2009年5月27日水曜日

沖縄の負担軽減どころか負担増加が明らかに

政府は沖縄の基地の負担軽減のためといって、全国への米軍の移転や訓練の移転などを進めてきましたが、実態は負担の軽減どころか沖縄でも逆に負担が増加しています。

��月20日の防衛省交渉でも、この問題を追及しましたが、赤嶺政賢衆院議員の質問趣意書への政府の答弁書でもこのことが裏付けられました。

答弁書では、嘉手納基地では、「米軍再編」によって、F15戦闘機の日米合同訓練を嘉手納基地から宮崎・新田原基地に移転実施したにもかかわらず、その訓練期間中の米軍嘉手納基地の騒音発生回数が、移転前より増えていることが明らかになっています。
 
��007年から08年度に、嘉手納から新田原への訓練移転は3回実施(計10日間)。嘉手納基地周辺での騒音発生回数が、訓練移転前の06年度の1日平均109回を7日間上回っていました。

「嘉手納基地では、基地負担が軽減されるどころか、同基地所属機以外の米軍機(外来機)の飛来と訓練などにより、負担が増大しているのが実態」(主意書)です。
  
負担軽減の根拠が崩れた「米軍再編」計画は中止・撤回すべきです。

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