2010年5月30日日曜日

仲井真県知事は明確に辺野古移設に反対と表明すべき

仲井真県知事はなぜきっぱりと「県内移設に反対」といわないのだろうか。

県議会の質問でも何度もこの問題を追及し、先の2月議会では私の質問に「あなたにそんなこと言われる筋合いはない」とまで興奮(逆上)して答弁していたが、やっぱり、いまになっても明確に「反対」とは言わず、名護市長や県民の願いからして「極めてきびしい」としか言わない。

4月27日、私たち県民大会代表団に外務大臣は「県知事の大会での発言は詳しく分析している」と述べた。

新聞報道を見ても、政府は県知事は説得できると踏んでいるようである。

このことについても知事は否定してもいない。

名護市長はきっぱりと市民の意思を代表して「反対」を表明している。

いま、県知事が沖縄県民の願いを代表して明確に「県内移設反対」「辺野古移設反対」を表明すべきである。

そして、普天間基地問題の原点は、世界一危険な「普天間基地の閉鎖・返還であった」。その原点に返って、移設条件を付けるのではなく閉鎖・返還を求めるべきである。

この県民の願いを表明できなければ、もはや県知事は現在の沖縄県民の民意を代表しているとは言えないだろう。


県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック
①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)
②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)
③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)
④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)
⑤国民に秘密裏に結ばれた日米安保条約(09年2月議会での質問。7分)

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