2008年7月31日木曜日

辺野古のキャンプシュワブ基地内の調査

今日午後からは、キャンプシュワブの基地に立ち入り、兵舎建設等のための造成工事現場を調査しました。

日本共産党としての基地の立ち入り調査は、これまで、米軍がいろんな理由をつけて認めなかったために、1978年以来30ブリとのことでした。

赤嶺衆院議員と党県議団が基地内に入り、米兵の案内で、辺野古のきれいな海の見える丘で、防衛局の担当者らから、新基地建設の図面をもとに説明を受けました。

この中で、現在の基地内の工事が、新基地建設を前提とした先取り工事ではないかと繰り返し問いただしたところ、防衛局の職員はそのことを認めました。

工事現場は、ユンボやトラックが動き回り、赤土が剥き出しで、埃がまうなど、造成工事が進められていました。

説明を受けている最中に、戦闘訓練が行われていました。

兵舎の建物のかげと道路脇から、一般人の服装をした人間がライフル銃をもって現れ、道路からは砂漠色の迷彩を施した3台から4台ほどの装甲車がバリバリバリと機関銃を撃ちながら駆け抜けていきました。

まさかこんな所で訓練しているとは思いもよらなかっただけに、案内役の米兵が、「今日は訓練をしていますが、みなさんに危害は及びませんので安心してください」といわれて初めて状況を知ることができました。

映画のシーンのようでしたが、イラクやアフガニスタンなどではこのような光景が繰り広げられているのかと思うとぞっとするできごとでした。


防衛局から説明を受ける赤嶺衆院議員と県議団

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