2007年11月11日日曜日

大盛況の瀬長亀次郎生誕百年記念展

今日は、我が沖縄の誇り、民族の英雄、瀬長亀次郎生誕百年記念展の最終日だった。

行政視察のための出張やらがかさなってやっと今日見ることが出来た。

すごい人だかりで、それだけでもとてもうれしい気分になった。

特に若い人が目立つ。なぜなのだろうか。

会場では、はじめて目にする物がほとんどである。

瀬長亀次郎のことはよく知っているつもりでいたが、改めてその偉大さを教えられた。

瀬長さんと一緒に活動したことのある来場者は、それぞれが、瀬長さんとの自分との関わりを自慢にし、かつ誇りにしていることが表情からありありと伺える。

そういう私も、「瀬長さんの運転手を一時期やっていたよ」と娘の千尋さんに話したりしているのである。

��日の初日から、展示品が増えているとのことだった。

参観者が、この資料があったよとか、写真などを届けてくれているそうである。

その中には、沖縄人民党の創立大会の案内状というこれまで見つからなかった第一級の資料まで届けられたという。

また、瀬長さんが刑務所から出所するときの、歴史的な写真が残っているが、手を挙げて大衆に応えている瀬長さんのそばでほほえんでいる刑務官が写っているが、この写真は、瀬長さんとフミさんの表情もそうだが、この刑務官の表情もとても印象的であるが、その刑務官が、これは私ですと尋ねてきたというのだから驚きである。

まさに、記念展にふさわしい出会いである。このことを、長年秘書をやってきた、佐次田勉氏が興奮したように説明していた。

瀬長さんは、弾圧に屈せずにたたかった英雄である。そして、今日の展示会を見て知ったのだが、とても几帳面な人だったと思う。当時の物を靴、ネクタイ、時計などなどをきちんと保管していたようである。日記も、几帳面だったことが文字を通して伺えるようである。

刑務所から出てきたときの背広まで残っており、展示されていた。

受付の人に聞いたら2000人を超えた参観者だろうとのことである。

今、瀬長亀次郎のように、不正や悪政に対して、たたかわなければならない。そういう意思の表れだと思う。

「弾圧は抵抗を呼ぶ 抵抗は友を呼ぶ」

瀬長さんが板きれに書いた言葉が飾られていたが、いま、その意志とたたかいは確実に後世に引き継がれている。

私もその一員としてがんばらなければとの思いを強くした。

瀬長さんの刑務所からの出所の写真とそのときつけていた背広をバックに、千尋さんと記念写真をとった。

その意志を引き継ぎがんばる決意をこめて・・・。



千尋さんの後ろに出所時につけていた背広

0 件のコメント:

コメントを投稿