議、、嘉陽宗儀県議、仲里進選手、上与那原寛和選手、又吉清人選手


県議団との記念撮影

2008年10月22日水曜日

「思いやり予算をもっと追及して」と怒りの電話

米軍嘉手納基地内の中学校(ミドルスクール)を思いやり予算(国民の税金)40億円で建設し提供していることを指摘した質問を9月議会で行った。

400メートルトラックの陸上競技場、サッカー場、バスケットコート4面など至れりつくせりと指摘し、思いやり予算の廃止させ、国民の福祉や教育に回させるように国に求めるべきと指摘した。

この質問は、翌日の新聞に大きく掲載され、反響も大きかったが、今日も、50代と思われる男性から共産党県議団に電話があり、「許せない。国会でも徹底的に取り上げてほしい」との怒りと激励だった。

県内の同規模の中学校は19億円という。

こんなムダ使いをなくせば、福祉や教育の予算は確保できます。

毎年、2千数百億円の思いやり予算はきっぱりと廃止させましょう。

今度の、衆院選挙の大きな争点の一つです。



リュウキュウ・ミドル・スクール(米軍準機関紙「星条旗」HPより)

2008年10月21日火曜日

値上げの波がここにも!Cランチが50円の値上げ

久しぶりに泊にあるレストラン「ルビー」に行った。

昔は「コーヒーシャープ」、ルビーと言っていた。

私たちが高校生の時からあり、大衆的でご飯のおかわりも自由で人気があった。

共産党県委員会の近くなので時々行っている。

ここのCランチが確か550円だったと思うが、トンカツとポークランチョンミート、たまご、ウインナーなどとまあまあお手頃の内容だと思っている。それにスープもついている。

今日、久しぶりに行ったら、なんと590円になっている。

たしか550円だったはずだがと思いながら、もう3か月ぐらい来ていないから、勘違いなのだろうかと思いつつも、スープを持てっきたお店の人に聞いてみた。

はい50円値上げしましたとのことだった。私の記憶では40円の値上げだと思うが、いずれにしても結構な値上げ幅である。

原油高騰のあおりで燃費やら何にやらがあがっているのだろう。

そうだ小麦粉も大幅値上げなのだと思いながら、「いつから上げたのですか」と聞くと

ひと月前だという。

やっぱり私の記憶は正しかったのだ思いつつも、こういう庶民の胃袋まで原油高騰、穀物高騰の影響が来ているのかと痛感せざるをえなかった。

今の暴走する資本主義では大変だ。

社会的規制がどうしても必要である。

ルールある資本主義へ、日本共産党のがんばりどきだと思いつつ、Cランチを食べた。

2008年10月20日月曜日

那覇市長選挙・タイラ長政さん政策発表

10月18日、那覇市長選挙・タイラ長政さんの政策発表が行われました。

共産、社民、社大、民主の各党の代表とともに記者会見が行われました。

自公の政治の転換のために力を合わせてがんばりましょう。




沖縄タイムス・新聞記事

琉球新報・新聞記事

2008年10月17日金曜日

那覇市長選挙の日程が確定

衆院の解散が流動化するもとで、那覇市長選挙の日程もなかなか決まらずにいましたが、今日、当初の予定通り11月9日告示、16日投票と確定したとのことです。

これで、衆院が解散されても市長選挙が先になる模様です。

いずれにしても、自民・公明の政治への怒りは広がるばかりです。

何としても、タイラ長政さんの勝利と、市議補欠選での前田ちひろさんの勝利を勝ち取らなければなりません。

衆院選での比例代表での日本共産党の前進、一区での外間ヒサコさんの勝利と一体のものとして頑張る大事だと思っています。

今日も、朝立ち宣伝で、期待の高まりと自公への怒りが伝わってきました。

多くの人のご支援を訴えていきたいと思っています。

2008年10月16日木曜日

お年寄りの突然の訪問。戦争の悲惨さに身の震える思い。

昨日、私の議会居室に一人の高齢者が突然訪ねてきた。

党の市議からの紹介とのことだったが、パソコンのキーボードの手を止めて話を聞いた。

要件は、戦争中に爆弾で大けがして手術を受けたが、国の援護法の適用を受けて、障害年金がもらえるかもしれないとのことで、やっと当時手術をしてくれたお医者さんの息子の医者を探しあてて、傷病証明書を書いてもらった。ついては、一緒に援護課に行ってほしいとのことだった。

