2007年9月1日土曜日

純白の花、ドラゴンフルーツ。

よる10時頃帰宅すると、甘い香りが漂ってくる。
きっと家の裏手の方にある、宮城さんの植えたドラゴンフルーツの花からだろう。

香りに誘われる虫たちの気分になってちかづいてみると、白い花がいっぱい咲いている。

純白で、香りがほんのりと甘い。虫たちが魅了されるのも無理はない。

たった一夜だけ、大輪の花を咲かせ、翌日にはもうしぼんでいる。

そのあとは、真っ赤な実をつける。
最近は、フルーツとして人気を呼んでいる。

このドラゴンフルーツは、別名三角サボテンという。
僕は、中学校の頃、なぜだかサボテンに興味をもち、いろんな種類のサボテンを集め栽培していた。
その頃、この三角サボテンは、いろんなサボテンの接木の台木になっており、僕たちにとっては重宝なものだった。
この三角サボテンの実がフルーツとして美味しいとは、当時はまったく想像だにしなかった。

純白の花は当時からきれいと言うことは知っていかが、まさか実がなるとは思わなかった。
たぶんに、同じ三角サボテンでも、種類がちょっと違うのかもしれない。きっとそうなのだろうと自分で決めてかかっている。

心を癒される純白の花と、甘い香りだが、人々が寝静まったころに花を開かせるとは、汚れ多き人間に知られたくないのだろうか。

それとも、その香りに魅せられてやってくる人々だけでいいと思っているのだろうか。

 
 




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