2011年8月23日火曜日

侵略戦争を美化し、歴史を歪曲する教科書の採択をゆるしてはならない

八重山地区の教科書採択協議会が今日の3時に開会されるとのことである。

まさか、あの地上戦・沖縄戦で幾多の人命が失われこの沖縄で、戦争を美化する教科書を採択しよとする動きが起ころうとは。

日本軍の命令・強制で集団強制死や強制疎開によるマラリアでの死亡など、体験者の話からしても歴史の事実である。

それをなかったことにしよう、そして、あの戦争は正しい戦争だったと、ゆがめて子どもたちに教え込もうとする勢力。

その狙いは何か。

憲法を否定し、再び戦争のできる日本につくりかえることである。

八重山で今回の動きも、このような全国的な動きに呼応した大きな狙いと連動したものであることを注視しなければならない。

戦後生まれが沖縄県民の80%となった。

戦争の悲惨な実態を子や孫たち、子子孫孫に正しく伝え、再び戦争を繰り返してはならない。

八重山で今起こっていることは、単なる一地方の問題ではない。

沖縄全体、日本全体の問題である。

沖縄中から、ゆがんだ教科書の採択は許されないとの声を急いであげるとともに、沖縄戦の実相を正しく伝えるためになお一層の努力をつくすことが求めっれている。

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