私は、他の日程を後回しにして、一緒に県の援護課に行った。

援護課では、職員が2人で話を聞いてくれたが、結論的には、援護法の適用は無理だろうとのことだった。

本人は、以前に相談に来た時に、証明書が必要と言われて、必至に手術をした医者を探しあるいたとのことで、だいぶショックを受けたようだった。

それでも、丁寧な説明にそれは理解したようだが、その時のその高齢者の方の話に、私を含め3人は身の毛のよだつ思いで、戦争の悲惨さに身を震わせた。

その高齢者は当時、4年か5年生だったというから10歳前頃だったのだろう。

戦争で追い立てられて逃げる途中で、爆弾に炸裂し、父母と兄は戦死したとのことで、自身も背骨に弾の破片が食い込んで、死体と一緒に何日間か寝かされたらしい。

戦後すぐに手術を受けたということだが、麻酔も効かずに背骨から破片を取りだす大手術だったという。本人お表現では、両手両足をひもで結ばれて、切り刻まれ、電気が髪の毛まではしり、髪の毛がピーンと張り裂けるほどの激痛だったという。

このような苦しみを追ってきたのに、国は何もしてくれないのかと悲しそうだった。

それだけでなく、今になって、あの後期高齢者という呼び方はなんだと怒り出した。

自分たちを、まるで社会の癌かダニ扱いしている。

死ねと言っているようなものだ。

年金からさっぴかれて、月に2万ちょっとしかないという。

私は、改めて後期高齢者医療制度が、戦争中、戦後と大変な苦しみと苦労を背負ってきた高齢者を悲しませていることに怒りがわいてきた。

このような高齢者をいたわりこそすれいじめる今の政治は変えなければならない。

この方は、生活保護の申請も必要になるだろうと思いつつ、私は、県の担当者に対して、援護法の適用は難しいかもしれないが、せめて、長年苦しみ、苦労してきたことを思う存分話してもらいよく聞いてほしいとお願いした。

2008年10月15日水曜日

民商の申し入れ、社保協街宣、久子さんの事務所開きと忙しい一日

今日も、朝からあわただしい一日となりました。

早朝の朝立ち宣伝。今日は安里でした。

その後、県議団だよりの作成。

11時からは、沖縄民主商工会連合会の原油高騰対策などを求める要請行動に参加。県の観光商工労働部長に申し入れました。

その後、飛び込みの生活相談が2件。

5時半からは、沖縄県社会保障推進協議会の街頭宣伝行動に参加。

今日10月15日は、65歳から74歳までの方も含めての4回目の年金から保険料天引きの日。

後期高齢者医療制度の廃止を訴えました。

6時半からは、衆院一区の外間ヒサコ予定候補の事務所びらき。

大勢の人の参加で、熱気むんむん。

社大党の推薦、全港湾労働組合の推薦も受け、代表もあいさつしました。

県議団を代表して、私が挨拶しました。

比例代表選挙、一区で必ず勝利をと決意を固めあいました。



沖商連の申し入れ


社保協の街頭宣伝行動


外間ヒサコさんの事務所開き



2008年10月14日火曜日

自公政治の10年間の県民のくらし指標

自公政治になって、県民の暮らしは苦しくなる一方です。

今日は、9月議会で日本共産党議員団の質問で明らかになった県民の暮らしの実態につてまとめてみました。

改めて驚かされます。

こんなにも、自公の政治が県民の暮らしを脅かしているの?

