2007年7月13日金曜日

台風4号で巨木倒壊。

台風が直撃しました。
今回は、被害状況を調査した段階では、大雨が伴っていないぶんだけ、土砂災害や水害などは起こっていませんでした。
ところが、昼過ぎに、近所の家に巨木が倒壊。幸いけが人は出ませんでしたが、あの大きな木が倒壊するのかと思うような大きさです。
それだけ突風がすごかったのでしょう。今回は、突風の被害が多いようです。

相談を受け、すぐに市の防災室や消防に連絡。
消防に来てもらいましたが、幹のまわりが7メートル近くもあるような大木です。
消防職員も幹まわりを計測してびっくり。

手をつけられるような状況でもなく、なすすべもないとただ呆然と見つめるだけでしたが、さすがに災害対策の専門家は違います。
このままでは、家が木の重さでつぶされる恐れや、さらに風の力で、隣の家まで倒れるかもしれないと判断するやいなや、てきぱきと指示をだし、あっという間に、消防隊が次々と到着し倒壊した木の枝をェーンソウーを使って切り落とすなどの緊急対策をしてくれました。

風の力、自然の力のすごさを思い知らされました。

同時に、台風が吹き荒れている現場でありながら、瞬時に判断を下して的確な対策をとることの一部始終を現場で見ていて頼もしく思いました。
市民の生命、財産を守るのが消防の使命とはいえ、一人一人が二次災害を起こさないように気をつけつつ、一つ一つの動作を声をかけながら、危険な仕事を一生懸命に遂行している姿は感動的でもあります。

私は市議会の総務委員会に属しているため、予算や議案の審議では、いつも消防と防災室の強化を訴え続けてきました。特に消防については、「人員の確保」「最新の機材の確保」「日常的な訓練」の3つが大事と思っています。

聞くところによると、防災室や消防の職員をはじめ、市の対策本部のみなさんは、昨日から一睡もせずに、出動の連続だとのことでした。
大変ご苦労さんです。
二次災害に遭わないようにくれぐれも気をつけながら、市民の安全のためにがんばってください。

7メートル近くの巨木の幹をどのように撤去するかという難題がのこっていますが、親身に相談にのって、防災室や関係機関の助言なども受けながら解決していかなければならないと思っています。

台風4号が、本土直撃で被害が心配されます。重大な災害にならないように祈っています。



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