2022年11月25日金曜日

議会だより104号を発行

 県議会だより104号を発行しました。

玉城デニー知事2期目最初の議会で日本共産党を代表して質問しました。その内容を中心に報告しています。



2022年6月9日木曜日

6.4辺野古新基地反対県民行動でのあいさつ

 5月4日(日)に行われた辺野古新基地建設反対県民行動での、渡久地修県議の挨拶です。

2分余りの動画です。

2022年5月19日木曜日

復帰50年を記念して、議会100年時のクース甕を開封

 沖縄県議会が1909年6月28日に設置されて100年目の2009年6月16日、沖縄県議会は「議会100年に関する決議」を採択し、開会の後に、「議会100年に関する決議」を採択した。

本会議終了後には、元議員の先輩と現職の議員が記念撮影、記念植樹、5斗甕に現議員全員で泡盛を注ぐ100年古酒のセレモニーも行われた。
あれから13年たった今年は復帰50年目の節目の年として、一昨日、「クース甕」の開封式と新たな仕次ぎ(しつぎ)のセレモニーを各会派の代表の出席のもと行った。戦争のない平和な沖縄へ頑張る決意である。
(当時の模様はこちらをクリック。http://toguchiosamu.blogspot.com/2009/06/100.html )
2009年の議会100年決議は以下に掲載。

議会100年に関する決議
議会は、民主政治の根幹であり、地方自治の要である。
明治42年6月28日、第1回沖縄県会が開かれ、本年はそれから100年に当たる。その間、我が沖縄県民は、幾多の苦難を乗り越えて今日の沖縄県を築いてきた。
本県は、太平洋戦争で激しい地上戦の場となり、自然や貴重な文化遺産が破壊されたばかりでなく、20万人余の尊い命が犠牲となった。終戦後も、27年の長きにわたり米国の施政権下に置かれ、今なお米軍基地に起因する様々な問題が派生している。
本県議会は、議会100年を迎えるに当たり、再び戦争の惨禍が繰り返されることのないよう恒久平和実現への念いを発信していくことをここに決意するとともに、先人の英知と努力で築いてきた歴史を踏まえ、県民の負託にこたえるべく、なお一層の献身を誓うものである。
上記のとおり決議する。
平成21年6月16日/沖縄県議会


2022年5月17日
2022年5月17日、各派代表による仕次ぎ
2022年5月17日、各派代表による仕次ぎ
議会100年決議とクース甕
2009年6月16日の仕次ぎ式










2022年5月16日月曜日

復帰50年。基地のない平和な沖縄に向かって

 

歴史に学んでこそ未来を切り拓くことができる▶復帰50年記念式典で、若者代表の2人は、「沖縄で繰り広げられた地上戦で多くの尊い命が失われた中、先輩方は必至で生き抜いた。今、私たちがあるのは先輩方がつないでくれた命であることを決して忘れてはいけない。戦後も米軍統治下で自治権等が制限される中、先輩方が中心となり平和と権利を取り戻す活動をしてくれたおかげで現在がある」「沖縄の未来へつないでいく」と述べた▶岸田首相は、沖縄の復帰を「日米両国の友好と信頼によって可能となった」と述べたが、サンフランシスコ条約で沖縄を日本から切り離したのは日本政府ではなかったのか。復帰実現の大きな力は県民の不屈のたたかいと本土の連帯したたたかいではなかったのか。歴史を歪めてはならない。また、「これからも、日米同盟の抑止力を維持しながら」と米軍基地の押し付けを表明した最高裁判所長官は、「日本国憲法の下で」と述べたが、辺野古裁判や爆音訴訟をみても、憲法の上に地位協定があり、司法の上に安保条約があるのが実態ではないか▶米国大使は、ロシアのウクライナ戦争を引き合いに、「自由は無償ではない」と述べ、米軍基地の受け入れを当然視した▶玉城デニー知事は、沖縄戦と米軍占領下の苦難の歴史、米軍基地集中による事件・事故、爆音、環境破壊などにふれ「建議書」の実現を求めた▶基地のない平和な沖縄に向かって新たな歴史を切り拓くときである。

 

2022年4月18日月曜日

県議会だより103号を発行

 県議会だより103号を発行しました。

新年度予算議会での質問などを中心にまとめています。
A4版の4ページです。
お読みいただければ幸いです。









2022年2月5日土曜日

「新版 資本論」のすすめ

 難解で、若いころから何度も挑戦し途中で挫けてきた資本論だが、「新版・資本論」の12巻目を今日、とりあえず読みきることができた。

不破哲三さんのアドバイスにあった、大まかな流れをつかむということ、何を解明しようとしているのか等を意識し、読み進めていくことに努めた。

ただし、読み終えたことと理解できたということは別である。が、一つ言えることがあるとすれば、マルクスが解明しようとしたのは何だったのか、どのように向き合っていったのか、その壮大な著作の大まかな全体像がぼやっとではあるが、私の理解度の限界の中ではあるにしてもつかめたような気がするということである。私にとっては一つの収穫であり、それを土台にあらたな学習への再出発点である。

私からするとこれでも難解だと思うが、「平易で明快なものをめざし、全体を改訂した」(山口富男日本共産党社会科学研究所副所長)という「新版・資本論」の威力だと思う。

地球気候変動危機への対応、ルールある経済社会の実現等、まさに現代の直面する緊急課題である。

 「マルクスとエンゲルスが一生かけて書いた本だもんで、俺も共産党員として読んでおきたいと思ったんだ」-1年9カ月かけて読破したという静岡県の92歳の党員の記事や、SNSでも各地の挑戦している先輩党員の姿にも励まされた。資本主義を乗り越えた未来社会へ向かって、学び、連帯し、社会変革へのたたかいを進めていきたいものである。



2022年2月3日木曜日

隔靴掻痒の思い

靴がすり減り買い替える時期に来ている。これまではサイズや足になじむかなど現物をみて試し履きして買うのがあたり前だと思っていたが、試しにインターネットであれこれと調べてみた。ブランド品と言われているものや格安のものなどいろいろと出てくる。世の中の流行も含めて改めて時代遅れなのかと知らされるが、それでも、現物を手に取って試しに履いてみないと失敗するのではないかと不安は尽きない。▶インターネットでの検索を終えて、自分のフェイスブックを開いてみると驚いたことに靴の広告が出てくる。新聞の電子版を開くとその横にも靴の広告が出てくる。私が靴を購入しようということが分かっているようだ。そういえば、これまでも電化製品や何かを検索すると、その品物の広告が出てきていた。私が何を欲しているのか個人情報がすべて大企業などに把握されているのではないか。映画のような世界が現実に進行しているように思えてならない。▶国が進めるマイナンバーカードやDXなどもこのような状況になりはしないか。買物嗜好、所得、納税、家族構成などが個人情報のすべてが国によって管理され、大企業などに利用される社会になりはしないか。行き着く先は国による監視社会にならないのか。心配は尽きない。▶急速に発達するインターネット社会に乗り遅れまいとあがきながらも、便利さの中に潜む危うさがすでにひそかに進行していることにも遭遇する。隔靴掻痒の思いである。

2022年1月27日木曜日