2010年4月29日木曜日

県民の願いを踏みにじる民主党政権/自民党政権と何も変わらない

25日の県民大会に9万人が参加した。

26日と27日には大会の代表団が政府要請行動を行った。

官房長官、外務大臣、防衛大臣、沖縄担当大臣など、県民大会について「重く受け止める」と発言した。

重く受け止めた結果が、「辺野古への杭うち工法」による新基地の建設である。

民主党政権は、沖縄戦の悲劇、27カ年間の米軍占領下の苦難、そして復帰後の今日までの基地あるが故の苦難について、何も理解していないのではないか。

重く受け止めて、軽くいなすのか、あるいは、県民の願いより、米軍の「抑止力」「安保」の方がもっと重い、重要というのであろうか。

私は、外務大臣要請のときにも言ったが、県民は絶対にあらたな基地の建設は許さない。命にかけてそれをくい止める。阻止をする。と・・・

鳩山内閣は、なぜアメリカいいなりになるのか。

なぜ、「沖縄にあらたな基地を造るところはない。普天間基地の移設は無理だ。閉鎖してほしい」と言えないのか。

いや、言おうとしないのか。

4日に県知事に会いに来るとのことだが、県民を説得するより、アメリカを説得すべきである。

沖縄県民は、「安保条約があるから」、「抑止力のために基地は必要」という、政府のごまかしの論理にはもはやだまされない。

普天基地は即時閉鎖・撤去せよ。

県民の島ぐるみのたたかいはさらに広がるであろう。



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