2017年12月28日木曜日

首里りゅうたん通り、琉球王朝時代の水路の調査

りゅうたん線の道路工事で、このほど琉球王朝時代の水路が発掘されました。
今日、県の土木部と埋蔵文化センターの担当者から水路についての説明を受けました。
琉球王朝時代に現在の首里公民館裏にあった池「りんぐむい」からの水路で当蔵通りを流れて世持橋までの石積みの水路となっています。かつて道路拡張の際に、当時の役所(首里市あるいは那覇市)が石積みの包むようにコンクリートで覆って側溝にしたと思われ、そのために破壊されずに残ったと思われます。
近くに住む知り合いの長老にもお話を伺いました。
まさに文化財に匹敵する貴重な遺構ですので後世に残すべきだと思います。
県の担当には、歩道としての機能を維持しつつ保存する方法を検討してほしいと申し入れました。




2017年12月22日金曜日

ヘリ窓落下事故で海兵隊司令部などへ抗議

昨日、沖縄県議会は「米軍CH53E大型輸送ヘリコプターからの普天間第2小学校への窓墜落事故に関する意見書」と「抗議決議」を全会一致で可決しました。

決議では①落下原因の究明を再発防止、②保育園、学校、病院、住宅などの民間地上空での普天間飛行場所属の米軍機の飛行・訓練の中止、③政府が約束した普天間飛行場の5年以内の運用停止 を求めています。

今日は、3海兵遠征軍司令部、沖縄防衛局長、在沖総領事、外務省沖縄大使に対し抗議決議と意見書を手交してきました。

私は、防衛局と大使に対して、海兵隊の渉外統括官が、「米軍は日米で合意した飛行経路は守っている」、「学校や病院などの重要施設を調査して地図にチェックして、その上を最大限飛ばないようにしたい」との見解を述べていたことを取り上げ、これは、これまで日本政府が、飛行経路は学校などは可能な限り飛ばないことになっていると主張していたことと全く認識が違い、「可能な限り」ということが、米軍の都合のいいように解釈され、どこで飛んでもいいことになっていることを示しています。また、重要施設も、すでに沖国大へのヘリ墜落ですでにチェックされていいるはずなのに、こういうものが全く機能していないことがあきらかだとして、日本政府の責任は重大だと指摘してきました。
12月22日 沖縄防衛局への抗議

12月22日、外務省沖縄大使への抗議

2017年12月19日火曜日

2018年度予算編成についての要望書を知事に提出

今日、日本共産党県議団は2018年予算編成にあたっての要望書を知事に提出しました。
伸びている沖縄経済を県民所得向上に結び付けることや正規雇用の拡大、子どもの通院医療費の中学までの拡大、少人数学級を残された小6、中2、中3にまで拡大することなど13の柱で238項目にわたっています。
翁長知事は、この要望書にある切実な願いにも力を入れていきたいと述べました。


県議会で海兵隊航空機の危険性を指摘

昨日12月18日にの沖縄県議会米軍基地関係特別委員会で、普天間第2小学校への米軍ヘリ窓落下事故に関して、アメリカの保守系シンクタンク、調査機関、ヘリテージ財団の「海兵隊の軍事力評価2018年度」を示して、海兵隊の事故が頻発している原因について指摘しました。
この調査では、海兵隊航空機の老朽化と整備不足などが重なり、「人的、機械的な誤りによる飛行機事故のリスクが高まる」と警告しています。
私は、「米軍、海兵隊は事故のリスクを認識している」。「今度の事故は起こるべくして起こったもの」と指摘し、絶対に飛行再開をさせてはならないと指摘しました。

今朝の沖縄タイムスは1面で、琉球新報は2面で大きく報道しています。

 
12月19日 沖縄タイムス
12月19日 琉球新報
 


2017年12月16日土曜日

米軍機が墜落した時の消防の対応について(動画、約5分)

2017年12月12日の沖縄県議会での日本共産党・渡久地修の一般質問中、米軍機が墜落した時の消防士の対応と2次被害を防ぐ対策についての部分を動画でご覧ください。5分29秒です


2017年12月12日

辺野古埋立のための奥港からの砕石搬出の中止を(動画、3分余)

2017年12月12日の沖縄県議会での日本共産党・渡久地修の一般質問中、辺野古埋立のための奥港からの砕石搬出の中止を求めた部分の質問と翁長知事の答弁を動画でご覧ください。3分49秒です。


2017年12月12日

那覇軍港は移設条件なしで返還を(動画、約17分)

