琉球漆器を学校給食用食器として導入をと市議時代から取り組み、県議会でも何度も提案してきていた。
市議時代に、与儀と開南小学校に試験導入されたが、食洗機にも耐えられる琉球漆器の開発が待たれていた。
このほど、県の伝統工芸技術支援センターによって、食洗機や熱風消毒機にも耐えられる給食用食器が開発され、大名小学校で導入された。その食器を使った給食会に参加させてもらった。
周囲が漆黒で内側が紅色の食器は、木地も県産材を使用している。リュウキュウマツ、センダン、ソウシジュ、クスノキの4樹種だが、同センターでは他にもホルト、ハンノキ、イタジイなども制作している。
県内の学校やホテル、旅館などで使用されるだけでも、県林業と琉球漆器産業の育成、雇用の増大、沖縄の伝統教育と期待は膨らむばかりである。
給食会では、子どもたちの「上等なお椀でたべていつもよりおいしい」とうれしいそうだ。食べ残しも少ないという。「このお椀は、毎年いくつ作っているのですか」との質問があったが、早く、「一年で、○千個作っていますよ」と言えるようにしたいものである。
大名小学校での給食会
麦ごはん、イナムドゥチ、チンゲンサイ炒め、ウムクジ天ぷら。食器は琉球漆器
4樹種の、飯椀、汁椀、大皿、小皿
0 件のコメント:
コメントを投稿