世界一の教育立国、フィンランドの子育てと教育に学ぶという講演会とシンポジウムがあり参加しました。
人口520万にんの森と湖の小さなこの国が、今、世界の注目を集めているという。
講演は、フィンランドで子育て真っ最中の、ニエメラ夫妻で、ともに教育関係の仕事などについているようだ。
そして、奥さんは日本人である。
講演を聞いて、日本が学ぶべきことはたくさんあるように感じた。
まず、学校は子供たちが主人公である。そして、競争教育とは全く無縁であるということ。子どもたち一人ひとりに合わせた教育を実践していることであった。
それを保障するために、少人数学級、少人数授業を徹底していることである。
夫妻の子供の通っている地区の学校はひとクラス22人だという。しかし、これは、フィンランドでは多い方とのことだ。平均が18人というからすごい。
そして、国語や算数などは、少人数授業を行っていることであった。
いいろんな文化や制度の違いがあるが、私たち一番、学ばなければならないのやはり、このことだろうと思う。
日本でも、まず30人以下学級の早期実現、少人数授業の実践にとりかかるべきであると思う。
すでに、日本でも、これらの教育実践をやっている愛知県の犬山市のなどの例もある。
いろいろと学ぶべき点は多いが、行政として一番に取り組むのはこのことだろうと改めて感じさせられた講演会だった。
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