2007年10月17日水曜日

「島ぐるみのたたかい」が全国を励まし、大きなうねりに

「教科書検定意見の撤回を求める10・15総決起集会」が東京で開かれ、政府要請行動で上京していた私たちも参加しました。
主催は、「東京沖縄県人会」と「大江・岩波沖縄戦裁判を支援し沖縄の真実を広める首都圏の会」でした。

650人余が参加。

国会議員も、日本共産党からは、市田忠義書記局長、赤嶺政賢衆院議員ら8人が参加。
市田書記局長の挨拶は、悲惨な体験をした沖縄県民の願いを正面から取り上げ、今の文部科学省が検定意見を自作自演で行なったことを、赤嶺衆院議員の予算委員会での追及を元に詳しく報告。政治介入したのは文部科学省と政府であることを事実で示しました。

他にも、民主党、社民党、公明党、無所属の国会議員が参加し挨拶していました。

集会では、ひめゆり学徒の上江田千代さんが、沖縄戦の体験を報告。

その後、首都圏の地方議会でも教科書意見の撤回を求める決議をあげた運動の模様が報告されました。

沖縄出身の三鷹市議の大城みゆき市議の、議会での取り組みと、祖父、祖母の沖縄戦体験と「生きのびていなければ今日の私はここにいなかった」との発言には、思わず涙が出てしまいました。

この集会と今回の行動で、私が確信になっことは、沖縄の「島ぐるみのたたかい」が全国の心ある人々に、「主権者である国民が立ち上がれば、間違った政治を変えることができる」という、限りない勇気と確信を与えているということでした。

鎌倉の代表は、何をやっても駄目と思っていたが、沖縄のようにたたかえば変えられると勇気をもらい、がんばって議会に請願を出し、採択に結びついたことを語り、沖縄のみなさんありがとうと発言していました。

また、本土で暮らす沖縄出身者に「うちなーんちゅ」としての誇りと自信を与えているということでした。

いろんな場所で、このことを訴えられ、国会から引き上げるときに、バスに乗り込んできた県出身の方は、「ヤマトゥ、うちなんーちゅ。ありがとう、誇りを与えてくれた沖縄のみなさんありがとう」と大声で叫んでいきました。

私たちの思いを遙かに超えるようなうねりが今広がろうとしているのではないでしょうか。

東京集会を企画したみなさんありがとう。

沖縄の地でもっともっとがんばらないといけないと感じました。



挨拶する市田書記局長と壇上に並んで紹介された沖縄の議員たち。市田氏の後ろ中央が渡久地修



紹介された沖縄の要請団の参加者。右はしが渡久地修



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