2009年1月27日火曜日

小泉構造改革の騎手の反省?

九州各県議員研修交流大会に参加してきました。

分科会では、地方からの海外戦略についてというテーマの分科会に参加しました。

先日、中国の経済状況と、中国と日本、沖縄の経済の視察に行ってきた後だけに、時期を得た分科会に大変勉強になりました。

鹿児島、佐賀、長崎の各県からの中国市場への県産品の展開についての取り組みの報告がなされ参考になりました。

興味を引いたのが、鹿児島県知事の挨拶でした。

自治省かどこかの官僚出身の知事さんらしいのですが、挨拶の中で、昨今の金融危機と地方の危機について述べ、その中で、小泉構造改革の旗手といわれた中谷巌教授が「資本主義はなぜ自壊したのか」という本を書いて、これまでの構造改革を反省していることを述べているというような主旨の話をしていました。

そして、「我々の共通の課題は、貧困のない社会、社会的公正をいかにいかに作りかえるか」だと述べていました。

たぶん自民党推薦の知事さんだと思いますが、いまの新自由主義、市場万能主義の政治のほころびが各県で起こっていることを実感した一日でした。

この研修大会には、日本共産党からは、佐賀の武藤明美県議、鹿児島のまつざき真琴県議も参加していました。



分科会


左から、まつざき鹿児島県議、渡久地修沖縄県議、武藤佐賀県議


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