今、お知らせしたいのですが、時間的に間に合いません。

これから、後援会の学習会に出かけなくてはなりません。

近々、お知らせします。

今日も、朝立ち宣伝、昼は那覇市長選挙のタイラさんの事務所で打ち合わせなどと追われぱなしです。

忙しいことはいいことなのでしょうね。

2008年10月13日月曜日

衆院選勝利をと赤嶺政賢衆院議員らと街頭演説会

解散総選挙が迫っていると言われているもとで、今日午後2時20分から、モノレール首里駅まえで街頭演説会が持たれました。

赤嶺政賢衆院議員・比例予定候補、外間久子衆院一区予定候補、前田ちひろ那覇市議補選予定候補と私、渡久地修県議が訴えました。

道行く車や通りすがりの方々が大きな声で頑張れよと声援が多く寄せられました。

アメリカいいなり、大企業いいなりの政治を転換し、国民の暮らしを守り、基地をなくしていくためにも日本共産党の躍進をとの訴えに多くの市民の共感がつたわってきました。

2008年10月12日日曜日

那覇まつり、那覇大綱曳き

今日は、那覇まつり、那覇大綱曳きでした。

首里実行委員会のみなさん、旗頭の瑞雲同好会のみなさんと参加し、ミチジュネーしました。

大綱曳きは3年連続で東に軍配があがりました。








2008年10月11日土曜日

10・10空襲の日

昨日10月10日は、今から64年前のアメリカの機動部隊による大空襲、いわゆる10・10空襲の日に当たります。

那覇市の歩みのなかでは、「早朝から5波に及ぶ空襲で、300年にわたり築かれた商都・那覇の町は一瞬にして炎で包まれた。市民にとって、不意の空襲に打つ手はなく、とびかう焼夷弾・銃弾の雨を避け、黒煙と火の海の中を命からがら逃げのびるのがやっとであった」と書いています。

延べ攻撃機1396機、652発のロケット弾、21本の魚雷、541トンのナパーム弾を含む爆弾が投下され、死者260人、旧那覇市街の90%が焼失したと記録されています。

この10・10空襲が、沖縄本島への米軍の本格的な攻撃の始まりで、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、地獄のような体験を沖縄県民は強いられたのです。

この10月10日は、那覇市民にとって平和を祈念する日でもあります。

基地のない平和な沖縄へ、誓いを新たにしましょう。

2008年10月10日金曜日

知事の訪米予算を削除、

9月県議会が今日が最終本会議でした。

今回、大きな注目を集めたのが、知事の訪米予算についてです。

日本共産党県議団も私も、この問題を代表質問、一般質問で質してきました。

その中ではっきりしたのは、知事は、今回の訪米で「在日米軍再編の確実な実施」を要請項目に入れていることです。

そして、答弁の中では、在日米軍の再編は辺野古の基地の建設も、嘉手納以南の基地の返還もパッケージになっていると言っています。

つまり、「在日米軍再編の確実な実施」を要請するということは、辺野古への新基地建設推進を要請するということなのです。

県議会は6月議会で辺野古への新基地建設に反対する決議を可決しました。

今回の知事の訪米要請の中身は、この県議会決議に反することになり、相いれないのは明白です。

あくまでも辺野古への新基地建設を推進する知事の態度は許せません。

野党は、そろって知事の訪米予算1460万円を削除する修正案を提出し、採決の結果、可決されました。

普天間飛行場はただちに閉鎖すること。

辺野古への新基地の建設は断念すること。

このことを日米両政府に求めて県民と団結して頑張っていきたいと思っています。

2008年10月9日木曜日

地方交付税の亜熱帯補正実現を

那覇市議時代から地方交付税の「亜熱帯補正」の実現を求め続けてきた。

市議会でも取り上げ、なんども政府要請にも行ってきた。

今回、県議会本会議の一般質問でも取り上げた。

昨日、県議会の「沖縄振興・那覇空港整備促進委員会」でもこの亜熱帯補正の実現に県として正面から取り組むよう質問した。

学校のクーラー設置については国からの50%の補助があるが、クーラーの維持費は地方自治体の負担となっているために、財政がないといってなかなか整備が進まないのが現状である。

