2011年8月27日土曜日

苦手な買い物

先日のことである。家人から今日の晩御飯は自分で適当に食べていてと言われていたので、夜の9時前に会議の終了とともに近くのスーパーに惣菜か何かを買うつもりで立ち寄った。

惣菜コーナーの一角に握りずしが並べられていた。1000円ちょっとから500円前後の値札がパックに貼られている。同じスーパーの他の支店ではだいたい夜には何割引きとかと値引きされていて、時々そういったものを買ったりしていたが、まだそんな時間ではないのかなと考えながら、他の惣菜を見ていると、刺身などに店員が次々と半額やら何割引きなどの値引きのシールを貼っていた。これから握りすしコーナーに行くのかなと思いきや、案の定、握りすしコーナーで次々と値引きのシールを貼りだした。どれどれと、近寄っていくと半額とか、2割引きとかとシールが貼っている。これは安いのか、お買い得なのか、買った方がいいかどうかと躊躇していると、いきなり、数人の男性が入り口から入ってきて、迷うことなく握りすしのパックを次々と手にして行った。これはいかんと思い、チラシすしのパックに目をやるとこれもあっという間になくなってしまった。シールが貼られて2、3分以内、ある意味、瞬間的な出来事に戸惑ってしまった。

そして、結局はインスタントラーメンを買って帰った。

何割引きとのシールが貼られているのはよく見かけるが、その瞬間の出来事はあまり体験がないので、帰ってきた家人にこのことを話すと、この時間帯には、この値引き目当てで来る客が多いとのことで、別段珍しくないような出来事とのことである。

ゆっくりと品定めをしながらの買い物と瞬間的な買い物、僕にはどちらも不得手なのかもしれない。

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