2011年10月19日水曜日

決算委員会/県企業局への質疑

県企業局に対して今日トップバッターとしての質疑でした。

県企業局庁は、県民に安全、安心な水を低廉で安定的に供給する責務があると述べました。

今後の県民への水の提供については、この間のダムの建設、水源開発などによって、この17年間断水がなくなったこと、今後の需要と供給の関係でも、安定供給できるようになっていると答弁。そして、安定供給が出来るようになったために新たなダムはもう必要なく、奥間ダムも建設を中止した答弁しました。

私は、県民の住宅の屋上に設置されている水タンクについて質問しました。
答弁では、水タンクの戸数は22万2千戸、率にして72%、貯蔵水量は、空いて68万立方メートル程度。この水量は金ダムに匹敵することが明らかになりました。
また、一基当たりの建設費は、28万円で、全体では1064億円で、金ダムが約150億円で、その7ダム分に相当する額であることも明らかになりました。

私は、県民の水タンクの設置は、費用もかかり、衛生管理、維持費などもかかり、水圧も低くなるなどのデモリットもあることから、最近は設置しない県民もいることを指摘し、県民生活に大きく関わる問題だけに、県企業局として今後、住宅建設の際に、設置するかしないかを県民が十分に判断できる材料を提供する必要があると質問。

県企業局としては、その水タンクを推奨はしていないし、県民の自己防衛的な判断であること、水の安定供給には、水タンクの水量は計算していないとして、県民が十分に判断できるようにホームページ等を含めて情報を提供していくと答弁しました。

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