この維持費を国は交付税措置すべきである。その際、寒い地方に適用されている寒冷地補正という制度と同様な「亜熱帯補正」を創設すべきであるというのが私の主張である。

企画部長も、交付税措置を求めてい行くと答弁した。

しかし、部長は「亜熱帯補正」という点では、私の意見とはまだ一致していない。

私は、沖縄側が亜熱帯補正を強く要請することが重要だと思っている。

この「亜熱帯補正」の実現へ、調査、研究し理論的にもさらに深め、世論を広げていこうと決意を固めているところである。

今回、はじめて、マスコミがこのことを報道してくれた。(琉球新報10月9日、記者席)

大きな前進だと喜んでいる。

地方交付税の亜熱帯補正実現へ県民の大きな声・世論になることを願っている。





「亜熱帯補正」に熱弁
〇…8日の沖縄振興・那覇空港整備促進特別委員会で、学校現場のクーラー代の財源として、地方交付税に「亜熱帯補正」の実現を訴えた渡久地修県議(共産)=写真。「交付税の創設時に沖縄は本土から切り離されていたため、法体系に亜熱帯地域が存在しなかった。本来なら復帰時に入れ込むべきだった」と持論を展開。「寒冷地補正があるのだから、亜熱帯補正も正面から要求すべきだ」と上原良幸企画部長に迫り、実現まで〝熱〟は収まりそうない。
以上が琉球新報の記事です。

2008年10月8日水曜日

ゴーヤー食べました。

9月16日報告した、季節はずれのゴーヤーを昨日食べました。チャンプルーにしました。

自分で育てたものなので特においしく感じました。

あと2本の実が現在、成長中です。近々食べようと思っています。




2008年10月7日火曜日

県立中部病院などの問題で緊急申し入れ

県立中部病院で、がん放射線治療器が故障し、新患受け入れなどができなくなっている問題などで、今日、午後2時より県当局に対して別紙の申し入れ書の内容で申し入れを行いました。

仲里副知事が対応しました。知念病院事業局長、伊波福祉保健部長も同席しました。

申し入れの中で副知事は、

○県立病院の役割は重要であり、今後どうすればいいのかを掘り下げて議論、検討しているのであって、民間移譲、委託、独立行政法人化ありきではない。

○古くなった機器について、早く取り換える必要があるのは取り換える。ご指摘の通り考えていきたい。現在検討中である。

○県知事にも現場を見てもらい問題意識を持ってもらうことは重要。みなさんのおっしゃる通り。

と回答しました。

その他、多くの話が出ました。党県議団は、早急に補正を組むこと。そのために必要なら臨時議会でも開催すべきなど、いろいろと強く要望しました。



申し入れを行う渡久地修ら。

申し入れ書全文と古くなった機器の写真などはこちらをクリックしてください。




米軍基地内中学校40億円の思いやり予算の記事に怒りの手紙

9月30日の私の一般質問、嘉手納基地内の米軍中学校、思いやり予算で建設という沖縄タイムス10月1日朝刊の記事を見た方から共産党県委員会に手紙が来た。
その全文を紹介します。

共産党県委員会様

嘉手納基地40億円中学校の件について

はじめてお手紙差し上げます。
貴党の渡久地県議が県議会で取り上げた表記の件について、日本政府に対する怒りを抑えることが出来ません。また、よくぞこの問題を発掘し取り上げた渡久地県議の活躍に賛意を惜しみません。
この問題は10/1タイムスの記事だけに終わらせてはなりません。もっともっと詳しく県民に知らせて下さるようお願いいたします。
以下は私の知りたいことです。機関紙等で詳細を公表して下さい。

��、日本政府が40億円を支出する法的根拠は何か?
  法的義務があるのか、たんなる「思いやり」なのか?
��、生徒数600人の公立中学校の平均面積はどの程度か? 建設面積はどの程度か?
��、この中学校の建設工事の施工者は?(米軍それとも防衛庁)
  請負業者は? 県内業者それとも本土業者 契約方法は?
��、県教育庁は「好ましくない」と言っているようですが、県知事の見解は?

