2010年6月30日水曜日

51年前の今日、宮森小学校に米軍機が墜落

51年前の6月30日の朝、石川市(現うるま市)の宮森小学校に米軍機が墜落し、児童11名、民間人6人の17人が死亡した。のちに後遺症で無くなった児童を含め18人にのぼる。

このような事件を絶対に繰り返してはならない。

先日、県議会の代表質問でこの事件と、現在も墜落の危険にさらされて、米軍機墜落を想定した避難訓練が、沖縄の小中学校の6校で行われていることについて2月議会に続き再度取り上げた。

宮森小学校墜落時の状況を当時の先生たちの証言を議場で紹介した。

��年1組の当時29歳の先生の証言から

「・・・、そしたら2年生が教室から、火をかぶった子供たちがねすね、飛び出してくるんです。髪の毛が燃え洋服が燃え、全部燃え尽きて最後にパンツの紐が燃えている。2人、3人と転がっているんですよ。私はなすすべもなく・・・。」

��年3組の当時34歳の先生の証言から

「2階からおりたとき、私の目に映った光景はまるで地獄、これが、この光景が宮森小学校の校庭なのか。まるで夢を見ているような状況。教室が燃えている。2年生の教室である。その前の通っていると教頭先生がオーオーと泣いている。燃えている2年生の教室の中から洋服も燃え、髪も燃え、全身炎の塊なった子供が飛び出してきたんですよ。私はびっくりして、ワァーとその火を消そうと、その子に触れましたら、彼女の背中の皮膚がズルズルと剥けて私の手にくっついているのです。
 私はその子を抱き上げました。2年生ですからできました。『だれかいませんか、この子を助けてください、誰かいませんかー』と叫んでいてどうしていいかわからない状態。・・・」

当時の37歳の教頭先生は

「安全であるべき学校にジェット機が墜落するということは到底考えられません。日本国内は勿論、世界のどこの国にもないと思います。ところが沖縄県の宮森小学校には地楽したんです。」

との証言には胸が張り裂ける思いです。

この悲劇を絶対に繰り返させてはならない。

しかし現実には、普天間k地をはじめ、学校の上空や周辺を米軍は平気で低空飛行している。

今月の22日には普天間小学校で米軍機墜落を想定した避難訓練が行われたが、その頭上を米軍機が低空飛行し、避難訓練の先生の声も米軍機nかき消された。

アメリカ本国、ヨーロッパでは絶対にあり得ない事態がこの沖縄で行われている。

絶対に許されない。

ただちに飛行を中止ずべきであり、日本政府と沖縄県は飛行禁止を通告すべきである。

今こそ、全国民が普天間基地の無条件撤去の声をあげてほしいものだ。

宮森小学校事件から51年目の日に改めて訴えるものである。



子供たちの上空を低空飛行する米軍機 6月22日 普天間第2小学校



6月22日



避難訓練の最中にも米軍機が低空飛行で上空を飛び先生の声は聞こえない。
6月22日の避難訓練

飛行中止を通告せよと迫った質問をご覧ください。(動画)

2010年6月29日火曜日

県内移設反対を言えない知事に怒り広がる

県議会は代表質問も終わり、一般質問に入っています。

日本共産党の5人の質問は終わりました。

県内移設反対を明言せよとの追及にも、知事は「極めて厳しい」としかいいません。

その理由は、政府がなぜ最低でも県外といっていたのを180度変えて県内に決めたのかの理由を聞かないうちは判断できないとのこと。

政府は沖縄への新基地建設を、日米で合意し、閣議決定しているのに、なにを聞くというのでしょうか。

結局は、県内移設容認をうちに秘めているのかとの質問にも「極めて厳しい」を繰り返すのみ。

県民の立場に立って、絶対反対と明言すべきです。


学校上空・周辺の米軍機の飛行中止の通告を(代表質問の一部、動画)

2010年6月28日月曜日

ヒェー、1万円の買い物で1千円の消費税!

消費税を10%にあげると言った民主党の菅首相。

自民党も10%消費税。

10%で4人家族で16万円の大増税。

1万円の買い物をすると1千円も消費税をとられます。

そして、大企業の法人税の減税もセットになっています。

なんと、なんと・・・!

1千円の消費税のうち800円余りは、その大企業減税の穴埋めに回ってしまうのです。

お年寄りの福祉、社会保障の財源にあてるといいながら、実態は大企業減税の穴埋めの消費税大増税。

こんな大増税、きっぱりノーの審判を下しましょう。

消費税を創設したのは自民党の竹下内閣、3%から5%に引き上げたのが、村山社会党内閣でした。

沖縄ではイジュさん以外にの他の候補も消費税増税反対と言っていますが、過去の歴史と見れば、それが本物かどうかがわかります。

なによりも、自民党党本部は消費税増税を公約にしています。また、消費税増税の民主党と選挙協力しています。

よく見極めてほしいのものです。

日本共産党の勝利こそ消費税をストップさせる確かな力です。


学校上空・周辺の米軍機の飛行中止の通告を(代表質問の一部、動画)

2010年6月27日日曜日

代表質問の動画への反響

代表質問の動画を見た方々からいろんな励ましや県知事への怒りなどが寄せられています。
以下、いくつか紹介します。

鬼気迫る質問に、知事の答弁もしどろもどろ。一県のトップとは思えない中身でした。いったいあの知事には同じ人間の血が流れているのでしょうか! 自分の子孫が日々命の危険にさらされていても、同じ答弁が出来るのでしょうか!  沖縄県議会のみならず、国会で渡久地議員の質問をぶつけれたら。それを全国ネットで流すことが出来たなら・・・悔しくてなりません。(神戸・男性)

質問の動画見ました。いつも思いますが、論理的でありながら情に訴える論戦に感動しました。特に、「飛行禁止」の赤紙をかかげ、「法的拘束力があるかどうかの前に、県民の意思を示すことが大事」という追及は圧巻でした。 (東京・男性)

