2007年6月8日金曜日

靖国DVDの教育の場へ持ち込せてはならない-教育長へ申し入れ

 6月8日午前10時から、日本共産党市議団は、那覇市教育委員会に対して「侵略戦争と植民地支配を正当化する日本青年会議所作成アニメ(DVD)『誇り』を教育に持ち込ませないことについての申し入れ」を行いました。
 教育委員会からは、桃原致上教育長をはじめ学校教育部長、課長らが対応しました。
 私たちは、このDVDが、ポツダム宣言を否定し、先の日本が起こした戦争を正しい戦争だったと描き、「植民地支配と侵略」によってアジアへ「多大な損害と苦痛」を与え、「痛切な反省」を表明した日本政府の「村山談話」とも相容れないもの。また、沖縄戦での日本軍の強制による「集団自決」の記述の削除などの動きとも軌を一にしたものであると指摘し、このようなものが、教育の場に、いわんや、20数万の命が沖縄戦で犠牲になったこの那覇市の教育現場に絶対に持ち込ませてはならない。毅然として対処するように申し入れました。
 教育長も、「シナリオ通りであれば、平和に逆行するもの。教育の場に持ち込むのは適切でない」とのべ、また、各学校にも、直接送られてきたら、教育委員会ときちんと相談するように通知したいと述べました。
 最近の「戦争できる日本へ」のきな臭い動きを許してはならないと改めて感じました。






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