今週号の沖縄民報のコラムの依頼がありました。
北海道での基地問題の報告会のことを書いてくれとのことで、600字という短い文章ですが書きましたので以下紹介します。
北の大地でも沖縄に熱い連帯
その日、雪が残り気温4度というまだ寒い北海道の3カ所の会場は、沖縄戦の悲劇に涙を流し、27カ年間の米軍占領に心を痛め、現在の基地押しつけに心から怒り、沖縄にも日本のどこにも米軍基地はいらないと連帯してたたかおうとの熱い思いに満ちあふれ感動に包まれた。
革新懇や9条の会主催の、「沖縄の心と連帯するつどい」に、京都の僧侶・鈴木君代さんが歌い、私は報告者として招かれた。
札幌市で320人、旭川市で110人、東川町で130人が参加した。
沖縄の実態、「抑止力のため」、「日米安保があるから」という基地押しつけの論理がいかにごまかしであるか、これまでの県議会での論戦を中心に組み立てて、写真や映像も交えながらパワーポイントで1時間の報告をおこなった。
参加者は熱いまなざしでじっと見つめ聞きいってくれた。
後日、主催者から、「想像以上にすごいところに住まわされている」「安保条約のことをあんなにわかりやすい講演は始めて」「基地は必要という声に対して、反対を言うだけでなく、きちんと反論できる話が盛り込まれた大切なエッセンスを学べた」「基地がなくなったときに経済効果が向上することがわかった」などたくさんの感想文が届いた。
北の大地で沖縄に心を寄せて地道にがんばっている姿に接し、逆にたくさんの勇気と感動をもらってきた。
そして、「もっとたくさんの人を連れていけばよかったと後悔している」との感想に身の引き締まる思いである。
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