沖縄のための常日頃の活動ご苦労様です。総理の挨拶、米下院の感謝決議まったくもってけしからぬ行為ですね。慰霊の日、父が郵便局員として戦死しましたので式典が終わってから、平和の碑と逓魂の塔に行きました。1日も早い基地撤去に向けてみんなで頑張りましょう。(沖縄・男性)

多くの人に見てもらい沖縄の実態を知ってもらいたいと思います。
ご協力をお願いします。


学校上空・周辺の米軍機の飛行中止の通告を(代表質問の一部、動画)

2010年6月26日土曜日

学校上空・周辺の米軍機の飛行禁止を通告せよ/代表質問から(動画)

6月25日の代表質問の再質問のハイライト部分です。

下記をクリックしてご覧ください。



質問動画


学校上空・周辺の米軍機飛行禁止を/新聞が報道

昨日の代表質問で、普天間第2小学校で米軍機墜落を想定した避難訓練が行われていることを再び取り上げ、こども達の命を安全を守るために、学校上空と周辺の飛行禁止を通告するように知事と教育委員会に求めました。
このことについて沖縄タイムスに囲み記事として報道されました。



6月26日・沖縄タイムス

代表質問の新聞報道


6月26日・沖縄タイムス
県議会(高嶺善伸議長)6月定例会は25日、代表質問最終日が行われた。仲井真弘多知事は、菅直人首相が沖縄全戦没者追悼式で基地負担への感謝や、米下院が「日本、特に沖縄の人々に感謝を表明する」との決議を採択したことについて、「沖縄の基地負担の現状に対する理解や、今回の日米共同発表が招いた県民の失望に対する認識不足ではないかと考えている」と不快感を示した。渡久地修氏(共産)への答弁。



6月26日・琉球新報


県議会の6月定例会は25日、代表質問2日目(最終日)の質疑を行った。仲井真弘多知事は、米軍基地を過重に負担していることに対する菅直人首相の「お礼」発言と米下院の「感謝決議」について、「沖縄の基地負担の現状に対する理解や、今回の日米共同発表が招いた県民の失望に対する認識が不足している」と述べ、強い不快感を示した。渡久地修氏(共産)への答弁。
  川上好久企画部長は米軍用地跡地に開発された那覇新都心地区の那覇市税収額が、全面返還された1987年以前の約3千万円から2008年度は約31億円と100倍に増えたと説明。普天間飛行場跡地が新都心同様に発展すると仮定した場合は税収520億円、誘発雇用約3万2千人の経済効果があると推計した06年度調査も紹介した。
 宜野湾市の普天間第二小学校など6校が米軍機墜落事故を想定した避難訓練をしていることに関し、金武正八郎教育長は「(学校上空の飛行自粛など)米軍への申し入れも含め市町村教育委員会や関係部局と情報交換したい」と述べた。いずれも渡久地氏への答弁。


6月26日・沖縄タイムス
 親などが国民健康保険(国保)の保険料を滞納して「無保険」状態となっている15歳以下の子どもの数は、2010年5月末現在、県内で3959人に上ることが25日、県国保・健康増進課のまとめで分かった。市町村別では、那覇市が909人と最も多く、次いで沖縄市589人、うるま市495人、浦添市461人、名護市203人、宜野湾市200人となっており、市部で約8割を占めた。

 また、保険料を1年以上滞納している資格証明書の交付世帯数は125世帯で、うち短期被保険証が発行されている子どもは50人。同課は「市町村でも電話や家庭訪問をしても保護者に接触することができない場合もある。相談がなければ、短期保険証を発行できず、まずは早めに市町村窓口に相談してほしい」としている。

 県内で保険料を滞納している世帯数(09年6月1日現在)は5万335世帯で、加入世帯の19・7%。

 奥村啓子福祉保健部長は、「無保険」の子どもへの対応について「支払い能力がない場合や特別な事情がある被保険者については、生活状況に応じてきめ細かい対応を行うよう市町村に助言してきた。今後も、子どものいる世帯については、慎重な対応を行うよう助言していく」と述べた。

 同日の県議会代表質問で、渡久地修氏(共産)の質問に答えた。




6月26日・琉球新報
県の奥村啓子福祉保健部長は25日、国民健康保険(国保)の保険料滞納者で、保護者が市町村窓口へ納付相談などに訪れず、保険証が更新されないため「無保険状態」となっている15歳以下の子どもの数が2010年5月末現在、県内で3959人に上っていることを明らかにした。県議会代表質問で渡久地修議員(共産)に答えた。
 「無保険状態」の子どもの数を市町村別に見ると那覇市が909人で最も多く、沖縄市589人、うるま市495人、浦添市461人、名護市203人など。浦添市は琉球新報のアンケートで無保険の子を602人としていたが、その後の集計で461人となった。
 保険料が払えず、医療機関で全額自己負担となる資格証明書世帯の子どもについては、09年4月から中学生以下には6カ月有効の短期証(窓口で3割負担)を交付することとされ、来月から対象が高校生以下にまで拡大される。しかし、交付には保護者が窓口へ相談に訪れることが条件。
 奥村部長は「これまで県は、支払い能力がない場合や特別な事情がある被保険者については、生活状況に応じきめの細かい対応を行うよう、市町村に助言してきた。今後とも子どものいる世帯については慎重な対応を行うよう、助言していきたい」とした。





昨日の代表質問に反響

昨日、代表質問を行いました。

その模様が沖縄タイムス、琉球新報で報道されています。(いずれも②面)

あとで、その記事をアップしたいと思います。

両氏とも、日米の「沖縄の感謝」につての質問についての知事答弁とともに報道。

タイムスは、さらに2面に大きな囲み記事で、普天間飛行場の飛行禁止を求めたことを報道し、社会面では国保の保健手帳のない子供が全県で3959人のことを報道しています。

