2007年6月23日土曜日

慰霊の日に誓う

   沖縄戦の実相に触れるたびに
   戦争というものは
   これほど残忍で
   これほど汚辱にまみれたものはないと思うのです

     この生々しい体験の前では
     いかなる人でも
     戦争を肯定し美化することはできないはずです

  戦争を起こすのは
   確かに人間です
   しかし それ以上に戦争を許さない努力ができるのも
   私たち人間ではないでしょうか

     戦後この方
      私たちはあらゆる戦争を憎み
     平和な島を建設せねばと思い続けてきました

   これが あまりにも大きすぎた代償を払って得た
   譲ることのできない私たちの信条なのです




これは、県立平和記念資料館に掲げられている沖縄県民の誓いの言葉です。
今日、6月23日は、沖縄戦が終わった慰霊の日です。
20数万の命を奪った忌まわしい戦争をくりかえてはならない。
私たちの願いであり、私たちの誓いです。

4 件のコメント:

  1. 初めまして。山陰島根県大田市仁摩町より。                          大変感動致しました。今後のご活躍をお祈り                          致します。又是非とも読ませて下さい。私も                          広島、長崎を少しずつ書きたいと思います。                          今日この頃は 「平和」を求める方が少ないので                        寂しくして居りました。  今後共宜しく。                                          

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  2. ありがとうございます。
    沖縄県民の平和への願いをこれからも発信し、沖縄戦の悲惨な体験を受け継ぎ、後世に伝えるのは私たちの責務です。
    ともにがんばりましょう。ご活躍を期待しています。

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  3. はじめまして倉敷市議会議員の大本芳子と申します。教科書検定問題、沖縄戦のこと怒りを持って昨日の私のブログにも書きました。頑張ってください。

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  4. ありがとうございます。
    昨日、安倍総理が追悼式に参加しましたが、挨拶では教科書検定問題にまったくふれませんでした。記者の取材にも、文科省のことだと言って、今回の検定について県民の声に耳を傾けようとしませんでした。県民の間で怒りと失望が広がっています。
    戦争を美化し、再び戦争のできる国づくりへと暴走する安倍内閣に、県民は不安を抱き、本質を見抜きつつあります。今度の参院選挙で自公への怒りの審判を日本共産党の躍進で示していきましょう。がんばりましょう。

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