沖縄県民が祖国復帰に託した願いは、「核も基地もない平和で豊かな沖縄」だった。
あれから38年。
沖縄県民の願いは実現しただろうか。
今なお全国の米軍専用施設の74%が沖縄に押し付けられて、米軍基地あるが故の事件、事故、米兵犯罪に苦しめ続けられている。
去年の総選挙で、「普天間基地は最低でも県外移設」と公約して、政権を担った民主党鳩山首相は、あれは公約ではなかったといい、政権は結局、名護市のキャンプシュワブの海上にくい打ち桟橋方式の基地をつくることを政府方針として明記した。
自公政権と何も変わらない。
いや、県民への公約を裏切ったという点ではもっとひどい。
沖縄県民の県内移設は絶対に認めないという願いはもはやとどめることはできない。
4・25県民大会はそのことをきっぱりと示した。
このときに行われる参院選挙、
①普天間基地の無条件撤去、「県内移設反対」の立場をつらぬく
②「県内移設」の立場に立つ党・政権にくみしない。
③将来的には、安保条約をなくし、基地のない平和で豊かな沖縄を真剣にめざす。
という立場で、
「普天間基地の県内移設に反対し、無条件撤去・基地のない平和で豊かな沖縄をめざす県民の会」が結成された。
そして、その会の要請に応えて、沖縄医療生活協同組合理事長の伊集唯行氏が参院選に出馬を決意し、今日、会との政策協定に調印した。
普天間基地の無条件撤去への県民の願いを結集して必ず勝利をと決意を固めあった。
決意を表明する伊集唯行参院沖縄選挙区予定候補、
右は市田忠義書記局長、赤嶺政賢衆院議員
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