琉球新報は、②面で、基地が返還された街がどのように発展しているかの質問も報道、また、国保の保険証がない子供が全県で3959人もいることを社会面で報道しています。

県内の方はぜひご覧ください。

後ほどその記事をアップし体と思いますが、とりあえずお知らせしておきます。



2010年6月25日金曜日

6・23慰霊の日のブログに反響

6月23日の慰霊の日の高校生の詩の朗読仁あわせて、平和の礎で祈りをささげる人々や普天間基地の実態など、映像を編集してアップしたところ、すでに200件をこえるアクセスがありました。

多く方に見てもらい、沖縄の実情を知り、基地のない平和な沖縄めざしてともに力を合わせていただければと思います。

ぜひお知り合いの方に見てもらってください。

再度、映像を貼り付けておきます。

今日、代表質問です。

普天間小学校での米軍機墜落想定の避難訓練が6月22日行われました。

この異常な沖縄の実態を前回に引き続き取り上げます。



2010年6月24日木曜日

明日、代表質問です。

昨日のブログには多くの人のアクセスがあり、メールや電話ももらいました。

悲惨な沖縄戦とそれに続く65年間の基地の重圧。

何としても基地のない沖縄を実現しようとの熱い思いが伝わってきます。

明日は、代表質問です。

普天間基地の問題が中心になります。

1時20分ごろからになると思います。

がんばりますので応援をお願いします。

2010年6月23日水曜日

慰霊の日/平和と基地のない沖縄への決意新たに

今日6月23日は、慰霊の日でした。

糸満市の摩文仁では、沖縄全戦没者追悼式が行われました。

日本共産党県議団も参加しました。

菅総理大臣も参加しました。

しかし、挨拶の中では、日米合意を結んで沖縄に基地を押し付けながら、基地を負担していただいていることに感謝するということを述べるなど、県民の思いに逆行する内容でした。

今回の追悼式では、県議会議長が「普天間飛行場の一つすら変換できない状況は、到底納得できるものではありません」と強く政府を批判、遺族会の代表も、基地を押し付ける日米合意を許せないと政府を批判するなど、沖縄県民の願いを直接総理に届ける異例の場ともなりました。

政府は、沖縄県民の願いに応えるべきです。

平和の磯には多くの肉親が訪れ、戦争で犠牲になった家族をしのんでいました。

式典では、普天間高校3年生の名嘉司央里さんが詩を朗読しました。

この詩を聞きながら多くの参列者が肉親を想い、悲惨な戦争を憎み涙を流しました。

この詩の朗読をお聞きください。

詩の朗読に合わせて映像を編集しました。

多くの人が、基地のない平和な沖縄、普天間基地の無条件撤去へ決意を新たにしていただければと思います。

そして、参院選ではその先頭に立っている、日本共産党をぜひ伸ばしてください。



2010年6月22日火曜日

明日、慰霊の日

明日、6月23日は沖縄の慰霊の日です。

摩文仁で県主催の全戦没者追悼祈念式典が行われます。

私たち県議団も出席します。

総理大臣も出席します。

総理大臣はどのようなあいさつをするのでしょうか。

県民の心に響くのでしょうか。

県民への公約を裏切り、県民の願いを押しつぶし、沖縄を切り捨てた、基地を押し付ける管総理大臣のあいさつはおよそ察しがつきます。

「沖縄の負担軽減に努力する」というものでしょう。

努力したができませんでしたということにするのでしょう。

もう県民は騙されないでしょう。

基地の無条件撤去へ県民が団結して、基地の押し付けをはねかえしましょう。」

2010年6月21日月曜日

参院選挙本部事務所びらき

昨日、日本共産党沖縄県委員会の参院選本部事務所開きが行われました。

比例の第2次予定候補の上里きよみさんも挨拶。

赤嶺政賢衆院議員らが、日本共産党とイジュ唯行さんの勝利の意義と展望について語りました。

また、昨日は引き続き街頭から訴えてきました。

基地の押し付けと消費税の大増税に怒りはどんどん広がっています。

基地なくせ、普天間基地は無条件撤去をの願いと、消費税増税絶対に許さないという願いをイジュさんと日本共産党へと訴えてきました。


2010年6月19日土曜日

上里きよみ比例予定候補と街頭から訴え

今日は、上里きよみ比例予定候補と10箇所で訴えてきました。

菅首相が、オバマ大統領に辺野古新基地建設推進の日米合意を一生懸命に取り組むと忠誠を誓ったことなどを訴え、普天間基地の無条件撤去を訴えている、イジュ唯行さんと、比例での日本共産党の勝利こそ沖縄県民の願いを日米両政府届ける確かな力だということや、消費税増税をストップなどを訴えてきました。

上里きよみさんのさわやかな演説も県民の期待を集めています。

今日は、曇りでしたが、それでも太陽の日差しが強烈で、顔も腕も赤くなりヒリヒリしています。

油断大敵、太陽を侮ってはいけない。明日からは帽子や長袖が必要かなと思いながら一日がんばってきました。

暑さにも強烈な日差しにも、日米両政府の基地押し付けにも負けずに頑張りましょう。


2010年6月18日金曜日

代表質問は25日の午後になる見込み

沖縄県議会の代表質問、日本共産党は25日ですが、午後になる見込みです。

おそらく午後の一番で1時20分ごろになると思います。

前の会派の質問、答弁時間によってはずれが出て来る場合もあります。


日本共産党の代表質問の通告

6月25日が日本共産党県議団の代表質問で、渡久地御修が行います。午後の一番になる見込みです。再開は1時20分。

今日、代表質問の通告締め切りでした。

以下の通告を行いました。


1、知事の政治姿勢について

(1)基地問題と民主党政権ついて

①、4.28県民大会についての知事の見解を問う。また、最近の県内世論調査で、普天間基地の県内移設反対84%。無条件撤去38%、国外移設36%で計74%。安保条約については、平和友好条約に切り替えるべき55%、廃棄すべき14%、合計69%になり、日米安保の維持はわずか7%となっている。知事の見解を問う。

