2009年6月2日火曜日

米軍占領時代の遺物―大中町の冠水対策で市と交渉

首里大中町の道路の舗装が昨日で終了しました。

報告がてらに地元を訪ねたところ、この地域は雨のときには、首里劇場方面などからの水がすべてここに集まるような地形になっており、道路も冠水し大変で、さらに、大中町倶楽部も浸水するとの訴えがありました。

現場を確認し、すぐに市と連絡をとり、さらに上下水道局を訪ねて、地域排水計画の有無などを確認し、4時から現場で交渉を行いました。

市からは、上下水道局と道路管理室から職員が参加。

地元のみなさんと、大雨時の状況を話し、大中町倶楽部は一番低い場所に位置しているため常に浸水している状況を訴えました。

この地域は、戦後米軍がコーラルを採取した場所で、小高い丘陵だったところが、このような低地帯になったとのことです。

また、そのための道路も戦後つぶれ地としていまだに補償問題などが解決していない個所もあります。

このような事情もあって、排水路の未整備となっています。

上下水道局もこの事情に理解を示し、一日も早く排水路が整備できるように努力すると約束しました。

また、道路管理室は、その間の応急措置として、大中町倶楽部への通じる里道の東と南側の入り口側にはグレーチングを設置し、雨水の流入をカットすることにしたいと約束しました。

米軍占領の後遺症でもあり、一刻も早く解決するためにがんばります。




1 件のコメント:

  1. 県庁所在地である那覇の都会にも冠水するところがあるんですね。
    戦争の後遺症が今も残り生活を脅かしているなんて、戦争なんてなければいいのに。
    積極的に地域の街づくりをしているとぐちさん、これからも頑張って下さい。

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