もっともっと詳細を県民に公表してください。
ご活躍を記念します。

                 2008/10/1 一県民

2008年10月6日月曜日

高齢者、10年前より20万円の負担増

9月30日、私は一般質問で、自公政治になって特に高齢者に大幅な負担増になっている実態をただしました。

これに対して、県は10年前と比較して、所得税、住民税、国保税、介護保険料、後期高齢者保険料などの合計で、

那覇市で暮らす75歳以上の高齢者夫婦(年金収入が夫225万円、妻80万の場合)で20万8千円の大幅負担増となっていることを明らかにしました。

以下、65歳以下と単身世帯についても聞きましたが、いずれも大幅な負担増です。

こんなお年寄りいじめの自公の政治を早く変えることが必要です。

以下は、記事と表をご覧ください。




沖縄タイムス 10月1日朝刊


2008年10月5日日曜日

思いやり予算で出来た米軍の中学校


10月1日、沖縄タイムス朝刊


10月1日、赤旗


9月30日の一般質問で、米軍の思いやり予算について取り上げた。

この30年間で5兆円との答弁に議場内にどよめきが起こった。

そして、今年完成した米軍基地内の中学校(生徒約600人)が40億円(生徒一人当たり667万円)には怒りが広がった。

400メートルトラックの陸上競技場、専用サッカー場、バスケットコート4面、ソフトボールコート、プールと至れり尽くせり。

同じ600名規模の中学校(生徒600人)を県内で建設するには19億円(生徒一人当たり323万円)だという。

同じ、国民の税金でこんなに違うのはなぜか。

ましてや、米軍の基地内の施設の建設費は本来米軍が出して当たりまえ。

なのになぜこんなことが起こるのか。

ここに異常なアメリカいいなりの日本政府の姿勢がある。

教育庁は「大きな格差があるのは、好ましいことではない」と答弁。

知事も「強烈な違和感を感じている」と答えたが、その一方、「米軍基地の在り方も含め国政の場で議論をすべきもの」と日米安保を認める立場から擁護する立場を表明。

翌日の沖縄タイムスで大きく報道され、県民からは怒りの手紙などが寄せられています。

こんなお金があったら、お年寄りや子どもの社会保障費に回させましょう。

今度の衆院選挙の大きな争点の一つです。


2008年10月4日土曜日

やんばるの林道周辺に希少動植物種132種

昨日の経済労働委員会の審議で、やんばるの林道計画周辺に希少な動植物が132種確認されたとが、私の質疑で明らかになりました。

このような貴重な動植物をいかに守るかが今後大きな課題になってきます。

これ以上の林道が本当に必要なのか。今ある林道だけで十分ではないのか。私たちはその見直しを主張しています。

とりあえず、県が提出した資料をご覧ください。




2008年10月2日木曜日

明日、映画「蟹工船」があります。

今日も、遅くまで本会議でした。

県議会は毎日遅くまでで、ブログをなかなか更新できないでいます。

みなさんに発信したい重要な問題がいっぱい出てきていますが、翌日の準備などもあり、なかなか時間がとれずにいます。

おいおい発信していきますので・・・。

さて明日は、若者たちが計画している映画「蟹工船」が上映されます。

今、派遣労働など若者たちをはじめ、国民を使い捨てにするような働かせかたが横行していますが、戦前の労働者のたたかいのように若者たちが立ち上がってこの映画の上映運動を展開してきています。

ぜひ、みんなで応援して成功させたいものです。

10月3日(金) 午後3時と7時の2回上映です。

場所はパレット市民劇場です。

当日券は1000円です。

また、マンガ「蟹工船」が大ブームのようです。

この機会に読んでみてはいかがでしょうか。

あるいは息子、娘たちや若者たちへのプレゼントにもいいのではないでしょうか。




2008年10月1日水曜日

思いやり予算問題、大増税問題など地元紙などが大きく報道

昨日の私の一般質問は、思いやり予算の問題や高齢者の大増税の問題などが、今朝の沖縄タイムスと赤旗で大きく報道されました。

今日も、本会議が遅くまでかかったので、その記事は明日紹介したいと思っていますが、沖縄タイムスと赤旗を購読している方はご覧ください。