2008年10月5日日曜日

思いやり予算で出来た米軍の中学校


10月1日、沖縄タイムス朝刊


10月1日、赤旗


9月30日の一般質問で、米軍の思いやり予算について取り上げた。

この30年間で5兆円との答弁に議場内にどよめきが起こった。

そして、今年完成した米軍基地内の中学校(生徒約600人)が40億円(生徒一人当たり667万円)には怒りが広がった。

400メートルトラックの陸上競技場、専用サッカー場、バスケットコート4面、ソフトボールコート、プールと至れり尽くせり。

同じ600名規模の中学校(生徒600人)を県内で建設するには19億円(生徒一人当たり323万円)だという。

同じ、国民の税金でこんなに違うのはなぜか。

ましてや、米軍の基地内の施設の建設費は本来米軍が出して当たりまえ。

なのになぜこんなことが起こるのか。

ここに異常なアメリカいいなりの日本政府の姿勢がある。

教育庁は「大きな格差があるのは、好ましいことではない」と答弁。

知事も「強烈な違和感を感じている」と答えたが、その一方、「米軍基地の在り方も含め国政の場で議論をすべきもの」と日米安保を認める立場から擁護する立場を表明。

翌日の沖縄タイムスで大きく報道され、県民からは怒りの手紙などが寄せられています。

こんなお金があったら、お年寄りや子どもの社会保障費に回させましょう。

今度の衆院選挙の大きな争点の一つです。


2 件のコメント:

  1.  おさむ議員,がんばっていますね。県議としても一流です。
     「思いやり予算」なんて大変なものです。
     基地内にそんな豪華な学校を作るなら,30人学級を早く実現し,行き届いて教育をやって欲しい。国内の教育の予算は削って,基地内の学校にお金をつきごむなんて,絶対に許せません。
     おさむ議員のがんばりに期待しています。

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  2. これまでに5兆円、今年も2500億円です。
    こんなムダ使いは廃止して、30人学級などに回すべきですね。
    一緒にがんばりましょう。

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