2007年6月22日金曜日

セミの初鳴きにみる異常気象

蝉の初鳴き。
今朝6時頃、ジージーとの蝉の鳴声とともに目覚めた。
ジージー、ジージーとの二回だけの鳴声だけであったが、今年、はじめて耳にするものである。
昨日、梅雨明け宣言が出されたばかりだが、我が家での、初鳴きは早いのか遅いのか、これまでの記録を調べてみた。すると16年前が5月29日、15年前が6月2日、14年前が6月4日、13年前が6月10日となっている。
今日は、6月22日なので、あまりにも遅いので、たぶん、ここ数日鳴声を聞き逃していたのかもしれないのだろうか。しかし、この初鳴きにはいつも細心の注意を払っていたし、また、もしも見逃していたなら、今頃は蝉の鳴き声の喧噪の中にいるはずである。今日が本当の初鳴きだったら、たぶんそうだと思うが、これまで危惧していた異常気象が我が家の周りでもかなり進行しているということになってしまう。
そういえば、今年も暖冬で、梅雨入りとともに雨は降らなくなり、梅雨あけと近しとなると雨が続き被害もでるという、今振り返ると異常な状態といえなくもない。
地球環境を守るために、自分たちにできることをみんなが実行しなくてはならない。
日常に追われて、気がつかないことも、10年前、5年前と比べると、私たちの周りでも、環境の破壊が急速に進行しているのではなかろうか。それも、私たち人間のせいで。
蝉の初鳴き、それは、私たちへの自然からの警告と受け止めなければならない。
そして、蝉の初鳴き、それは、今日から、暑い暑い本格的な夏のはじまりの宣言でもある。

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