2010年5月4日火曜日

鳩山首相、県内移設を言明/県庁を取り囲む怒りの声

鳩山首相は今日午前、沖縄県知事と県議会議長と会談。

その中で「徳之島と沖縄県民に負担をお願いしなければならない」と表明し県内移設、県内たらい回しを表明しました。

鳩山首相に県民の声を届けようと朝早くから集まった500名余の県民は、「首相は公約を守れ」「普天間基地は即時閉鎖せよ」の唱和を繰り返しました。

首相が県内移設を表明したとの情報が伝わると、その唱和は抗議の声となって県庁、県議会前にとどろき怒りに包まれました。

首相は、県議会を出る時には正面出入り口に待機していた県民を避けるように、県議会の裏口(西口)から去って行きました。

今の政権が県民に顔向けできないことのあらわれでしょう。

首相が県議会を後にした集会では、県内移設を明言したことは許せないとの怒りの表明が相次ぎ、たたかいはこれから、我々は絶対に県内移設断念までたたかいつどけるとの声が相次ぐなど、県民への説明どころか、県民の怒りをさらに増幅させる、まさに火に油をかけるような結果になりました。

私たち県民は、断じて県内移設を許しません。

アメリカに普天間基地の撤去を正面から求めよ。

県民のたたかいはさらに大きくなっていくことを鳩山内閣は知るべきです。




県民広場での集会



「県内移設断念せよ」の唱和の中、県庁に入る首相の車。
その後ろで唱和をする渡久地修ら党県議団。



物々しい警備のなか整然と行動



渡久地修も怒りでいっぱいです



国会議員で唯一参加した赤嶺政賢日本共産党衆院議員



県内紙の号外


6 件のコメント:

  1. 鳩山政権には失望です。
    政権交代で何が変わったのか?
    沖縄の苦しみをどう感じたのか?
    かりゆしウェア着ても何も感じない。
    怒りが沸々と沸いてきた。
    今こそ普天間基地撤去を選択すべし。
    夏の参議院選挙で民意を示すべき。
    共産党から是非とも基地撤去を公約に
    候補者を出して欲しい。
    自民・公明にはコリゴリ。民主党にはガッカリだ。

    返信削除
  2. 怒りは当然です。ぼくも同じ気持ち。
     基地撤去まで、ともにがんばりましょう。

    返信削除
  3. 仕事で県庁前にはいけませんでしたが、職場のテレビがついていたお陰で、臨場感というか緊迫感がアタシにも伝わってきました。
    それだけ、県民が怒りを示し、黙ってはいられないという現状なんですよね。
    日本共産党や修さんの姿がテレビでよく流れていましたよ。
    これから正念場。
    頑張りましょうね!!

    返信削除
  4. カミヤアツアキ2010年5月5日 11:05

    ��5日の読谷での集会には参加しました。今回の鳩山首相の発言は、①薩摩の侵略、②明治の琉球処分、③戦争時の捨て石作戦、④太平洋戦争後のアメリカへの売り渡しに続く5回目の沖縄切り捨てですね。まるで沖縄はトカゲの尻尾みたいなものです。それに、移設先の一部が徳之島なんて、まるで人を馬鹿にしたようなものだ。徳之島も含めて、沖縄はどうも日本の一部ではないようですね。負けないで頑張りましょう。

    返信削除
  5. 札幌市 あきら2010年5月5日 20:45

    「あいた口が塞がらない」とは、まさにこういうことだと、呆れたあとに怒りが沸いてきました。
    地元の北海道新聞の5日付け社説も「辺野古案は公約に反する」と題し、普天間移転に名を借りた米軍新基地建設に他ならない、海兵隊は日本に必要ない、民意を踏まえ考えなおせ といつものスペースより大きく紙面を割いて説いています。
    中学1年の娘も「日本がアメリカに基地を置いてくださいって言ってるんじゃなくいて、アメリカが『沖縄に基地を置かせろ』って言ってるんでしょ。なんで鳩山さんはきっぱり断れないんだろう」とこの理不尽な言動を不思議がっています。
    まだまだ戦いは続きますね。北海道からも連帯の気持ちをいつまでも持ち続けたいと思います。がんばりましょう!!

    返信削除
  6. たくさんのコメントありがとうございます。
    メールもたくさん寄せられています。
    期待から失望へ、失望から怒りへ、怒りから新たなたたかいへの決意へ県民の気持ちは変わってきています。
    沖縄県民がこれ以上の基地の押し付けを許さないことを鳩山政権は理解していません。
    巨大なマグマが動きだすでしょう。そのたたかいを全国に広げましょう。
    私もがんばります。
    ご支援をよろしくお願いします。

    返信削除