2007年8月3日金曜日

生活保護は恥ずかしいことではありません

今日10時から議会運営委員会。
8月6日の臨時議会の日程について協議。

その後、生活相談。
69歳のOさん。
一時期、会社の社長さんだったが、事業がうまくいかず失敗。家も競売にかけられ、一家離散。
ホームレスのような状態のなかから、民商から豊見城市議を経て私のところにそうだんに。

現在の手持ちの現金は3000円。
生活保護の申請を行ったが、今日、明日をどう食いつないでいくかが当面の問題。
社会福祉協議会の緊急生活支援物資で対応。

Oさんは、生活保護の申請は「はずかしいことですね」と言う。
私は、違いますよ、Oさんは、これまで一生懸命にがんばって来て、不幸にも会社がうまくいかなくなって今のような状態なったが、これはあなただけの責任ではないですよ。こんな時のために生活保護法というのはあるのです。憲法25条は「国民は最低限度の生活を営む権利」を有するとし、国はこれを保障しなければならない義務があるのです。
けっして、恥ずかしいことではありません。
これからがんばって、早く、元の生活を取り戻すようにしてください、と励ました。

自公政治の元、、国民の貧困化は急速に進んでいる。
私たちの生活相談も深刻化している。
北九州市では、生活保護の申請を市が却下して、餓死者がまた出た。
本当に、国や自治体の憲法25条の精神を投げ捨てた結果である。

那覇市でも、自公市政のもと、生活保護への攻撃が強められている。

安倍内閣の弱肉強食の社会、貧困と格差をなくすために力を合わすことが大事になっている。

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