瀬長フミさんが逝った。
102歳という長寿を全うした。
フミさんは那覇市議としても活躍した。
最後の時期、私は党市議団事務局長として支える仕事についていた。
瀬長亀次郎さんの奥さんとして、アメリカの激しい弾圧をかいくぐってきたとは思えないような温厚な人柄だった。
フミさんの100歳の祝いでは、亀次郎さんの活躍はフミさんの支えがあってなしえたものだということを多くの方が語っていた。
同時に、フミさん自身が沖縄の復帰運動や婦人運動の先頭に立っていた方であった。
米軍普天間基地の撤去に向けて大きな島ぐるみのたたかいが起こっているときに、復帰運動の先頭に立ってきた闘士がまた一人、102歳の長寿を全うして逝った。
たたかいはその子どもたち孫たちの世代に引き継がれている。
「亀次郎さんやフミンさんたちのやり残した、米軍支配というマジムン(魔物)を退治するために、私たちががんばります。」
フミさんの通夜の席で、寝ているような温厚な顔のフミさんにそう誓ってきた。
今日、告別式がこれから執り行われる。
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