2017年12月12日の沖縄県議会での日本共産党・渡久地修の一般質問中、那覇軍港の浦添移設に関する部分です。
浦添移設は、港湾施設内であり、いかに沖縄経済発展の阻害要因になるか、軍港と民港が同居することによっていかに危険な港になるかに警鐘を鳴らした質問と翁長知事の答弁。
約17分です。
 
2017年12月12日

沖縄の米軍基地強化、米軍の植民地状態からの脱却を(動画、約13分)

2017年12月12日の沖縄県議会での日本共産党・渡久地修の一般質問中、F35B戦闘機の配備をはじめとした基地機能の強化の実態と、沖縄での米軍の占領政策を引き継いだ植民地状態の実態を明らかにして、基地押し付けの根源にメスを入れなければならないと指摘した質問と、翁長知事の答弁部分を動画でご覧ください。約13分です。

 
2017年12月12日

オスプレイ墜落から一年。オスプレイの撤去と普天間基地閉鎖を求め県民集会

オスプレイが名護市に墜落してから一年。昨日、名護市で県民集会が開催され3000人が参加しました。
その後も繰り返されるオスプレイと米軍機の墜落と事故。
高江への米軍ヘリ炎上、普天間の保育園への部品落下、12月13日の普天間第2小学校への米軍ヘリ窓落下。
普天間第2小学校への落下は、体育の授業中の児童の10メートル側に落下。命を奪われなかったのは奇跡としか言えないような重大な事故。
米軍機は全機飛行停止せよ。普天間基地は直ちに閉鎖せよ。
集会では、子ども達の命を守るために県民は立ち上がろうと決意を固め合いました。






普天間第2小学校への米軍ヘリ窓枠落下に抗議

12月13日に第2小学校へのヘリ窓落下事故で、14日、外務省沖縄大使と沖縄防衛局に抗議してきました。重大事故が発生したにもかかわらず米軍に飛行停止も言えない対米従属の日本政府の姿にあきれます。

外務省沖縄大使へ抗議
 

沖縄防衛局に抗議

2017年12月5日火曜日

在沖海兵隊員による飲酒運転死亡事故に関する抗議決議の手交

昨日、沖縄県議会を代表して、11月28日に全会一致で可決した「在沖海兵隊員による飲酒運転死亡事故に関する抗議決議」を手交してきました。
第3海兵遠征軍司令部では大佐が、沖縄防衛局長、在沖総領事、外務省沖縄大使が対応しました。

繰り返される事件事故に怒り心頭です。
私は、米軍基地あるが故の事件であると県議会が指摘し、自民党会派を含め全会一致で海兵隊の国外・県外移転を求めたことは初めてで、沖縄から海兵隊は出ていくべきだと強く求めました。

海兵隊の大佐は、事件は個人の問題にすり替え、海兵隊は日米同盟のために駐留していると開き直りました。



12月4日 沖縄防衛局

2017年12月2日土曜日

辺野古県民大行動に1200人が参加。

今日、毎月第一土曜日の辺野古県民大行動が行われ1200名が参加しました。
日本共産党県議団を代表して連帯と激励の挨拶を行いました。

私は、10月16日の県議会で、米軍機の民間地上空と水源地上空の飛行訓練の中止と高江周辺のヘリパッドの使用禁止を求める決議が自民党を含めて全会一致で可決さ、また、11月28日の県議会では、在沖海兵隊の早期の国外・県外移転を求める決議が同じく自民党を含めて全会一致で可決されたことを報告。これは県民のたたかいによって自民党も反対できなくなっていると指摘し、決議の実現へ頑張ろうと述べました。

また、オール沖縄会議が、国際平和ビューローの平和賞を受賞した意義について、平和ビューローは、126年前に創設され、世界のすべての大陸い300の団体が加盟する団体であり、創設者の一人であるショーン・マクブライトは、アイルランドの外務大臣、国際連合の国際軍縮会議の議長を務めたこともあり、アムネスティーインターナショナルの創設者の一人でもあること。本人もノーベル平和賞を受賞し、平和ビューローもノーベル平和賞を受賞し、これまで、13人の役員がノーベル平和賞をしている。そして、国際平和ビューローと役員にはノーベル平和賞の推薦権が与えられている。日本では、これまで、被爆者の山口仙次さん、日本被団協、広島市、長崎市など受賞し、今回、オール沖縄会議が受賞した。世界的な権威のある誇りある受賞であることを報告し、堂々と胸を張ってたたかいを展開しようと呼びかけました。