2007年9月19日水曜日

子どもの医療費無料化の拡大の質問に、市長が前向きな答弁

本日、本会議での個人質問を行いました。

子どもの医療費の無料化を、入院で中学校卒業まで、通院で5歳まで拡大するように、来年の1月あるいは来年度からの実施を求めました。

これに対して、翁長那覇市長は、

「議員のご指摘の乳幼児の医療無料化というものは、就学前の医療無料化、あるいはまたさらに中学まで延ばしていくというようなことについては、大変重要なことだと受け止めておりますので、那覇市のそういった子供の政策に関するものの予算も洗い直しながら、これはやはり一歩一歩進めていくことが大切でありますから、それを財政状況も勘案しながら、ある意味で県都那覇市としてのあり方も踏まえて、これから考えていきたいと思います」と前向きな答弁を行いました。

また、多重債務問題について

これまで求めてきた、多重債務についての市としての勉強会などが、教育委員会や市長部局で行われ、一定の取り組みの改善がされているとの答弁がありましたが、那覇市は全国一のサラ金取り立ての被害を受けている市民が多い市であること。市民の実態からして那覇市の取り組みは不十分だとして、

政府の「多重債務問題解決プログラム」の要請を市として直ちに対策会議を持って討議すること。

「多重債務対策本部」と市として設置することなどを求めました。

當銘副市長は、対策会議を直ちに開催すること、対策本部の設置も検討することを約束しました。

さらに、国の算定ミスによる国保未交付金が返還された場合は、国保税の引き下げに使うようにとの質問に、部長は、未交付金の額が最大で6億円になるとして、引き下げに使うかどうかは「総合的に判断する」と答弁しました。


2 件のコメント:

  1. こんにちは。現在茨城県つくば市に住んでいるウチナーンチュです。地元は首里金城町です。おそらく来年4月に那覇に戻ります。首里は地元で親兄弟、友人がいますので本当に心から戻りたいのです。しかしあまりにつくば市が住み心地いいのです。都会でもなく、田舎でもなく、歩いて散策でき図書館や買い物、美術館すべて車を使わずにできます。一番大きな問題は医療費です。ここでは未就学児は3/31まで医療費がかかりません。子供が2人いる私にとって大きなことです。今月、上の子が入学しましたが喘息で病院へ。診察、薬など全部で8500円でした。これが今まで無料だったのが有難く感じました。小学生までは子供はよく体調を崩します。那覇は負担額がかわったとはいえ、家庭での子供の医療費は結構な負担です。小学生まで、せめて学校に入るまでは医療費無料化にしていただきたい。それを検索していたら、こちらにたどり着きました。※つくば市は本当に住み良い街です。親兄弟、友人がここにいるならずっとつくばに住みたいくらいです。那覇に帰るまでのあと一年。いっぱい色んなことを親子共々吸収していきたいです。

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  2. ご意見ありがとうございました。
    私たちは、子供の医療費の無料化の拡大を一貫してい追及してきました。
    中学校までの無料化への方向は、大きな流れになると思います。
    すでに、宜野湾市では日本共産党のがんばりも実り、入院の場合、中学校までの無料化が実現しました。
    これを全県に広げることを私の今度の県議選での公約に掲げています。
    県と市町村が協力していけば拡大は可能だと思います。
    さらに、この制度は国の制度にさせることが特に重要です。
    私は、金城町の隣の寒川町で、兄弟町でよく知っています。
    戻りましたらお知らせください。議会だよりを送りたいと思います。

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