2008年1月26日土曜日

住民犠牲、新都心の市有地売却と超高層マンション建設

新都心地区の那覇市有地を本土大企業に売却し、そこに136㍍、34階建ての超高層マンションを建設させるという市の計画についての住民説明会が開かれましたので参加してきました。

私の感想。

市は住民の納得と合意をえるための話し合いといっているが、「計画は決まった、変更はしない」、「聞く耳は持たない、行政の進めることはすべて正しい」、まさに言葉は丁寧なようにみえても問答無用の姿勢がありありでした。

とにかく、住民の意見をくみ上げようという姿勢はいっさなし。

あるのは、本土業者の立場に立った説明だけ。

「市民の立場にたつのが市ではないのか」と多くの方から発言がだされましたが、ほんとにそう思いました。

さかんに都市計画の話しもしていましたが、そこに住民、人間が住んでいることを知らないのでしょうか。机上でいかにすばらしい画を描いてみても、そこに住民、人間が住み、その人々が犠牲を受けることに痛みを感じない行政の姿に寒けを感じました。

そこに住む住民、人間の痛みに耳を傾け、それをどのように取り除くのか、そこに行政の本来の姿があるのではないでしょうか。

いわんや、市の決定によって、住民、人間に多大な苦痛と犠牲を強いる、このような市政でいいのでしょうか。

いま問われているのはそのことなのです。


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