2007年10月1日月曜日

11万人の叫びが政府を動かし始めた

沖縄県民の血の叫び、大地の叫びが政府を動かしつつある。

29日の11万人の最大規模の県民大会が衝撃となって政府を揺り動かしてきていることが、テレビで報道され始めた。

今日、テレビの各局が県民大会の模様などを特集で紹介している。

そして、総理大臣や文部科学大臣などもコメントするようになった。

しかし、いろんなコメントを聞いても本土と沖縄の温度差を感じる。

沖縄県民は、この問題は、歴史の真実を歪曲してはならない、歴史を正しく継承しようという当たり前のことを主張しているのであり、全国の子どもたちが学ぶ教科書の問題であり、全国民的な問題だと認識して立ち上がっている。

しかし、テレビなどのコメンテーターなどの話しの端々には、沖縄県民が怒るのは理解できるなど、自分達の問題ではなくて、あくまでも沖縄という特殊的な地域問題と思っている節が見え隠れする人もいる。

それでは、ことの本質を見誤ってしまうと思う。

これは、沖縄だけの問題ではない。全国民の問題である。このことを私たちはもっと訴えていかなければならないと思う。

さらに、あと10年後、20年後に再びこのような歴史の歪曲が起きないように、どうすればいいのか。そのことも考えなければならない。

あの戦争を明確に反省し、周辺国に謝罪し、再び侵略戦争を起こさないと誓い、周辺国の信頼を勝ち取っているドイツのことももっと学ぶ必要がある。

いずれにしても、まず、教科書検定意見の撤回を勝ち取ることから始めなければならないと思う。

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