②、日米合意について

今回の日米合意は、結局、辺野古現行案という自公政権時代の案に逆戻りした。沖縄への新基地建設押しつけだけでなく、徳之島や全国の自衛隊基地への訓練の移転という基地被害を全国に広げ、米領グアムの基地建設だけでなく基地の維持費まで日本が負担するというもので、自公の案よりもさらに悪くなってる。こんな日米合意は到底認められない、知事は撤回を求めるべきである。

③、鳩山首相の政権投げ出しについて
県民への公約を裏切り、沖縄県民よりアメリカ、米軍の意向を優先させ、県民、国民の批判の前に退陣した。日米合意を結び、これからも苦しみの根源の基地を押し付けながら、無責任極まりないと思うが知事の見解を問う。
また、菅新総理は、民主党代表選で普天間基地の問題と政治とカネについて「二つの重荷を総理自ら辞めることで取り除いていただいた」と述べ、6月11日の所信表明演説では、この二つの問題は「けじめ」がついたと述べた。
鳩山退陣で共同責任を水に流し、一件落着にしようというもので、沖縄県民、日本国民を欺き愚弄するものである。
知事は、普天間問題は鳩山退陣で「けじめ」がついたと思っているのか。沖縄への基地押しつけは厳然と残っているのではないか。見解を伺う。

④、菅新政権の沖縄の基地押しつけについて
菅首相は、2001年7月、民主党幹事長時代、沖縄の記者会見・演説で「海兵隊は即座に米国内に戻ってもらっていい。民主党が政権をとれば、しっかりと米国に提示することを約束する」と述べ、2006年6月1日、民主党代表代行時代には、「よく、あそこ(沖縄)から海兵隊がいなくなると抑止力が落ちるという人がいますが、海兵隊は守る部隊ではありません。地球の裏側まで飛んでいって、攻める部隊なのです。……沖縄に海兵隊がいるいないかは、日本にとっての抑止力をあまり関係がないことなのです。……(米軍再編では)沖縄の海兵隊は思い切って全部移ってくださいと言うべきでした」 と述べていた。
ところが、6月6日のオバマ大統領との電話会談で、「日米合意」について、「しっかり取り組んでいきたい」と誓約し、所信表明演説では、辺野古への新基地建設を「何としても実現しなければなりません」とアメリカへの忠誠を宣言した。
岡田外相は、6月9日の記者会見で、「私は、(沖縄県民の)同意を得るという表現を使っておりません。沖縄の理解を得る努力というものは必要だと思っております。……沖縄のみなさんが、これでやむを得ないと思っていただける状況をつくだすことが重要だということであります」と、あからさまな、沖縄県民はあきらめなさいということ脅しにもにた発言を行っている。
戦後65年も基地を押し付けられ、塗炭の苦しみを押しつけられてきた。子や孫たちの代まで基地を押し付けられ苦しめられるのは許せない。知事は、基地のこれ以上の負担を「やむをえない」と思うか、県民の先頭に立って明確に拒否すべきである。

⑤、移設条件付きではなく無条件撤去こそ解決の道ではないか
今回の日米合意による辺野古現行案への逆戻りは、結局、移設先探しではこの問題が解決できないことを明確に証明した。県外・国外移設という条件付きは基地の存在を認める立場に立つものであり、結局、他に引き受けるところがないから、「辺野古現行案」か、さもなくば「普天間は固定化だ」と、政府に沖縄への基地押しつけの口実を与えるものになってしまうと批判してきた。現実はまさにその通りに政府は沖縄に押しつけてきている。無条件撤去こそ普天間基地問題を解決する道である。知事は辺野古移設について明確に反対を表明し、普天間基地は無条件で閉鎖撤去せよとの対場にたつべきである。
そして、名護市辺野古の海の埋立の認可はしないと明言すべきである。

⑥、普天間第2小学校などの上空、周辺の米軍機の飛行をただちに中止させることにについて 
普天間第2小学校で米軍機墜落を想定した避難訓練が行われていることを前回の議会で取り上げた。その後、知事と教育長は学校を視察したとのことだが、見解を伺う。そして、視察後米軍に飛行中止を申し入れたか。沖縄の子どもたちの命を守るためにあらゆる行動を起こすべきである。知事および教育委員長、教育長に問う。

⑦、沖縄の基地の機能強化が進められていることについて
沖縄の負担軽減といって、米軍再編で米軍機の訓練の本土への移転が盛り込まれたが、実際には、H22戦闘機とF18戦闘機などの外来機が飛来している。米本国、ハワイ、韓国、日本本土など世界各地から訓練に来ているというが、米軍再編以降の実態はどうなっているのか。クラスター爆弾まで投下しているとのことだが、沖縄の負担軽減どころか基地機能の強化ではないか。
知事の見解と、飛来を中止させるために知事はどのような対策をとっているか。

⑧、米軍が沖縄や日本にいすわる理由は何か
沖縄の海兵隊は、中東のイラク、アフガニスタンに出撃するなど、抑止力でもなく日本を守る軍隊でもないことをこれまで明らかにしてきた。また、嘉手納基地や普天間基地などはアメリカ本国では存在自体が許されない世界一危険な基地であることも明確である。
世界では米軍基地は縮小、撤去の方向に向かっているのに、日本、沖縄では居すわり、逆に基地は強化されている。
その理由は、アメリカ側に、「アメリカは沖縄を同胞の血を流して奪い取った地である」という占領意識があるということ。
同時に、最大の理由は、
・駐留経費の70%~80%を日本政府が負担している。アメリカ本国に基地を置いておくより安上がり
・日本政府はちょっとアメリカが圧力をかけるだけでなんでも言うことを聞いてくれる
・米兵が、犯罪や事件、事故を犯しても日米地位協定で守ってくれる
という、いわゆるアメリカいいなり、日本政府の対米従属の姿勢にあるからではないか。
戦後65年もこのような政治が続いてきたが、このようなアメリカいいなりの政治をこのまま続けさせていいのかということが問われている。知事の見解を問う。

