2010年3月23日火曜日

予算の組み替え動議を特別委員会に提出

今日、予算特別委員会に日本共産党県議団として下記の「平成22年度予算の組み替え動議」を提出しました。


「平成22年度、沖縄県一般会計予算」の組み替えを求める動議
                                  
不況と経済危機のなか「構造改革」、「行革」の名のもとにくらしや福祉、教育などの予算が削減され、県民のくらしはますます厳しくなっている。
県民の苦難の軽減のために、平成22年度一般会計予算の無駄な公共事業を中止及び県民の理解を得られない支出を見直し、県民のくらし、福祉、医療、教育を重視した予算にするため、県知事に対して、予算を撤回し下記の通り速やかに組み替えの上再提出を求める。



平成22年沖縄県一般会計予算中、
  
��、(1)(款)土木費(項)土木管理費(目)建築指導費(事項)市街地再開発事業費の中の、旭橋再開発株式会社への補助金 729,557千円 
��2)(款)土木費(項)港湾費(目)港湾管理費(事項)港湾計画基礎調査費の中の、中城湾港湾計画等調査(泡瀬干潟埋め立て事業推進のための調査費) 20,549千円
��3)(款)商工費(項)観光費(目)観光費(事項)一般観光事業費の中のカジノ・エンターテイメント検討事業費 10,190千円
などについては中止し、その予算を組み替え、くらし、福祉、医療、教育予算に回すこと。
  
  2、(款)諸支出金(項)公営企業費(目)工業用水道事業費(事項)工業用水道事業会計助成費の 93,962千円
については、今後も一般会計から投入し続けることの見直しが求められており、組み替えを行い、その予算をくらし、福祉、医療、教育予算に回すこと。
 
 3、(款)総務費(項)企画費(目)計画調査費(事項)科学技術振興費の中の大学院大学設置支
援事業費・インターナショナルスクール校校舎の整備事業費 395,000千円
   については、当初の計画通り寄付金などで行うべきであり、県の一般会計からの支出を組み替
え、その予算は、私学への助成や30人学級の拡充などに充てること。

  4、(款)農林水産業費(項)林業費(目)治山費(事項)治山事業費の中の造林費 583,120千円
ついては、これまでの皆伐方式を大幅に見直し、自然環境保全、森林保全と調和のとれた林業
予算に組み替えること。
  
動議は残念ながら可決されませんでしたが、県政の問題点などを明らかにしてい行くうえで大変意義のあるものだと確信しています。

動議は、最終本会議にも提出します。

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