去年、長年の運動が実ってグレーゾーン金利撤廃の法改正が行なわれたあとの最初の交流会になりました。
主催者は、これまでの集会の延長線上ではなく、これからの運動の新たな出発点となる交流集会になると強調していました。
「体重債務と貧困」と題して、花城梨枝子琉大教授の講演では、沖縄がサラ金に一番苦しめられている県であること、クレ・サラ被害をなくす会だけでも、この12年間で2141人・20億4407万円の被害相談で、「払わなくてもいい借金で苦しめられている」実態が浮き彫りになりました。
借金を解決した体験者などの発言や分科会などからも、いかに深刻な事態であるかが明らかになり、これは、個人の責任ではなく、政治の責任、国の責任であることが浮き彫りになりました。
そして、借金問題は必ず解決できる、一人で悩まず相談してほしい。そして、自殺などは絶対にしないでと呼びかけていました。
サラ金などの多重債務に苦しんでいる方がいたら、ぜひ、このことを伝えてください。
そして、お近くのサラ金被害をなくす会や、民主商工会、または、日本共産党議員にお気軽に相談するようにお伝えください。
また、今日は浦添市や沖縄市、那覇市などの行政の職員も多数参加していました。今、各市町村でもこの相談窓口の開設が進んでいますので、行政にも相談してみてください。
沖縄のクレジット・サラ金被害をなくす会の連絡先は、098ー836ー4851
講演内容の冊子もそこにお申し込みください。
花城教授の講演
分科会の様子
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