(2)、志位和夫委員長のアメリカ訪問と対米交渉について

①、日本共産党の志位和夫委員長は5月に訪米し、アメリカ国務省と会談し、沖縄の実態と県民の願い、沖縄の情勢を率直に伝え、「普天間基地の無条件撤去」を堂々と求めてきた。
知事の見解を伺う。

②、菅首相は、沖縄県民や知事を説得すると言っているが、首相がやるべきことは、「沖縄県民の合意を得ることは不可能。普天間基地は無条件で撤去すべき」とアメリカのオバマ大統領を説得することではないか。
知事としてこのことを首相を「説得」して求めるべきである。

(3)、次期沖縄振興計画について

①、これまでの振興計画についての問題点について伺う。

②、沖縄県の「21世紀ビジョン」でうたわれた「基地のない沖縄をめざす」ことを次期振興計画でも明確にすること。

③、天久米軍住宅地が返還されて、新都心として発展しているが、基地だった場合と、返還された街の経済発展についての比較を、人口、事業所、従業員数、税金など直近の指標で明らかにされたい。さらに、普天間基地が、基地であるが故に、経済発展が毎年どれだけ妨げられているのかを明らかにされたい。

④、基地のない沖縄と基地返還跡地の整備、不発弾処理、及び沖縄戦、や基地あるが故の沖縄経済、街づくりなどの障害になっていることなど国の責任で行うことを明確にすべきである。

⑤、基地と引き換えの振興策、いわゆるアメとムチの振興策には絶対にしてはならない。


2、口蹄疫について

(1)、口蹄疫が侵入すれば畜産は壊滅的な打撃を受け、県経済に与える影響は図り知れないと思うが、現時点での被害額と侵入した場合の被害額はどうなるか、見解を問う

(2)、侵入してからでは遅い。最大級の防止態勢で臨むべきではないか。
(3)、畜産農家への支援を急いで強化することが求められている。

3、アリモドキゾウムシ、イモゾウムシの根絶事業について

(1)、久米島町での根絶に向けた取り組みは、沖縄の農業に大きな展望と光を与えるものになっている。全県的に早く根絶事業を展開すべきである。

(2)、琉球イモとして沖縄農業、経済発展をめざしていくことの推進状況について問う

4、児童虐待に防止について

(1)、今回、また児童虐待で幼い命が奪われた。その原因と県及び自治体の対応に不備があったのか。なぜ防げなかったのか。

(2)、大きな社会的背景として、介護職などの低賃金・貧困化も指摘されているが、どう対応するか。

(3)、国民健康保険の無保険の15歳以下の子どもが那覇市で909人もいることが分かった。
法の趣旨にも反している。病気になっても病院に行けない子どもを絶対に出してはいけない。
ただちに全県的な実態を明らかにして、県及び教育委員会はただちに実行ある対策をとるべきである。

