2009年9月24日木曜日

日本兵の遺骨が3体/浦添市で発見

先日、西原町幸地で日本兵の遺骨が5体ほぼ完ぺきな状態で発掘されたばかりだが、今度は、浦添市の前田で日本兵の遺骨3体が発見された。

浦添市前田高地で沖縄戦の激戦地の一つである。

市の区画整理事業の発掘作業の中で発見されたもの。

一帯は、近世墓群でフィンチャーと呼ばれる掘りこみ墓が並んでいるところで、日本軍が掘ったと思われる陣地壕から発見された。

遺骨は休憩中だったのだろうか、一体は手を頭上に組んで手枕をしている。もう一体は横を向いて休んでいるように見える。

休憩中に爆撃か何かで突然生き埋めになったのではとの発掘をしている市の文化課の説明だった。

戦争はいかなる理由をつけようとも正当化し美化することはできない。

物言わぬ証言者になりかわって私たちが叫び続けなけれれならない。



市の担当から説明を受ける



3体の遺骨。手前の遺骨は手枕をしている。



フィンチャーと呼ばれる掘りこみ墓の近世墓群

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