70数年たってもいまだに戦争の傷跡の残るこの沖縄。
昨日は、首里の久場川団地立て替え工事現場で、旧日本軍の壕と石油ドラム缶が出てきた。
このドラム缶の石油が流出して一帯は石油のにおいが充満したという。
これが石油だったらよかったようなもので、もしも毒ガスだったらと思うとぞっとする。
工事現場にはいくつかの日本軍の壕も発見されている。
昨日も、この壕で人骨が一帯発見されている。
この久場川壕は、私が小さい頃、中に入って遊んだ壕でもある。
ニービという土質の壕だった。かなり入りくんだ壕だったような記憶が残っている。
すでに、埋められたもの思っていたが、このように出てくるとは想像もしなかった。
昨日、現場を調査し、市や工事現場の責任者に、磁気探査の徹底と、ドラム缶などが発見された場合でも、毒ガスかもしれないという慎重な対応を行うように申し入れた。
不発弾などの探査や除去は戦争を起こした国の責任でおかなわせることの重要性を改めて実感した一日だった。
先日発見された壕。この壕で人骨も一体発見されている。
ドラム缶発見現場で市の担当者から説明を受ける。昨日も人骨が一体発見されたという。
発見された、旧日本軍のドラム缶。中の液体は抜きとられていた。
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