今日の経済労働委員会の陳情審査の中で、私は、県が費用対効果を算出する便益計算書の基礎データーが欠落していたり、密林とすべきものを疎林と扱い、あたかも費用効果が上がるようなやり方がやられていることを指摘。
これは、予算の編成に当たっては「地方公共団体は、法令の定めるところに従い、且つ、合理的な基準によりその経費を算定し、これを予算に計上しなければならない」という地方財政法の第3条に反すると追及。
部長も、合理性に欠く算定があったと事実を認めました。
また、これまでの3路線に加えて、今年度着工予定の2路線を含む今後の5路線も同様な算定方法で行っていることを認め、算定のやり直しを行うと答弁。
そして、その間は事業に着手しないとしました。
先に公共工事ありきで、あとから費用対効果をつじつま合わせでだすなどというずさんなやり方ではないかと問われてきます。
貴重なやんばるの自然を守ると同時に、自然と調和した、県民すべてに支持される林業と雇用の在り方への転換が求められています。
経済労働委員会で質問する渡久地修(手前右から3番目)
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