2007年6月15日金曜日

「事実なら、しっかりと抗議」。教科書検定問題で那覇市長、渡久地修市議の質問に答弁

今日、個人質問を行いました。
 教科書検定問題で、沖縄戦での「集団自決」が削除されたことが、文科省の指示だったことが報道されました。市長にたいし、この問題で抗議と撤回を求めるべきと質問。市長は、「これが事実なら悲しいこと。しっかりと抗議しなければならない」と明言しました。
 また、教科書検定問題での展示会を市として行うことと、残り少なくなった戦争体験者の証言を収録することについても、「議員の提案には全く賛成である。方法等についてこれから検討する」と答弁しました。

 嘉手納飛行場のジェット燃料流出事故についても、嘉手納飛行場の地下が、「嘉手納井戸群」と呼ばれる水源であること。ここを水源とする北谷浄水場からの給水は、那覇市・102,600人、宜野湾市・91,900人、沖縄市・88,600人、浦添市・63,500人、北谷町・27,800人、北中城村・12,800人、中城村・5,300人であることが判明。
 私は「この問題は、基地周辺自治体だけの問題ではなく、一番水を利用しているのは那覇市民であり、那覇市の重大問題である。市長は、抗議するとともに、調査などを拒んでいる根源になっている、日米地位協定の改定を政府に強く求めるよう」に質問。
 市長も、抗議もするし、日米地位協定の改定は絶対に必要と答弁しました。

 また、高齢者の孤独死をなくす問題で、実態と改善策を質問。
 孤独死が、ちゃーがんじゅう課で掌握している数が、H18年度2人、H19年度2人。生活保護課が掌握している数がH18年度6人、H19年度5月現在で6人となっている実態が明らかになりました。
 乳酸菌飲料を届けながら安否確認を行うよう求めましたが、予算がかかるので困難との答弁でした。
 宜野湾市や浦添市でできてなぜ那覇市でできないのでしょうか。
 引き続き、この問題は追求していきたいと思っています。


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