今朝の新聞で、基地あるが故に翻弄され続ける沖縄の実態がまた浮き彫りになった。
一つは、暴行された被害者の中学生が告訴を取り下げ、米兵が釈放されたとの事が報道された。
一部週刊誌の記者が被害者宅まで取材に押しかけ、被害者を非難する記事を書いたと報道されている。
被害にあったのは、純真で人を疑うことを知らない未成年どころかまだ幼い中学生である。それを言葉巧みにだまし、追いかけ、拉致し暴行した米兵の残額非道な行為を非難するのではなく、被害を受けた中学生が悪いと避難する行為は、その人の人間性を疑わざるをえない。
昨日も、女性後援会のハンドマイク宣伝に対して、ある女性が被害を受けた中学生が悪い、米兵は悪くないとかみついてきたという。
県民の基地をなくせという県民の世論の高まりをおそれ、今回の暴行事件の根源である基地から県民の目をそらせようと、意識的に中学生が悪いと言っている卑劣な勢力の陰が見えてくる。
中学生や家族がその重圧に耐えられなかったのだと新聞では識者などが語っていた。
異常な基地の重圧、いつまでも県民はそれに耐えなければならないのか。
いつまで繰りかえされなければならないのか。
もう、県民は黙ってはいない。基地の撤去へと向かって立ち上がる時である。
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