2011年6月22日水曜日

従属者の異常な姿

昨日の日米外務・防衛担当閣僚の協議、いわゆる2プラス2というものが開かれ、米普天間飛行場の代替施設として、名護市辺野古の海を埋め立てV字型滑走路を造ることを決定したという。

選挙の時には、普天間基地は最低でも県外と公約しながら、さっさとそれを投げ捨て、今回は、自公政権時代のV字型に臆面もなく回帰した。

両政府の閣僚は、「同盟の深化」と言っているよだが、これは日本の「従属の深化」にほかならない。

日本である沖縄県民の総意を平気で踏みにじり、アメリカの言うことはなんでも聞く。

なぜ、アメリカには何も言えないのだろうか。

まさに、従属者の姿そのものである。

沖縄県民は決して従属者に屈服はしない。

決して自分対は占領者だと思い込んでいる米軍にも屈服しない。

普天間基地の県内移設に反対し、無条件撤去へのたたかいはさらに強まっていくだろう。

従属の根源になっている日米安保条約をなくして、対等平等の日米関係の構築をめざすたたかいに発展するだろう。

そのためにも、来年の県議選挙をはじめ、国政選挙でも、従属的な政治を進めてきた自民党、それを引き継いでいる民主党にノーの審判をくだし、安保条約廃棄でがんばっている日本共産党を伸ばすことが重要だと思っている。

このことが、基地のない沖縄への決定的な力になるだろう。





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