2010年6月17日木曜日

参院選沖縄選挙区予定候補のイジュ唯行さんの訴え

今日、「基地のない平和で豊かな沖縄をつくる会」のイジュ唯行予定候補と街頭から訴えました。

赤嶺政賢衆院議員も駆けつけました。

下記の動画は今日のイジュ唯行さんの訴えです。



2010年6月16日水曜日

沖縄県、6月県議会始まる

今日から沖縄県の6月定例議会が開会しました。

24、25日には各党の代表質問が行われます。

日本共産党の代表質問は渡久地修が行います。

25日の午後になる見込みです。

インターネット中継されます。

普天間基地の問題、鳩山首相の政権投げ出し、日米合意、菅内閣の基地押しつけ、口蹄疫、時期振興計画など、知事にただすべきものはたくさんあります。

全力でがんばります。



2010年6月15日火曜日

「神戸市のすうchan」からうれしい感想とどく

11日から兵庫県の5か所の演説会や数回で沖縄の基地問題を報告、訴えてきた。

パワーポイントを活用して、写真、映像なども織り交ぜながら基地の実態などを報告して来た。

その最後の集会に参加していたと思われる「神戸市のすうchan」という女性から感想のメール届いた。

ハードな日程だったが、行ってよかったと思う。

彼女のメールを紹介します。


「つどいでみせて頂いた映像、周りの人に見せたいと思いました。

そんな矢先、DVDにしてもらえませんか?という問い合わせが私のところにメールで届きました。

「そうか!その手があったんだ♪」と気付き、直接メールしました。

私の姉は、中学生の息子に見せたかった…と言っていました。

デザインの仕事をしていてパソソコン達者の友人が私に送ってくれたメールを、そのまま記します。

『沖縄からの報告、本当に良かった。冷静にパソコン巧みに使い、(笑)も交え、訴えたい事は的確。感性にもビンビン』

クリエイティブな仕事をしている彼をうならせたその技術と感性…私も興味深く拝見させていただいてました。

実際は、“拝見”なんてものではありませんでした。

私も、自分で言うのも変ですが、理論も好きだけどどちらかというと感性で生きているので、あの映像は、心に響きました。

今までも、沖縄のことをみたり聞いたりしたことはありました。

また、勝手に自分で分かっているつもりになっていました。

でも、どんなことでもそうですが、当事者の気持ちは「わかる」なんて簡単に言ってはいけないように思っています。

ただ、分かりたい、わかる努力をしたい…それは大切だと思います。

あの映像からは、沖縄の人の苦しみや、それでも懸命に生きているエネルギーのようなものを感じました。

痛ましい写真に胸が押し潰されそうになりました。

そして、今もなお、沖縄県民の生活と健康と心を脅かす基地の存在を、本当の意味で知った気がします。

上空を飛ぶアメリカ軍の飛行機…その危険と騒音は、テレビでも目にすることがあります。

でも、小学校の避難訓練の事実は、初めて知り、とてもショックで、涙が止まらなくなりました。

私も娘が二人います。

学校に送り出した子どもが、当たり前のように、危険にさらされている…

こんなに辛いことはないと、自分に置きかえて胸が苦しくなりました。

池田小学校で、児童が刺されて殺された時には、異常なほど毎日、報道しました。

でも、普天間基地近くの小学生は、毎日命を危険にさらされているのに、その実態を知る人は、あまりいません。

マスコミも、大企業に抑え込まれているから、大企業や政府の不利になる報道は、ほとんどしないでしょう。たまに良い番組をしても、深夜です。

共産党のことも、同じようなことが言えると思います。

良いことしてるのに、マスコミにはほとんど取り上げてもらえない。

だからといって、それを批判するだけでは、前進はありません。

いかに、自分たちの力で、周りの人に訴えかけ、共産党の考えを広げるか…

私自身もうしろ向き…なかなかうまくいかなくて、今はむしろ逆行しているかも?

でも、やっぱり、訴えるなら、それを受ける側に立ってやらないと…とは、思います。

共産党の話は、堅くて難しい傾向にあります。

私は頭が良くないので、それについていけないことが、あります。

でも、渡久地さんのお話は、映像を交えながらで、本当に分かりやすかったです!

勉強嫌いの私でも、聞きやすくて有り難かったです!

長々と、スミマセン。
では、失礼します。

       神戸市のすうchan」

ありがとうございます。
これからももっと多くの人に沖縄の実態を知らせていくためにがんばります。 


2010年6月14日月曜日

兵庫県から帰ってきました

沖縄の基地の実態を訴え、全国の連帯したたたかいをと11日から兵庫県で5か所の演説会や決起集会などで訴えてきました。

今日、午後帰ってきました。

兵庫県でも、沖縄に連帯する熱い思いが伝わってきました。

5か所の会場とも一生懸命に取り組んでいることがよくわかり、参加者も熱心に訴え聞いてくれました。

また、終わってからも、激励の言葉やともにがんばろうとの決意に満ちた言葉を多くの人からかけてもらいました。

その後も、メールなどでの感想も寄せられ、資料の提供依頼などもどんどん寄せられています。

それだけ、真剣に沖縄の実態と基地なくすたたかいを周りに広げて行きたいとの意気込みの表れでしょう。

私も負けずにがんばります。

明日、6月議会の議案説明があり、明後日本会議が開会されます。

一気に忙しくなりますが、ともにがんばりましょう。

兵庫県のみなさん、ありがとうございました。








2010年6月13日日曜日

演説会参加者からの連帯のメール



神戸市北区での報告


一昨日は尼崎市の演説会で訴え、昨日は、神戸市の須磨区、長田区、北区と朝から連続的な演説会や市政・県政報告会に出て訴えた。

ホテルでメールをチェックすると、尼崎市の参加者からは、大変勉強になったといって、資料がほしいとの要求があった。

さらに、須磨区の演説会参加者から下記のメールが届いていたので、紹介します。


「渡久地さん。今日のお話素晴らしいかったです。

私は須磨の演説会に参加して、新しい共産党の活動スタイルを見ました.

仕事柄プレゼンテーションの経験もありました。そういう意味で昔、国会で大きなパネルでグラフを提示して国会論戦を戦った議員団の方々、先駆的でした。

今、渡久地さんの説明もそういった意味では本当に素晴らしいもので、日本共産党もどんどん時代を先取りして活動を続けられる姿を見て勇気が出ました。

沖縄問題を考え広るためにも今日、渡久地さんが作られていたプレゼンのソフトをDVDなりにして何十人、何百人の渡久地さんを作り出す意味で、学習会用に編集してDVDを日本全国にひろめる事が必要だと思います。

もちろん、会場で広めておられた沖縄県議会のDVDもいただき見せていただきました。

微力ながら私も過去2度沖縄へ行ったことからも何らかの責任をかんじています。

少しでも沖縄の現状、日本の置かれた現状を普及しようと思っています。

今日は本当にありがとうございました。」

ご提案の件は、ぜひ何らかの方法で実現できれば思いますので、どのような方法がいいのか早速、研究、検討してみたいと思います。



2010年6月12日土曜日

好評/神戸市での基地問題報告会

今日は、神戸市須磨区、長田区、北区の3か所で演説会や市政・県政報告会が開催されました。

どの会場もいっぱいで、150人から200人規模の集会でした。

参加者はみんな沖縄のことを思い熱心に聞いてくれました。

よくわかった、ともにがんばりましょとの激励を受けました。




神戸市須磨区での報告

尼崎市の演説会で基地ない沖縄を訴える



尼崎市の演説会で、左から渡久地修、穀田恵二衆院議員、堀内照文兵庫参院選挙区予定候補

昨日、尼崎市で日本共産党演説会が開催され1000人余が参加しました。

穀田恵二衆院議員、堀内照文参院兵庫選挙区予定候補とともに訴えました。

プロジェクターを使って、悲惨な沖縄戦、苦難の米軍占領時代を振り返りながら、現在の異常な米軍基地の実態を報告し、沖縄県民のたたかいと全国との連帯したたたかいの方向などについて訴えてきました。

短い持ち時間でしたが、参加者に訴えたいことは十分に伝わったようで、終了後、多くの参加者からともにがんばろうと激励の声と、連帯の声をかけていただき、かたい握手を交わしました。

