2010年2月20日土曜日

無理無体は許さない

連日の雨と寒さで体も縮こまり気分も憂鬱になる。

今日、やっと雨もおさまり昼間は陽がさしやっとぽかぽか気分になった。

かと思えば、夕方からはまたぐずつき冷え込みもその分強く感じられる。

こういうときは要注意だ。

うっかりすると風邪をひきやすい。

政治の方も、沖縄県民の願いを耳を傾けるようなしぐさをして、それを逆手にして、無理無体を押し付けてくる。

普天間基地問題がいい例だ。

県民の返還への願いを逆手にとって、全面返還を約束したが、それが移設条件付きにいつの間にか変わった。

そして、米軍は、古くなった普天間基地の代わりに、これまで米軍が狙っていた、最新鋭の飛行場、それも滑走路が2つもある、軍艦が接岸できる港まで帝に入れることができる、演習場も、補給基地も備わっている。こんな素晴らしい基地はない。

さらに、なんとその建設費用はすべて日本という国が出してくれるのだ。

アメリカと日本政府がいかに県民をだましてきたかがよくわかるお話である。

そしてまた、民主党政権は、選挙中に「普天間基地は国外、最低でも県外」と公約した。

ぽかぽか陽気が漂うように県民は信用した。

そして、探したが見つからなかったといって、また沖縄ということになりそうな雰囲気が早速伝えだした。

キャンプシュワブ陸上案なるものが、打ち出された。

県民の反応を探っているのか、それとも、急に出したらびっくりして風邪をひくから、少しづつ少しづつ、抵抗を少なくしようとするためなのか。

用心用心!

沖縄のどこにも基地はつくらせない。このことをはっきりと肝に据えて置くことが今一番大事である。

そして何より大事なのは、そもそも不法に奪い取った米軍基地は返せということである。

アメリカ国内では存続が認められない危険な基地が沖縄では平気で存在している。

このことからかけ離れ、移設先を探しをしている日本政府をアメリカは舞台のうえから眺めていることに腹が立ってくる。

風邪などひいている時ではない。

体も、政治的な感覚も研ぎ澄まして、この無理無体なやり方に正面から挑んでいくことが必要だ。

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