2010年5月9日日曜日

注目されるアメリカ発の記事

今日の地元新聞に注目される2つのアメリカ発の記事が掲載された。

一つは、日本共産党の志位委員長が米国務省の代表と会談し、普天間基地の移設条件なしの無条件撤去を求めたことを報道している。

おそらく日本の政治家で国務省の代表者に普天間基地の無条件撤去を求めたのは初めてのことではないだろうか。

本来なら、鳩山首相が訪米して、沖縄にも日本国内にも基地を受け入れるところはありません。アメリカに持って帰ってくださいと交渉すべきではないだろうか。

対応したメア日本部長は、「海兵隊は抑止力として必要」との立場で議論は平行線だったとう報道しているが、堂々と無条件撤去の沖縄県民の願いを米国に伝えた政治家として高く評価していいのではないだろうか。

そして、この会談は無条件撤去への一歩になるであろうと確信する。

もうひとつは、琉球新報のワシントン特派員の配信だが、アメリカの国際政治学者で日本政策研究所長のチャルマーズ・ジョンソン氏が、米ロサンゼルス・タイムス紙に、「新たな沖縄での闘い」と題して、米軍普天間飛行場移設問題について「米国は傲慢ぶりをやめて、普天間を米本土に戻すべき」と強く訴える寄稿文を書いているとの記事である。

去年の9月議会で、私はジョンソン教授の見解を引用し、アメリカ本国でも米軍基地の縮小と軍縮への世論が高まっていることを指摘して、知事に普天間基地の県内移設に反対するように求めたいたのであるが、この記事に接してさらに力強い思いをした。

米本国の世論をはじめ、日本国内での普天間基地の無条件撤去の世論を高めるために様々な取り組みが求められていると思う。

今、確実に普天間基地は移設条件なしの無条件撤去こそ解決の道であることがいよいよ明らかになりつつあると思う。

さらにがんばりましょう。


県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック
①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)
②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)
③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)
④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)

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