2008年10月11日土曜日

10・10空襲の日

昨日10月10日は、今から64年前のアメリカの機動部隊による大空襲、いわゆる10・10空襲の日に当たります。

那覇市の歩みのなかでは、「早朝から5波に及ぶ空襲で、300年にわたり築かれた商都・那覇の町は一瞬にして炎で包まれた。市民にとって、不意の空襲に打つ手はなく、とびかう焼夷弾・銃弾の雨を避け、黒煙と火の海の中を命からがら逃げのびるのがやっとであった」と書いています。

延べ攻撃機1396機、652発のロケット弾、21本の魚雷、541トンのナパーム弾を含む爆弾が投下され、死者260人、旧那覇市街の90%が焼失したと記録されています。

この10・10空襲が、沖縄本島への米軍の本格的な攻撃の始まりで、住民を巻き込んだ地上戦が展開され、地獄のような体験を沖縄県民は強いられたのです。

この10月10日は、那覇市民にとって平和を祈念する日でもあります。

基地のない平和な沖縄へ、誓いを新たにしましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