2010年3月19日金曜日

21世紀ビジョンに「基地のない沖縄を目指すことを明記すること」などを決議

本日、県議会は本会議を開催し、県が策定を進めている21世紀ビジョンのなかに施策を盛り込むことを求める決議を全会一致で採決しました。

この決議では、9つの項目を要望していますが、その中で、

��、沖縄戦や戦後27年間の米軍占領下の時代について、苦難の歴史であったことを含め明確に記述すること。

��、米軍基地の現状や過重な基地負担の状況等について、正確に記述するとともに、基地のない沖縄を目指すことを明記すること。

��、戦後処理の一環である不発弾処理に係る諸課題等については、国の全面的責任で早期解決を図るよう明記すること。

などを求めています。

特に、「基地のない沖縄を目指すことを明記すること」という文言はこれまでの米軍の事件事故などへの抗議決議や意見書などにもなかったもので、「基地のない沖縄を目指す」ということが初めて全会一致になったということは画期的な出来事です。

私は、この間、ビジョンのたたき台が適されたときから、特別委員会でこの問題を一貫して取り上げてきました。

今回の全会一致で「基地のない沖縄を目指す」という言葉が県議会の決議に入ったことを、これまでの委員会等での論戦とともに、基地のない沖縄を目指す県民の世論の高まりが後押ししたものです。

文字通り、基地のない沖縄めざしてがんばりましょう。

本会議終了後、この決議を仲井真知事に手交してきました。

知事もこの決議の内容は200%賛同できると応じました。

ぜひ、この内容を取り入れてほしいものです。



県議会での一般質問から見える沖縄の米軍基地。 ぜひご覧ください。 下記をクリック
①沖縄の小中学校で米軍機墜落を想定した避難訓練を強いられている異常な実態。(2月25日の一般質問から、4:16)
②普天間基地の危険な実態。(2月25日の一般質問、22:08)
③海兵隊は抑止力ではない侵略の軍隊。普天間基地は即時閉鎖、撤去せよ。(12月8日の一般質問、19:20)
④思いやり予算の廃止と普天間基地の撤去を。(9月議会での質問。15:06)

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