工事差し止めの判決がでた泡瀬干潟の埋立て工事現場を今日視察調査してきました、
日本共産党5人の県議団と沖縄市の市議団の合同調査です。
工事差し止めの判決が出たのに、現場では、ダンプが行き交い土砂を運び込み、ユンボなどが大きな音を立てて工事がどんどん進められていました。
現場の所長に、「工事差し止めの判決が出たのに、本庁からは何の指示もないのか」と質問しました。
所長は「控訴することになっているということだけの報告はきいています」との事で、工事については何の指示もないとのことでした。
私は、「あのような判決がでたのだから、県がどのような方針かはしらないが、少なくとも、控訴について県議会に提案されるので、県議会がどのような判断をするかが決まるまででも工事をいったん中止するのがスジではないか」と問いただしましたが、本庁が決めることなのでと、現場では判断できないとの事でした。
今、これは大きな問題になっています。
11月28日開会の11月議会の最大の議題になります。
どういうて展開になるかは予算を許しませんが、少なくとも沖縄県は、判決が出た以上、またこれからの方針が明確に確定するまで、工事をストップするのがスジではないでしょうか。
これが最低限の誠意ある態度だと思います。
判決が出ようが、県議会がどういう態度であろうが、何が何でも一度始まった工事は続行するという、これまでの公共工事のやり方はもはや通用しません。
まず、工事をストップして、県議会をはじめ県民の意見を聞くべきでしょう。
今日の視察で感じたことですが、このようなきれいな海を埋立てては将来に禍根を残します。
沖縄の海はあまりにも埋立てで自然が破壊されてきました。
これ以上、埋立てはしないほうがいいと思います。
日本共産党県議団と私・渡久地修は、県が控訴することに反対してがんばる事を表明しておきます。
0 件のコメント:
コメントを投稿