今日は、これから神戸市で3か所の演説会で訴えてきます。

神戸市のホテルから。

2010年6月10日木曜日

明日から兵庫県の演説会へ

明日から、尼崎市、神戸市の5か所の日本共産党演説会に行ってきます。

その準備で今日は徹夜状況になるかも知れません。

沖縄の実態を知らせ、全国と連帯したたたかいに全力でがんばってきます。

2010年6月9日水曜日

イジュ予定候補、仁比そうへい比例候補と街頭から訴え

昨日の朝、イジュ唯行参院沖縄選挙区予定候補、仁比そうへい比例候補、赤嶺政賢衆院議員とともに出勤途中の県民に街頭から訴えました。

一日橋での早朝宣伝でした。

前日の総決起大会が大きく成功したもとでの早朝宣伝。

多くの人から激励を受けました。



左から、渡久地修、赤嶺衆院議員、イジュ唯行予定候補、仁比そうへい比例候補

2010年6月8日火曜日

イジュ唯行さんの決起集会に1600人余

「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす県民の会」主催のイジュ唯行さんの勝利をめざす総決起大会が昨日開催されました。

那覇市民会館は2階席まで満員で、1600人の県民が参加し、熱気にあふれました。

イジュさんの決意表明に万雷の拍手。

志位委員長のアメリカ訪問の報告は、堂々と対米交渉することの重要性と、その交渉ができる日本共産党の姿が鮮やかになりました。

イジュさんの勝利は、基地のない平和な沖縄実現と普天間基地の無条件撤去の一番確かな力になります。

がんばりましょう。

日本共産党志位和夫委員長が沖縄県知事にアメリカ訪問の報告

お昨日来県した日本共産党の市和夫委員長は、辺野古の座り込み現地、名護市長、宜野湾市長、嘉手納町長、県議会議長、県知事と精力的に訪問し懇談しました。

高嶺県議会議長と仲井真沖縄県知事との懇談には党県議団の5人の同席しました。

志位委員長のアメリカ国務省訪問については、議長も県知事も大きな関心を寄せ、沖縄県民の普天間基地の無条件撤去をとの願いを堂々と交渉してきたとを報告しました。

県知事も、国務省の反応などについて関心を寄せ、どのような返事でしたかなどの質問の寄せられました。



高嶺県議会議長との懇談



仲井真県知事との懇談。志位委員長の後が渡久地修県議です。

2010年6月7日月曜日

志位委員長が来県

今日、志位委員長が来県します。

県知事などとの懇談、意見交換のあと市民会館での「基地のない平和で豊かな沖縄をめざす県民の会」の総決起大会で話します。

多くの県民のみなさんのご参加を呼びかけます。



2010年6月6日日曜日

瀬長フミさん逝く/米軍支配というマジムン退治は私たちが引き継ぎます。

瀬長フミさんが逝った。

102歳という長寿を全うした。

フミさんは那覇市議としても活躍した。

最後の時期、私は党市議団事務局長として支える仕事についていた。

瀬長亀次郎さんの奥さんとして、アメリカの激しい弾圧をかいくぐってきたとは思えないような温厚な人柄だった。

フミさんの100歳の祝いでは、亀次郎さんの活躍はフミさんの支えがあってなしえたものだということを多くの方が語っていた。

同時に、フミさん自身が沖縄の復帰運動や婦人運動の先頭に立っていた方であった。

米軍普天間基地の撤去に向けて大きな島ぐるみのたたかいが起こっているときに、復帰運動の先頭に立ってきた闘士がまた一人、102歳の長寿を全うして逝った。

たたかいはその子どもたち孫たちの世代に引き継がれている。

「亀次郎さんやフミンさんたちのやり残した、米軍支配というマジムン(魔物)を退治するために、私たちががんばります。」

フミさんの通夜の席で、寝ているような温厚な顔のフミさんにそう誓ってきた。

今日、告別式がこれから執り行われる。

2010年6月5日土曜日

共産党がんばれ/各地で激励

民主党が沖縄を裏切って、県内移設を打ち出したことに、多くの県県民は怒っています。

アメリカの言うことは聞くが、県民・国民の声は後回し。

こんjなアメリカ言いなりの異常な状態をこれかも続けさせていいのかどうかが問われています。

日本共産党の躍進こそ、基地のない沖縄、普天間基地の無条件返還の確かな力です。

2010年6月4日金曜日

怒りを参院選で示そう/イジュ唯行予定候補と訴え

鳩山首相が政権を投げ出し、今日新しい民主党の管総理大臣が選ばれた。

日米合意はそのまま引き継ぐという。

鳩山首相の首と引き換えに沖縄への基地の押し付け。

こんなことで沖縄県民は騙されない。

今日は、「この怒りを参院選挙できっぱり示そう」と県民の会のイジュ予定候補と街頭から訴えてきた。

イジュさんの訴えは県民の思い、願いと響きあう素晴らしい訴えだった。

普天間基地の無条件撤去、県内移設絶対許さない、アメリカ言いなりの政治を変えよう・・・。

いま、県民の願いに応えられるのは、イジュ予定候補と日本共産党だとの思いを強くした。

2010年6月3日木曜日

偽りの「抑止力」と日米安保を絶対化した政治評論家たちに怒り

鳩山首相が辞任をしたが、その報道をしているテレビ番組の中で、著名な政治評論家の論評にあきれてしまった。

あえて名前は言わないが、「アメリカは辺野古でなければだめだと言っている。辺野古に反対するのなら、普天間がこのまま居座ってしまうがどう責任を取るのだ」と社民党の党首にかみついていた。

この著名な政治評論家は、アメリカ言い分を絶対化し、これにはいささかも疑問はないようだ。

アメリカの言い分は重視するが、県民の民意は押し潰していもいいという、まさに日米両政府の代弁者のような気がした。

社民党の党首も、グアム、テニアンなどを移設先にあげ、その間は国内に暫定的な移設先を探すなどと言っていた。

どちらも、アメリカの基地容認論の議論である。

普天間基地は、閉鎖・撤去すべきとの考えと選択肢は全くその人たちにはないようだ。

国民や県民の願いよりアメリカを優先する政治の結果が鳩山首相の辞任という形で現れたことを認識すべきである。

著名な国際政治・東アジア研究者で、日本政策研究所所長、元CIA顧問のチャルマーズ・ジョンソン(Chalmers Johnson)氏は、

「自らの目的を遂げるために相手国に強く迫ったり、脅したりするのは米国の常套手段である」

「米軍に普天間基地の代替施設は必要ない!日本は結束して無条件の閉鎖を求めよ」と述べている。

県民も世論調査で、普天間基地の無条件撤去が38%と第1位で次が国外移設の36%となっている。

戦後65年続いたアメリカいいなりの政治をこのまま続けさせていいのか。

このことが今問われている。




2010年6月2日水曜日

鳩山首相辞任で沖縄への基地押しつけは免罪できない

今朝、鳩山首相が辞任するかも知れないと書いた。

沖縄へ基地を押し付け、辺野古への基地押しつけである日米共同声明と閣議決定を撤回してから辞任せよと書いた。

数時間後、民主党の両院議員総会で辞任を表明した。

沖縄と辺野古への基地押しつけは頬かむりして、このままでは選挙に勝てないからというのが理由である。

2重3重の県民への裏切りである。

まず、日米共同声明で沖縄と辺野古への基地お押しつけが明確な誤りだったと撤回すべきである。

鳩山首相が辞めようが、誰が首相になろうが、この共同声明が生きている限り県民の苦難の解決にはならない。

鳩山首相が辞めたからと言って基地押しつけが免罪されるものではない。

報道を見ていると、辞める辞めないだけに目が行って、肝心の基地問題の本質が覆い隠されていはいけない。

沖縄県民は、首相辞任ではごまかされない。

県内たらい回しの撤回。

普天間基地の無条件撤去へさらにがんばりぬいていこう。

「基地を押し付けて、総理は辞任する」/5月6日のブログで指摘

「アメリカと合意をして、そして自分が責任をとると言って、本人は辞任して県民に基地を押し付ける布石だと指摘する人もいる」と5月6日のブログに書いた。

≪5月6日のブログはこちらをクリック≫

この2、3日の新聞を見ていると、その時の指摘のように動いている。

沖縄に基地を押し付けるためには、総理の首など変えてもどうってことないということなのだろうか。

アメリカのご機嫌をうかがい、どこまでもアメリカ言いなり。

公約違反だから辞任論が出ても当然である。

しかし、いま民主党内から出ている辞任論は、このままでは参院選挙に勝てないという、選挙対策のためだけなのだから、県民の願いはそっちのけである。

総理の首を変えて、国民の関心をそらそうとしているのだろうか。

県民と国民の世論が日米両政府を追い詰めていいることだけは確かであるが、辞任で済まされる話ではない。

いま問題なのは、辺野古押し付けの日米共同声明を撤回するかどうかが大きな焦点である。

県内移設は絶対に許されないということである。

辞任するにしても、まずは共同声明を速やかに撤回し、辺野古移設の閣議決定も撤回してからにしてもらいたい。

このことなくして、別の顔になったとしても県民の信頼をえることはできないだろう。

��月2日、午前9時ごろの記事です

日本共産党の躍進が政治を変える確かな力/2008年4月27日の県議選挙での訴え

参院選挙が近づいてきました。

日本共産党の躍進が政治を変える確かな力になります。

沖縄では2年前の県議選挙で日本共産党が3議席から5議席に躍進しました。

県民の願いに応え、基地をなくし、暮らしを守れとの県民のたたかいをさらに前に動かす大きな力になってきました。

去年の衆院選挙では、自公の衆院議員は沖縄ではゼロになりました。

民主党政権がアメリカの代弁者となって沖縄に基地を押し付けることが明白になったいま、県民の民主党政権への怒りは増幅しています。

今度の参院選挙で日本共産党を伸ばすことこそ政治をさらに前に進める一番確かな力になり、基地のない沖縄への確かな力になるでしょう。

2年前の、県議選挙での街頭からの訴えを改めて聞いてみると、日本共産党の一貫した主張と、道理ある訴えと、情勢の進展がわかると思い、アップしました。

視聴いただければありがたいです。



2008年4月27日、那覇市・モノレール首里駅前での街頭演説から

県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック
①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)
②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)
③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)
④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)
⑤国民に秘密裏に結ばれた日米安保条約(09年2月議会での質問。7分)

2010年6月1日火曜日

メールアドレスが覚えやすくなりました

メールアドレスを簡潔で覚えやすいもにしました。

osamu@toguchi.hope.cx

です。

基地問題などいろんなご意見、ご要望などお寄せください。

沖縄の基地の異常な実態に迫る/県議会の論戦(動画)を再掲載

沖縄の米軍基地がいかに異常であるか、自公県政が危険性除去の問題でも、普天間基地の閉鎖撤去でもすべて国まかせ、国言いなりであるかを追及した県議会での論戦をあらためてご覧いただきたいと思います。多くの人に見てもらい、参考にしてもらってください。

県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック

学校上空の米軍機飛行禁止を通告せよ(6月25日の代表質問から)

①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)

②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)

③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)

④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)

⑤国民に秘密裏に結ばれた日米安保条約(09年2月議会での質問。7分)

県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック
月光上空の米軍機飛行禁止を通告せよ(6月25日の代表質問から)
①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)
②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)
③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)
④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)
⑤国民に秘密裏に結ばれた日米安保条約(09年2月議会での質問。7分)